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Topics 2010年まとめ

 

2010年 12月 22日
クワトロ・ピアチェーリ “芸術祭大賞”受賞決定!
私達の弦楽四重奏が今年度の「芸術祭大賞」に選ばれたと文化庁から知らせがあり、うれしくて興奮しています。その受賞理由が私達のことをよく理解して下さっていて、また私の教育理念と合致しているので本当にうれしいです。
 
文化庁のHPに受賞理由が発表されました。
大谷康子、齋藤真知亜、百武由紀、苅田雅治の実力派4人によるシリーズ第9回。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲と現代作品を対置する優れた企画性、地道な活動の継続性の重み、ギア・カンチェリおよび池辺晋一郎作品を取り上げた今回の選曲、さらに技術偏重と一線を画する演奏の質の高さなどさまざまな点で、本年度参加公演の中でも傑出した評価を集めた。
文化庁の報道発表資料
2010年 11月 12日
11月13日 日本経済新聞の朝刊最後のページをご覧ください。
「私の交遊抄」が掲載されます。音楽人生について書きました。
 
 
2010年 11月 3日
11月8日夜テレビ神奈川出演!

テレビ神奈川「佐藤しのぶのふれあいハーモニー」夜9時の番組。ゲスト出演しています。音楽についてはもちろん、特に好物のお菓子について、しのぶさんやピアノの本田聖嗣さんと番組内でいただきながら楽しくお話しています。ぜひご覧下さい!大谷康子

 

 
 
2010年 9月 26日
NHK「日曜名作座」の録音をしてきました。
今回は黒井千次原作「高く手を振る日」です。内容は<歳を重ねてからの恋>歳といってもずいぶん重ねてからです。作曲は菅野由弘さん。テーマ曲のヴァイオリンパートを一音出しただけで、この内容の雰囲気がすぐ理解できました。人生をいろいろ経験してきた人の複雑な心の内が見えるような響きでした。菅野さんに思わず「こういうフレーズはすぐ浮かぶの?」と質問してしまいましたが、音でその人の心理状態を的確に描写できてすごいなあ!といつも思います。
 
 
2010年 9月 1日
サントリーサタデーウェイングバー 」に出演
FM東京9月4日午後5時放送の「サントリーサタデーウェイングバー 」に出演しました!元麻布のバー アバンティに行きました!クラシックに馴染みのない方に、少しでもクラシックを好きになっていただこうという主旨の番組です。ほんのワンフレーズですがツィゴイネルワイゼンや愛の挨拶などを弾きました。この写真はお話させていただいた入江さんとの記念写真です。
2010年 8月 28日
今日は私の誕生日

今日は私の誕生日(8月25日)。サントリーホール サマーフェスティバル<室内楽>にクワトロ・ピアチェーリとして出演するためにリハーサルがありました。リハーサル終了と同時に東京コンサーツの大森瑞恵さんがケーキにローソクを立てて入っていらしたので?と思ったら私を祝って下さったのですね!思いがけなくてうれしかったです。作曲家のジョナサン・ハーヴェイさんとお嬢さん、クワトロの仲間たち、大森さんと記念写真を撮りました。楽しい誕生日となりました。

 

ハーヴェイさんを囲んで。貴重な誕生日となりました。
 
2010年 8月 28日
音楽の友」8月号に<密着取材>載っています!

「音楽の友」8月号に<密着取材>載っています!“コンサートマスター特集”で、東京交響楽団サントリー定期の当日、サントリーホールに入るところからコンサートが終わって出るところまで密着して写真が載っていますよ。スターバックスでコーヒーを注文しているところまで写っています。それからコンサートマスターとしてこれまでに感動した公演のことも書いてあります。とても大切な内容です。ぜひ読んで下さいね!(サントリーホールに入る前からコンサートが終わったあとまで密着していただいたら、さすがに皆様びっくりされることと思いますよ!!)

 

2010年 6月 17日
「テレビ朝日 (6月27日 日曜日朝9時放送)の「題名のない音楽会」の収録がありました。」
ゲストの五木ひろしさんと!実は私は大学院生のころに、五木さんのクリスマスディナーショーで前座の演奏をさせていただいたことがあります。お客様が会場に集まってそれぞれの席に着かれて落ち着かれるまでの間、弦楽四重奏でモーツァルトなどの名曲を演奏しました。五木さんはクラシックもとてもお好きで、ご自身チェロ、ファゴット、サキソフォン、チューバ、ティンパニ、三味線など幅広く演奏されます。びっくりですよね。ご自宅でもクラシックのCDをよく聴いていらっしゃるそうです。今回はデビュー40周年ということで、数々のヒット曲メドレーや最新の“おしろい花”、またナポリ民謡“カタリ カタリ”や“ある愛の詩”を歌われました。情感あふれる歌に感動しました。やっぱり本物はすごい
 
2010年 5月 20日 「世界的チェリスト ブルネロと
世界的チェリスト ブルネロとドヴォルザークのチェロ コンチェルトでご一緒できました。その演奏スタイルはイタリアンでいらっしゃるからか、ある種オペラのアリアを聴いているような部分もあってとろけそうな歌いっぷりでした。また音が響きわたり、最後の二重奏の部分は私も思う存分弾けて楽しかったです。
 
