2022年は「英国エリザベス2世女王陛下御在位70年祝賀」の年です。 BSテレ東「おんがく交差点」でヴァイオリンの名曲を奏で、YouTubeではヴァイオリン音楽の源流を探訪したり、日本の作曲家の隠れたヴァイオリン音楽作品の発掘を続ける「大谷康子と佐藤卓史」が、イギリスのヴァイオリン音楽の楽しさをお届けします。
英国の多くの作曲家が魅力的なヴァイオリン作品を遺してきました。古くは17世紀のヘンリー・パーセル、18世紀のヘンデル。そして19世紀後半の女性作曲家エセル・スマイスは素晴らしいヴァイオリン・ソナタを。エルガーの「愛の挨拶」は言うまでもなく、ホルストにも麗しい小品集があります。女性ヴァイオリン奏者エセル・バーンズの可憐な曲、ヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」に続き、ブリテンの大曲「組曲作品6」でリサイタルを締めくくります。