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おんがく交差点 vol.418 大西宇宙さん

2024.04.20(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送


おんがく交差点第418回ゲストはバリトン大西宇宙(たかおき)さん。

素敵なお名前ですね。
歌の方ではめずらしい、ニューヨークのジュリアード音楽院のご出身です。

幼い頃、音楽の始まりはピアノ。実はお友達を作るためで、ピアノは全く弾けなかったそうです。
物語と現実の区別がつかなかった……?音楽一家ではないのにオペラ歌手になった……理由がここにありそう…。
中学で吹奏楽部に入ったが、高校では二軍……楽器がうまくなりたくて歌をはじめた!
ジュリアードで、猛勉強……おかげで身振りが過剰に。なぜアメリカでオペラ修行?
みなさん、ここが最も聞きたいことですよね。

プロになったけれど、目立ち過ぎない方がいい、楽器が上手だった高校のお友達が驚いてくれる程度…がちょうどいいそうです。
楽しいお話、聞いてくださいね。

大西さんのソロ、ロッシーニ作品を受けて、小径は今年没後100年のプッチーニのオペラを。歌劇〈ジャンニ・スキッキ〉より「私の愛しいお父さま」山田武彦さんの美しいピアノとお聴きくださいね。

コラボはテレマンが作曲しためずらしいカンタータです。
テレマン作曲、佐藤康太訳詞 カンタータ「希望こそ我が人生」

すばらしい内容を宇宙さんの豊かな歌声とヴァイオリンでご一緒できてうれしかったです。

みなさま 楽しみになさってくださいね。

おんがく交差点 vol.417 国府弘子さん

2024.04.13(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第417回ゲストはジャズピアニスト国府弘子さん。

 作曲やオーケストラとの共演でも活躍され、国府さんと私は、川崎市民文化大使としてご一緒しています。
 ジャズの原点はなんと小学校の時の校歌のイントロ!
 校歌の伴奏を弾く時に、自分なりのイントロを入れちゃったんですって。さすがですね。
 でも進学された国立音楽大学ではクラシックばかり…。当時楽しかったのはお弁当だけだった?とか。
 その後本場NYでジャズ修行。でもグルーヴとスィング感に圧倒されてしまい、片想い状態?なかなか聞けないお話です。

 原点に帰る時はジャズでもクラシックでもなく、自分が作った曲!どうしてでしょうね。
 国府さんの作曲の極意もお話くださいますよ。曲作りは、まずおいしいフレーズから始まって…その後で苦しむ?大変ですね。

 国府さんのソロ、リチャード・ロジャース作曲「すべての山に登れ」を受けて、小径も同じリチャード・ロジャース作曲 「回転木馬のワルツ」を山田武彦さんの素敵なピアノと聴いてください。
 そしてコラボは国府さん作編曲のオリジナル曲「スターランド」…「大地の平和を祈るダンスのような」美しい作品を、みなさまお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.416 根本要さん

2024.04.06(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第416回ゲストはロックバンド「スターダスト☆レビュー」のボーカル&ギター・根本要(ねもと・かなめ)さん。

現在ツアーの真っ最中。公演の街に合わせて選曲が毎回違う!すごいこと!ですから、その日だけのライブになる…ということです。
根本さんのライブにかける熱い想いがすごいです。
いつどんな時でも120%のライブが信条!すばらしいですね。

埼玉の熊谷に育ててもらった!と。熊谷なくしてはプロになれなかった…とまでおっしゃるワケとは?貴重なお話ですよ。

中学時代にバンドを結成して、知らないうちに「かまやつひろしさん」のラジオ番組で、演奏が流れたそうです。
その頃はガキ大将、怒りっぽかったのが一念発起して、ナント禅寺で修行をなさった!すごいことですね。そこで学んだことをお話してくださいます。ぜひお聞きくださいね。

根本さんが作詞作曲した不朽の名曲「今夜だけきっと」を歌われ、感動の私は小径に、バンドにちなんだクラシック曲、ドビュッシー作曲「星の夜」を山田武彦さんの美しいピアノと。
そしてコラボは「スターダスト☆レビュー」の代表曲、「木蘭の涙」を萩森英明さんのヴァイオリンアレンジでお聴きください。素敵なピアノは添田啓ニさん。
根本さんの歌声を横で聴いて、感動しながら演奏しました。
みなさま、ぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.415 コラボレーション名曲集第51弾