2010年 5月 20日 NHK『日曜名作座』
NHK『日曜名作座』録音してきました!音楽は菅野由弘さん。今回は6月6日からの放送で「田辺 元と野上彌生子の往復書簡」です。おふたりの恋の実話です!それにしても、いつも作曲の菅野さんのこと“すごいなあ”って思います。どういう場面が全く知らなくても、菅野さんの楽譜を弾くとその和音やメロディから、その場面が目の前に浮かんできます。音から内容を想像しながらの演奏はとても楽しいので、毎回録音が待ち遠しいです。
2010年 4月 27日 「アンネ=ゾフィ ムターさんと」
世界のヴァイオリン界の女王と言えるムター!ぽちゃっとしていた天才少女時代もなつかしいですが、今はモデルのように美しく、また子煩悩なお母さんでもあります。今回の日本ツアーの最終日にバッハのコンチェルトでご一緒させていただきました。短時間のオケ合わせでも、なさりたいことを明確に示して下さってさすがでした。ハッキリとしてすがすがしい性格の方でとても気持ちのよいリハーサルでした。本番ではステージで、その集中力、存在感からか大柄に見えますが、実は小柄でチャーミングな方です。私のことをドイツ語の発音で“ヤズーコ、ヤズーコ”と呼ばれてなかよく写真に入って下さいました。また来年も5月に日本でリサイタルの予定だそうです。
 
 
2010年 4月 25日 「題名のない音楽会
4月25日 日曜日朝9時 テレビ朝日 題名のない音楽会をぜひご覧下さい!<おとなの音楽、弦楽四重奏の楽しみ方>ゲスト出演しています。お話と演奏をお楽しみに。
 
2010年 4月 12日 「黛 敏郎先生」
4月10日は黛 敏郎先生の命日です。今年はもう13回忌。早いものです。毎年親しくしていた人達、特にテレビ朝日『題名のない音楽会』の関係者でお墓参りに行っています。私も毎年声をかけていただいて、ご一緒しています。作曲家として名作を残されただけでなく、『題名』の名司会者、というか企画もなさっていて、今思い返してみても、毎週よくあんなにいろいろ興味深い、また勉強になる内容を考えつかれたものだと感心するばかりです。また優秀な作曲家をたくさん育てあげられました。直弟子で最後まで先生のそばで、先生の力になっていたのがこの写真の鈴木行一さんです。お墓参りで行一さんのかわいい奥様えりこさんが何気なく撮って下さったら、何ともおもしろいツーショットになりました。えりこさんも作曲家です。いつもお墓参りで、先生の何事にも厳しくも的確だったことをみんなでなつかしんで、先生の話し方を真似しては涙しています。天国から「しっかりしなくてはいけませんよ!感動させるように演奏して下さい!」と早口で叱られそうです。
 
 

2010年 3月 12日 「世界で活躍の指揮者ルイゾッティと。

サントリーホールオペラ<コジ ファン トゥッテ>のリハーサルが始まりました。世界的なルイゾッティさんは相変わらず表現が豊かで、その歌心は時にむせびなき、時に甘く語りかけ、遊び心あふれる粋なオペラになりそうです。大変な練習でも、いつも明るく、温かく、人柄のすばらしいルイゾッティさんには誰もがついていきます。こういう時はコンサートマスターは楽です! 3月14日から始まりますよ。みなさんご都合がよろしければぜひサントリーホールへいらして下さいね!歌手も世界で注目されている方々ですし、ルイゾッティさんの指揮をしながらの、当意即妙なフォルテピアノ演奏は毎回名物です。そして我が東京交響楽団の息の合った演奏もぜひお楽しみ下さいね!
2010年 3月 12日 「すばらしい中学生」

『福岡県福智町金田中学2年生の方たちと。先日福智町音楽祭で演奏しましたが前日に金田中学に伺って演奏を聴いていただきました。その時、生徒さんたちのすばらしさに思わず涙がこぼれました!まず学校に着くと「こんにちわ!」の元気な挨拶。考えてみれば当たり前のことですが最近中学生の、明るくいきいきとした表情の男の子や女の子から大きな声で挨拶されることはあまりなかったような気がします。そして企画して下さったピアノの永田さんと私を歓迎する~ということで2年生全員で合唱して下さいました。みんな大きな口を開けて一生懸命歌っている姿と声に感激して、NHKテレビがニュースで放送するために取材にいらしてカメラがまわっているのに、涙を止めることができませんでした。合唱部の人だけが歌うならまだしも全員です!!合唱に伝統のある学校だからできることでしょうけれど、みんな素直!そのあと吹奏楽の人達と「カルメン」を合奏もしました。私達の演奏を目を輝かせて聴いて、途中でたくさん質問がとんできました。それも学校があらかじめ決めた質問ではないのですよ。何人もが「はい、はい」って競いあって手を上げるのです。深い、いい質問をされました。「大谷さんにとって音楽とはどういうものですか? 音楽をやっていてよかったと思うことは? 演奏中何を考えていますか?~」 中には「ジブリの音楽では何が好きですか?」というかわいい質問もありました。私の答えは各地で演奏させていただいている「トークコンサート」を聴いて下さっている方は、私がどういう思いで演奏し、音楽が何より大好きで大切に思っているか~を理解して下さっていることと思います。中学生ともたくさん話しました。そして翌日のコンサートに来てくれた生徒さんたちと撮ったのがこの写真です。先生方や生徒さん全員からの感想の手紙もいただき、またまた涙がこぼれてしまいました!それぞれの言葉で個性あふれる感想、ただ<よかったです>とかでなく、自分の頭できちんと考えられる、自分の心で受け止め、言葉で表現できる、すばらしい感性だと感心しました。こういう教育をなさっている先生方、教育委員会の方針、家族の方々、地域のみなさん、すべてがすばらしいからこういう子どもが育つのですね。子どもたちもしあわせだなあと思いましたし、出会った私は大感激でした。日本はどんどん当たり前のことが当たり前でなくなってきて、大切なものを失いつつあるなあ~と危惧している92歳の父もこの話に喜んで、「こういう子どもがいるなら日本の将来も明るいね」と話し合ったことでした!』

