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おんがく交差点 vol.496 小川紀美代さん

2025.10.18(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第496回ゲストはバンドネオン奏者小川紀美代さん。

バンドネオンは演奏がむずかしくて、「悪魔の楽器」と呼ばれています。

鍵盤の配列規則がなくて、ボタン式でドレミを弾くと「獣道」みたい?だそうです。
また、押し引きで出る音にもルールがない!
本当にに大変な楽器ですね。説明をぜひお聞きくださいね。

2003年には本場アルゼンチン最大音楽祭コスキン・フェスティバルに出演され、海外でも活躍されています。

小川さんは元々ジャズピアニストでしたが、「30分で演奏した自分」に絶望してやめた?とか。
どういうことでしょうね。これは番組で、お話をぜひ聞いてください。貴重な内容を伺えますよ。

ジャズピアノを捨ててバンドネオンに懸けて放浪!
「悪魔」に魅せられた小川さんは、収入も貯金だけで……言葉もわからずアルゼンチンでの、単身すさまじい無茶修業。

バンドネオンへのすごい情熱!の、なせる技。感動です。

今回は小川さんのオリジナル曲と、アルゼンチンのバンドネオン奏者が作曲したタンゴの名曲2曲コラボです。

①小川紀美代さん作曲「Mi Secreto」
②ペドロ・ラウレンス作曲 萩森英明編曲「わが愛のミロンガ」

ハンパない情熱、信念、実行力の小川さんのお話、演奏をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.495 江口文子さん

2025.10.11(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第495回ゲストはピアノの名指導者 江口文子さん。

上原ひろみさん、上原彩子さん、横山幸雄さんなど世界的に活躍するピアニストをたくさん育てていらっしゃいます。

ヤマハマスタークラス主席講師をなさって、現在は昭和音楽大学の副学長を務めていらっしゃいます。

実は、こどもの頃から凡人ではなかったようで、『空を飛べる少女』だったり、ピアノのレッスンはお菓子の時間?だったり、みなさまぜひお聞きくださいね。

また貴重なお話がどんどん飛び出します。
こどもに教える中で見つけた名言!
先生はこどもの環境?
教え子の変化に…アレ?
また音楽コンクールで審査員を数多くなさっていますが、「出場者の姿」を見れば、ほぼ音がわかるそうです!
たしかにそうなんですよ…。目からウロコ。大切なお話です。

ご自身が影響を受けたのは、偉大なチェリスト、ロストロポーヴィチ。教わった言葉も披露してくださいます。
たくさんの、大切なお話をお聞きくださると
江口さんがあれだけたくさんの、すばらしいピアニストを育てた理由がわかりますよ。

今回はコラボをシューマン作品とバッハ作品のメドレーで。
ピアノ曲のメロディーラインをヴァイオリンが一緒に演奏すると、作品の流麗さや構成が、より明確になります。
こうやって指導されるんですね。

みなさまも、画面を通してレッスンを体験できます!
① シューマン作曲 「はじめての悲しみ」「見知らぬ国々」

②バッハ作曲「パルティータ第1番プレリュード」「メヌエット」

ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.494 葉衛陽さん

2025.10.04(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第494回ゲストは中国琵琶奏者、葉衛陽(よう・えいよう)さん。

中国の楽器の中で、最もむずかしいといわれるのが中国琵琶です。
日本の琵琶はバチを使って演奏します。中国琵琶は付け爪を付けた4本の指で演奏します。

弦は4本で、ギターのようにフレットがありますが、右手が「逆の動き」だから、超絶技巧が必要になります。貴重なご説明ですから、お見逃しなく!

音楽一家で育った葉さんは、4歳から基本練習ばかりだったとか…。でもそのおかげでご両親と想い出の共演も。お話、ぜひお聞きくださいね。

高校卒業後に劇団に入るつもりが、大学進学を勧められ、大学卒業後はテレビ局に就職されたそうです。

お嬢様のさくらさんも中国琵琶奏者。幼い頃から親子で練習して共演されています。でも子離れの時期?

葉さんは船が競い合う中国古曲「龍船」を。
「長崎くんち」…昨年は龍船も登場した…(今年は10/7~9)を前に、さだまさしさんの「長崎小夜曲」を小径で。佐藤卓史さんの素敵なピアノとお聴きください。

コラボは、中国の悲しい恋物語を題材にしたヴァイオリン協奏曲。
何占豪(か せんごう)作曲、陳剛(ちん ごう)編曲 「梁 祝(りょうしゅく)」

葉さんの美しい音色、すばらしい技巧と、お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.493 ミロゴ・ベノワさん

2025.09.27(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第493回ゲストは西アフリカの木琴 バラフォン奏者 ミロゴ・ベノワさん。

ミロゴ・ベノワさんは、西アフリカ・ブルキナファソの伝統音楽家。

今回は、西アフリカの木琴「バラフォン」を紹介してくださいます。
楽器の裏側にあるひょうたんが特徴です!
木の樹脂で作ったバチで、木製の板を叩くと、裏側のひょうたんが響いて独特の音が鳴ります。画面からも響きがよくわかりますから、必見、必聴!