2024.03.30(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第415回はコラボレーション名曲集第51弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

サクバット: 宮下宣子さん
「2声のためのソナタ4番」ダリオ・カステッロ

古楽のリコーダー: 濱田芳通さん
「ベルガマスカ」マルコ・ウッチェリーニ

オルガネット: 西山まりえさん
「喜びの始まり」
作者不詳 14世紀イタリア ロンドン写本より
(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.414 菊本和昭さん

2024.03.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第414回ゲストはトランペット奏者菊本和昭さん。

 菊本さんはNHK交響楽団で首席トランペット奏者を務めていらっしゃいます。

 吹奏楽に興味を持ったのはお姉さんの影響、姉を追い越そうと、高校で吹奏楽部に入部。
 演奏の調子が悪いと『暴れん坊将軍』になる?小朝師匠のムチャ振りで……ナント!暴れちゃう?

 高校時代には、音楽の先生になるために、音大を目指した!!のに、プロになったワケは?

 京都市交響楽団に入団、のちに〈京都に菊本あり。〉と言われたのに、N響の首席を受験した理由とは?……2番奏者より、やはり首席で目立ちたい!

 N響入団からすでに10年が経った!でも、いまだに〈CDの指揮者〉が怖い?
 意外ですね。貴重なお話、伺いましょう。
 N響首席でも、〈手の届かないテクニック〉があるそうです。さて?それは「ワウワウミュート」なぜでしょうね。必見!

 菊本さんの超絶技巧のソロのあと、小径はグッドタイミング!
 服部良一作曲  朝ドラでもおなじみ「ラッパと娘」かっこいいピアノは山田武彦さん。

 コラボは神田晋一郎作曲  「4つの舞」
 テンポ感ある素敵な作品で、すばらしいトランペットとのコラボをお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.413 福田進一さん

2024.03.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第413回ゲストはクラシックギターの福田進一さん。

クラシックギターの第一人者で、長年日本のギター界を牽引してこられました。
パリ国際ギターコンクールで優勝された福田さん。国際コンクールの課題曲は膨大で、まるでリサイタルの厳しさだったそうですよ。
でも優勝してしまったら、25歳で燃え尽き症候群に……?それでも、パリのストリートでまた燃えた!?

リサイタルはまるでレストラン。プログラムはフルコースのお料理に見立てて。福田さん流のプログラムはどのように?
興味深いお話をしてくださいますよ。
そして世界に154本しかない使用楽器についても詳しく教えてくださいます。…あら、そんなことまで、公開しちゃっていいの?
みなさま、お聞き逃しなく!

いい音楽に必要なのは本と絵と……あれ?
何でしょうね。
映画『マチネの終わりに』のギター監修では、福山雅治さんと対決?……と思いきや敵は、なんと自分だった?と。

福田さんのソロ、エリック・サティの作品を受けて、小径はサン=サーンス作曲「ヴァイオリン協奏曲 第3番 第2楽章」
映画音楽を最初に作曲し、映画のクオリティを高め、より多くの観客動員にも貢献したのがサン=サーンス。彼に続いて、映画音楽を手がけたのがサティ。
オーケストラのような素敵な響きのピアノは山田武彦さん。
そしてコラボは不世出のタンゴ歌手、現在もタンゴ界の偶像にとどまらず、アルゼンチンの国民的英雄、カルロス・ガルデル作曲 「ウナ カベーサ(首の差で)」

みなさま ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.412 海老彰子さん

2024.03.09(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第412回ゲストはピアニスト海老彰子さん。

1年の大半をフランスを中心に、ヨーロッパで活動されて、日本と往ったり来たりしていらっしゃいます。ショパン国際ピアノコンクールの審査員も務める方です。

ラヴェルは管弦楽で、ドビュッシーはワルツ?
何のこと?と思われるでしょうが、同じフランスの作曲家でも、個性が全く違うので、向き合い方も変わってくる!
ぜひお聞きください。
 またサティの音楽はエスプリを理解しないとおもしろくない、ではエスプリを理解するには?
 これも長年パリで暮らしていらっしゃる海老さんならでは…のお話ですね。

 さて、みなさまも知りたい?ショパンコンクール。審査員は3週間ショパン漬け!最初は耳が心配になられた…とか。
 審査の秘訣!ショパンの手紙にあるようですよ。これは必聴。
でも…ショパンではない演奏でも○、その理由とは?