2010年 2月 27日

先日SONYの大賀典雄さんと緑奥様のお誕生日をご親戚がお祝いされる会に私もおよばれして伺ってきました。これは昨年デビュー50周年でますます輝いた演奏をされている中村紘子さんと私たちがお世話になっている所属マネジメント、ジャパンアーツの中藤泰雄会長との写真です。
 
大賀さんのお誕生日会でサントリーホールオペラでいつもすばらしい企画をなさっている名プロデューサー 真鍋圭子さんにもお会いしました。昨年出版されたご本は、圭子さんがカラヤンに認められてすぐそばでその仕事ぶりをみていらしただけあって、貴重な、興味深い内容です。3月にはサントリーホールオペラ「コジ ファン トゥッテ」があります。以前から音楽的に意気投合している世界的指揮者ルイゾッティとまた演奏できるので楽しみです!
 
お誕生会の主役 大賀さんを囲んで。写真が少し暗くてわかりにくいかもしれませんね。真ん中に大賀さん。4月29日には軽井沢のすばらしい大賀ホールで「田園」など東京フィルを指揮されますよ。手前に緑奥様。さらにその前にご親戚の坊っちゃまです。
いつも優しい緑奥様。ピアニストで、チャーミングな賢夫人です。誰とも同じように気さくに接して下さって、そのさりげない気遣いはいつも“なんてすばらしいのだろう”と尊敬しています。
同じくお誕生日会で、指揮者大町陽一郎先生とインゲボルグ奥様に久しぶりにお会いしました。私は学生のころからヴァイオリンの演奏法について、大町先生からいろいろ教えていただいて、今込み入ったスケジュールで弾き続けていても、疲れることなく楽しく演奏しているのは先生のお蔭が大きいなあ といつも感謝しています。それにしても先生はやっぱりおおきい!
これはお誕生会の 手作りケーキです。大賀さんの姪の方はお料理もケーキもプロのように上手です。心のこもった手作り、すばらしいですね。温かい集まりでした!
 

2010年 1月 23日 テレビ朝日「題名のない音楽会」収録
今日はテレビ朝日「題名のない音楽会」の収録がオペラシティコンサートホールでありました。『オトナの音楽―弦楽四重奏の魅力』私は「大谷康子弦楽四重奏団」(Vl 田尻順さん Vla 青木篤子さん Vc西谷牧人さん)で出演しました。収録後の記念写真です。オトナの楽しみ方ということで、楽しくまた心に沁みるお話をして下さったファッション評論家ピーコさん、ファッションでの色数の使い方と弦楽四重奏を対比させてのお話は目からウロコでした!そして作曲編曲家の天才青島広志さん。ベートーベンの第九を弦楽四重奏で演奏するとどうなるか?というテーマに基づき、すばらしい編曲をして下さったので大迫力の効果が上がり、お客様も大拍手となりました。
これは4月25日日曜日テレビ朝日朝9時放送予定です。皆さまぜひご覧下さいね!

写真左から田尻さん、大谷康子、青島広志さん、西谷さん、ピーコさん、青木さん

2010年 1月 17日{ In 高知龍馬空港 )
高知龍馬空港で尊敬する龍馬さんと写真を撮りました。私の両親は生まれも育ちも高知。生粋の土佐人!私は常日頃から性格が土佐気質だなあと感じています。今年は大河ドラマの影響もあって、特に龍馬、そして高知にスポットがあたっていますね。ちょうど龍馬博が始まった日にコンサートとなり、うれしい縁を感じました!

空港に中村交響楽団の柳川さんと名田さんが迎えにいらして下さったので、「龍馬だ!」と興奮してハープの篠ざきさんと一緒に撮っていただきました!

 
みなさま、あけましておめでとうございます!今年も楽しいコンサートをいろいろなところにお届けしようと思っています。音楽を聴いてみんな明るく、なかよくなりましょう!