2024.07.20(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送
おんがく交差点第431回ゲストはソプラノ小川里美(おがわ・さとみ)さん。なんと、元ミス・ユニバース日本代表です!
今回も東京音楽大学TCMホールからの放送です。
小川さんは東京音楽大学在学中にミス・ユニバース日本代表に選ばれました。これはフランス人の「目ヂカラ」が始まり…?とか。なかなか普段は聞けないようなめずらしいお話ですから、よく聞いてくださいね。
思い出作りのつもりで、ミス・ユニバース日本大会に参加したら、思いもよらぬ「日本一」に!まさか日本代表になると思っていなくて、苦難の日々……「ミス・ユニバース」というお仕事はなかなか大変なんですね。まさに日本を代表するのですから、教養も気配りも大切。しかもあちこちに親善で行かれますから、体力も必要。
小川さんは立派に務められました。この、日本一…がオペラにもつながった?そしてその後ヨーロッパに留学されましたが、本場で学んだのは歌のむずかしさ、オペラの役作りは人生の勉強?
こういう華やかな立場になられたのに、舞い上がらずに、とても地道なお考えなんだなあ…と感じました。
カンボジアでも長年コンサートを開かれ、オペラも根づいたそうですよ。成功の証は、なんと観客の怒り?どういうお話でしょうね…。
ゲストのソロは、今年没後100年のプッチーニのオペラ『蝶々夫人』から「ある晴れた日に」
小径は、番組の会場、東京音楽大学の創設者、鈴木米次郎作曲の作品メドレー。「泰平曲」「壮士節」「松平好房」松本和将さんの美しいピアノとお聴きくださいね。また歌詞もテロップでお読みいただけますよ。
そしてコラボはカールマン作曲のオペレッタ『チャールダーシュの女王』より「山は我が故郷」訳詞は小川里美さんです。ご提案いただいて、私も「わあ~うれしい!」と思いました。学生時代から、ソプラノの方々と何回もご一緒させていただいた想い出の曲です。ヴァイオリンも活躍しますよ。
ではみなさま、お話に演奏をお楽しみくださいね。