 世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチと何度も共演されているので、興味深いお話をされます。本番直前の舞台裏の様子!貴重なお話、伺えますよ。

 海老さんのソロは、日本もフランスも共通するドビュッシーの「雨」の作品、「雨の庭」
 コラボ1曲めは、今海老さんがお気に入りの、レスピーギ作曲「ヴァイオリン・ソナタ第1楽章より」
 コラボ2曲めはフランスの美しいオペラ、サン=サーンス作曲「サムソンとデリラ」より「あなたの声に私の心は開く」

 高校時代から「すばらしいなあ…」と憧れていた海老さんとの初共演となりました。
 みなさまぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.411 小栗まち絵さん

2024.03.02(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第411回ゲストはヴァイオリニスト、小栗まち絵さん。
名ヴァイオリニストであり、また名指導者として名高い小栗さん。

 ヴァイオリンを始めたきっかけは銀行員でいらしたお父様?
小学1年生の時に小澤征爾さんの指揮で演奏されたそうです。すごいですね。

 中学1年生になるとオーケストラのコンサートミストレスに抜擢され、齋藤秀雄先生の指揮でも演奏。幼くして頭角を現していらしたんですね。

 でもオーケストラでは、指揮の通りに弾いているのに、なぜか自分だけ怒られて……おかしいなあ?その後、後ろが見えていなかった!ことに気づかれたそうです。
 そうなんです、、オーケストラは大所帯。コンマスは自分だけが、完璧に弾けたとしても、それだけでは務まらないんですね…。

 カルテットも大好きで活動されますが、知らないうちにメンバーに決められていたことがきっかけ?

 指導者として大切にされているのは「敬意!」だいじなことをおっしゃって下さいました!
 また小澤征爾さんの思い出、間近で見たマエストロ小澤征爾さんの凄さも語って下さいます。必聴!

 小栗さんのソロ、貴志康一作曲の美しい「竹取物語」を受けて、竹取とくれば月の光。
 小径はドビュッシー作曲 「月の光」(ヴァイオリン版)美しいピアノは榎本 潤さん。
 コラボはバッハの名曲。最も有名なオルガン曲「トッカータとフーガ」(ヴァイオリン二重奏版)よりお届けします。

 ぜひお聴き下さいね。

おんがく交差点 vol.410 コラボレーション名曲集第50弾

2024.02.24(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第410回はコラボレーション名曲集第50弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

チェロ界のホープ: 岡本侑也さん
「3つの二重奏曲第1番 WoO.27-1 第3楽章」
作曲: ベートーヴェン
編曲: ヘルマン

歌うチェロ: 長谷川陽子さん
ピアノ三重奏曲 アレグロ JS 27
作曲: シベリウス

ロシアのチェロ: ドミトリー・フェイギンさん
戦争と平和 作品91より「ワルツ」
作曲:プロコフィエフ
(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.409 Yoyaさん

2024.02.17(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第409回ゲストはギリシャ伝統楽器ブズーキ奏者のYoya(ヨーヤ)さん。

 ブズーキはギリシャの国民に愛されている伝統的な弦楽器です。
 現代ギリシャ音楽の中心的な存在の撥弦楽器!

 胴体は木材を組み合わせた丸い形で、胴体の表には美しい螺鈿細工が施されています。
 弦はスチールで、同じ音が2本ずつある複弦になっています。ギターのように、2本ある弦を同時に弾くので、独特な音色です。

 Yoyaさんはブズーキに約20年前に出会い、その当時はギター演奏の経験もほとんどなかったとか。
 ところが、とある民族楽器店でブズーキを見て、なんと!音色を聴く前に一目惚れしちゃった!
 こんなことってあるんですね!
 この番組で初めてお会いする方の、すごいエピソードを伺えて、いつもびっくりしたり、世界が広がります。

 Yoyaさんのソロ、ギリシャ音楽レベティコを受けて、小径はギリシャ神話の〈オルフェウスとエウリディーチェ〉がテーマの作品です。
 グルック作曲「精霊の踊り」をクライスラー編曲版で。美しいピアノは佐藤卓史さんです。

 コラボは必聴!ギリシャが舞台の映画『日曜はダメよ』の、ブズーキを使ったテーマ曲。
 マノス・ハジダキス作曲、萩森英明編曲「ネバー・オン・サンデー(タペディアトウピレア)」共演は、maoさん。

 貴重な機会です。ぜひお聴きくださいね!