ブルキナファソでは、結婚式はもちろん、お葬式でも演奏されますし、寂しい時のための曲もある?
まさに生活の中に音楽があるんですね。

基本的に伝統楽器は自分で作るそうです。今回の楽器も自作!
シカの革も使い……なんと!中身はおいしくいただく!?

派手な衣装は一人前になった証!日本にいらしたのは音楽のため。きっかけは運命の出会い!日本貴重なお話、聞いてくださいね。

ベノワさんのソロは、ブルキナファソ伝統曲。
小径は「アフリカのマーラー」とも言われるサミュエル・コールリッジ=テイラー作曲
「バラード 作品73」
松本和将さんの美しいピアノと聴いてくださいね。

コラボはブルキナファソ伝統曲「諦めずにがんばりましょう」という意味の作品です。
シンティコノフェ「鳥にはチチがない」森川 拓哉編曲
ブルキナファソに行ってみたいなあと思いました。

みなさまぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.492 本田雅人さん

2025.09.20(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第492回ゲストはハイパーサックスプレイヤー 本田雅人(ほんだ・まさと)さん。

「T-SQUARE」の2代目フロントマンを務められ、ジャズ・フュージョン界のスタープレーヤーです。

物心ついた頃から耳コピでピアノ演奏、小学校3年生からサックス!楽譜ナシでの演奏が得意だったそうですばらしいですね。

リコーダー、フルート、クラリネットはあまり楽しくなかった?とか、本音で話して下さっていますよ。

プロを意識した頃はギターを弾いて歌っていらしたそうです。

サックスでプロになられたきっかけはクラシック。クラシックの間違った吹き方がジャズ?えーっ?どういう意味?ということもお話くださいます。

本田はんは録音と再生をおひとりで多重演奏をしてくださいます。必聴です!

小径はジャズと言えば…ということで、コールマン・ホーキンスの「Body&Soul」、松本和将さんの素敵なピアノと聴いてください。

コラボは吹奏楽でも定番の「T-SQUARE」の代表曲。

和泉宏隆作曲「オーメンズ・オブ・ラブ」、私も演奏したかったこの作品を、ピアノ中川就登さんで、ジャズに挑戦させていただきました。

おんがく交差点 vol.491 阪田知樹さん

2025.09.13(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第491回ゲストはピアニスト 阪田知樹(さかた・ともき)さん。
若手実力派!作曲や指揮でも活躍されている、有望なピアニストです。

フランツ・リスト国際ピアノコンクールで第1位を受賞、さらに6つの特別賞も同時に受賞されました。すごいですね。

5歳でピアノを始めた時は、水泳や英語と同じように「習い事」だったとか。それがバッハの曲でハマったそうです。
コンクールで結果が出なくても、先生のお言葉に救われた!これは大切なお話です。すばらしい先生に師事していらして、よかった!今阪田さんがいらっしゃるのは、この先生のご対応があってこそです。

「音楽愛好家だからこそ、演奏したい!ミスタッチは問題ではない!巨匠の演奏から得た流儀とは?」
音楽の本質を突く、大切なお話をしてくださいますよ。みなさま、お聴きくださいね。

今年1月にはオーケストラ曲を作曲し、指揮も務めたそうです。作曲と指揮は、一流を目指す過程だそうです。大変良いお話を伺えますよ。

コラボは特別に2曲。
ラフマニノフ作曲、今年生誕150年のクライスラー編曲「パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 より第18変奏」

ブラームス作曲「ヴァイオリン・ソナタ 第3番 第2楽章」

名曲を、ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.490 コラボレーション名曲集第65弾

2025.09.06(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第490回はコラボレーション名曲集第65弾!
今回は『弦楽器』と『歌うヴァイオリン』の特別なコラボレーションをお楽しみください。

バンドゥーラ: オクサーナ・ステパニュックさん
「うぐいす」
作曲: クロピヴニツキー

三味線: 本條秀太郎さん
「砂の海」
作曲: 本條秀太郎

リュート: 櫻田亨さん
「グリーンスリーブス変奏曲」
イングランド民謡

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.489 南佳孝さん

2025.08.30(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第489回ゲストはシンガーソングライター 南 佳孝(みなみ・よしたか)さん。
南さんはシティポップのパイオニアとも言われる存在です。

