1月30日 赤坂のドイツ文化会館で毎年恒例の弦楽四重奏のオーディションがありました。オーディションが始まってからなんと! 30年になります。 物理学者の故 宅間宏先生と我らが先輩のヴァイオリ二ストで弦楽四重奏をこよなく愛する宅間 慶子先生がそれぞれの分野の後輩たちを応援してくださるために始められました。
どちらの分野も大変内容が深く、またその研究だけで生活をしていくのもむずかしいので助成を考えてくださいました。すばらしく、ありがたいことです。
今回6組のカルテットが参加。毎回1組ずつハイドン、ベートーベン、近.現代作品を時代順に演奏していきます。かなりきついプログラム。とてもレベルの高いオーディションです。30年の間にここから、本腰を入れて活動するすばらしいカルテットも育ちました。
理事長の慶子先生や事務局の方々が温かく見守る中、原田幸一郎先生、澤和樹先生、川崎和憲先生、山崎伸子先生、私、みんな応援してあげたい気持ちで話し合います。そして選ばれたカルテットは 1年後のコンサートでも成果を発表します。来年は3月1日の予定。詳細 しばらくしたらホームページなどでご確認ください。ぜひ聴きにいらしてください。才能溢れる若者の演奏が聴けますよ。この写真はドイツ文化会館で審査の始まる直前の緊張感が感じられると思います。