少年時代はビートルズに夢中だったそうですが、ビル・エヴァンスのジャズピアノも大好きだったそうです。

大ヒット曲「モンロー・ウォーク」を郷ひろみさんが歌うと、セクシーになってしまって作詞家が激怒した? という、おもしろい話が飛び出します。

最新アルバム「愛した数だけ」には、薬師丸ひろ子さんと内田有紀さんとの新曲が詰まっている…? なかなか聞けない裏話もお楽しみに。

ご自身の曲について「シティポップとは思わない!」とも仰っていて、意外ですね。デビューから52年、新曲にも変わらないスタンスで臨んでいらっしゃる――まさに確固たるポリシーの賜物です。

また南さんらしい貴重なお話として、「ヒットメーカーはヒット曲を聴かない!」「バンドではなく、1人でも完結したい!」という覚悟についても語ってくださいました。どうしてそう思えるのでしょうね。

南さんの「モンロー・ウォーク」を受けて、小径はマリリン・モンローの映画『百万長者と結婚する方法』より「ダイヤモンドは女のいちばんの友」を、山田武彦さんの素敵なピアノとともにお聴きくださいね。

コラボは、南さんが作曲しご自身で歌われた大ヒット映画の主題歌: 松本隆作詞、南佳孝作曲、萩森英明編曲「スローなブギにしてくれ(I want you)」。松本圭司さんのかっこいいピアノでお届けします。私もぜひご一緒させていただきたい曲です。みなさま、どうぞお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.488 大嵜慶子さん

2025.08.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第488回ゲストは作曲家・ピアニスト 大嵜慶子さん。
テレビ番組のテーマ曲を数多く手がけていらっしゃいます。

また、ゲーム「Final Fantasy 14」のピアノアレンジを担当し、世界各地で演奏していらっしゃいます。

小学生ですでにジャズを作曲し、中学2年生でYAMAHAエレクトーンコンクール全国1位!すばらしいですね!

クラシックとは無縁だったそうですが、高校生でドビュッシーの「海」を聴き、その運命が変わったとのこと。ぜひ、この大切なお話をお聞き逃しなく。

東京藝大作曲科に入学し、在学中から女性グループ『Vanilla Mood』で活動され、毎日テレビで演奏されていました。ご覧になっていた方も多いのではないでしょうか。

アレンジで参加予定だったのに、急遽ピアノ演奏も担当することに!なんでもできるからですね。
テーマ曲作りには作戦あり!でも完成はギリギリ…?創作活動の裏側をお話くださいますよ。

大嵜さんのコーナーは、ピアノと鍵盤ハーモニカの二刀流によるジブリ音楽メドレーです。

小径は久石譲さんの作品、映画「菊次郎の夏」より「Summer」を、山田武彦さんの美しいピアノとともにお聴きくださいね。

コラボは「大嵜慶子テレビ番組音楽メドレー」。
きっと、みなさまが一度は耳にしたことのあるメロディーをお楽しみに!

おんがく交差点 vol.487 松本雅隆さん

2025.08.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第487回ゲストは古楽器クルムホルン奏者 松本雅隆(まつもと・がりゅう)さん。

松本さんは中世・ルネサンス時代の古楽器を専門とされ、「カテリーナ古楽合奏団」や空想楽器も使う「ロバの音楽座」を主宰していらっしゃいます。

今回、番組ではドイツ語で「曲がった笛」を意味するルネサンスの古楽器、クルムホルンを紹介してくださいます。

クルムホルンはリコーダーと同じ指孔がある笛ですが、リードにキャップをつけて息を吹き込んで鳴らすそうです。
めずらしい楽器、説明をお聞き逃しなく。

楽器の素材はツゲなど硬い木ですが、蒸気の力で曲げていて、実はバグパイプに近い?
初めて聞くお話ばかりで興味深いですよ。

「ロバの音楽座」は結成44年!
こどもたちが認めた合奏団とか?どういうこと?
新聞紙でも合奏する?
びっくりする続々のお話!

ゲストのコーナー、松本さんは「カテリーナ古楽合奏団」でルネサンス舞曲メドレー。
小径は「ロバの音楽座」に因んで、「パン売りのロバさん」……[昭和時代初期からロバが馬車を引いて、パンを売りにまわっていた。]山田武彦さんの楽しいピアノと聴いてください。

コラボ、私は「カテリーナ古楽合奏団」と一緒に、3曲メドレーです!たくさんご一緒できて楽しかったです。

素朴でのどかな時代の音楽に浸ってみてくださいね。