おんがく交差点第278回ゲストはバーンスリー奏者、寺原太郎さん。
バーンスリーとはインドの竹笛で、長〜い笛です。
寺原さんはスーパー歌舞伎「ワンピース」や映画「るろうに剣心」などで挿入曲も演奏されています。
バーンスリーは同じ竹笛の尺八とは決定的な違いがあり、インドの限られた地域だけに育つ〈特別な竹〉で作られている……という貴重なお話もありますよ。
また演奏するのも『曲ではなくラーガ』ラーガとは?なかなか日本語では説明不可能?インドの朝は暗くて、夜は明るい?というお話もあり、不思議な世界です。
小径はラヴィ・シャンカール作曲、採譜アレンジ 大沼弘基「プラバティ(朝)」
コラボはタンブーラの寺原百合子さんも加わってくださって、「タラナ・ミヤーンキマルハール」雨季のラーガを森川拓哉編曲で。
なかなか出会えない音楽の世界をお楽しみくださいね。
2021.07.31(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺
おんがく交差点第277回はコラボレーション名曲集第28弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!
寺井尚子さん(ジャズ・ヴァイオリン)
「マイナー・スイング」
作曲: ジャンゴ・ラインハルト/ステファン・グラッペリ
編曲: 寺井尚子
大井貴司さん(ジャズ・ヴィブラフォン)
「ルパン三世’80」
作曲: 大野雄二
編曲: 大井貴司, 萩森英明
奥田弦さん(17歳のピアニスト)
「チャールダーシュ」
作曲: ヴィットーリオ・モンティ, 編曲: 奥田弦

2021.07.24(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺
おんがく交差点第276回ゲストは元オリンピック選手・ミュージカル俳優、藤本隆宏さん。
番組初の元オリンピック選手!競泳でソウルとバルセロナに2大会連続で出場された後、劇団四季に入団。驚きました!
大河ドラマや連続テレビ小説、数々の作品で拝見してきた俳優さん。オリンピックに出場するほどの実力、ミュージカルで歌もすばらしく、演技も!こんなすごい方がいらっしゃるなんて!
劇団四季は4年で退団され、蜷川幸雄さんの元へ行かれました。
オリンピックとミュージカルの舞台の共通点とは?大変貴重なお話を伺えますよ。
小径は水泳競技にちなんで映画「ウォーターボーイズ」メインテーマ。大沼弘基さんの編曲、山田武彦さんのピアノで。
コラボは藤本さんご出演のミュージカル「アニー」より「トゥモロー」萩森英明さんの編曲でお楽しみくださいね。

おんがく交差点第275回ゲストはテューバ奏者、佐藤潔さん。
ソリストとしても活躍する東京都交響楽団のテューバ奏者です。
今回はめずらしい低音楽器「チンバッソ」も紹介していただきます。チンバッソはトランペットと同様、音程を変えるピストンがあります。
この希少楽器チンバッソで、佐藤潔さんが貴重な演奏をしてくださいます。
ベネデット・マルチェッロ作曲、チェロソナタ第1番
佐藤さんは中学校の吹奏楽部でしかたなく?スーザフォン担当となり、響きに魅せられてテューバにハマったそうです。何がきっかけになるかわかりませんね。
テューバを十数本も所有していらっしゃいます!低音楽器はアタマに来て脳が破壊されている?と、びっくりするお話も飛び出します。『循環呼吸』『重音』も実演してくださいますよ。
小径は今回の主役「チンバッソ」をオペラで使ったヴェルディの代表作「椿姫」をヴァイオリン曲にしたアラール作曲「椿姫ファンタジー」より”ああ、そはかの人か”山田武彦さんの美しいピアノでお聴きくださいね。
コラボはアストル・ピアソラ作曲「ヴァイオリンとコントラバスのための5つのタンゴ」より第2、5曲。めずらしいヴァイオリンとテューバの2重奏をお楽しみください!
2021.07.10(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送![]()
おんがく交差点第274回ゲストは活弁士山崎バニラさん。
大正琴を弾き語る唯一の弁士でいらっしゃいます。実はピアノも達者で、またアニメの声優としても活躍なさっています。
活弁士ですから、無声映画のセリフをおしゃべりして説明…と思いきや、音楽も台本もすべてご自分で作られるので、毎日調べもの三昧だそうですよ。
活弁士になられたキッカケのお話や、4歳のお嬢さんとのカツベンごっこ?などなかなか聞けない貴重なお話も伺えます。
また番組の中で、ナイショで〈小朝師匠のテーマ〉も演奏なさいますよ。必聴!実は私もコラボのコーナーで歌っちゃいます…。
小径は時代に合わせて大流行した作品を。中山晋平作曲 山田武彦編曲 「カチューシャの唄」素敵な編曲をしてくださった山田武彦のピアノで。
コラボはアメリカ民謡 添田さつき作詞 「東京節」私も一緒に歌わせていただきました!
これは映画「カツベン! 」(奥田民生さんが歌った周防正行監督の作品、エンディング曲の元歌)収録以来耳について離れません。楽しかったです!


2021.06.26(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺
おんがく交差点第272回ゲストはパンデイロ奏者、安井源之新さん。
安井さんはパンデイロの世界的第一人者です。パンデイロはブラジル系パーカッション。
サンバ、ボサノヴァなどブラジル音楽で使われるタンバリン型打楽器です。
でもタンバリンとはジングルの付き方や演奏法が違い、ハイハットのような音が出ます。番組では、違いを絵にして説明してくださいます。ポイントは『招き猫』。超絶技巧も、この〈手の型〉をマスターすればできる!ということで、なんでもこなす小朝師匠が挑戦されましたよ。ぜひご覧くださいね。
源之新さんは、こどもの時にジョアン・ジルベルトのボサノヴァでブラジル音楽に目覚め、セルジオ・メンデス&ブラジル´66の音楽で躍動感を生むパンデイロに惹かれたそうです。
来日されたブラジル人に演奏法を訊いてもよくわからないので、ブラジルに行っちゃったんですって!やはりすごい情熱ですね。
小径はブラジルの代表的な作曲家ヴィラ=ロボスの「エレジー」美しいピアノは佐藤卓史さん。
コラボはブラジリアン・ジャズ 「クリスタル」セザル・カマルゴ・マリアーノ作曲 編曲と素敵なピアノは石塚まみさん。
みなさま ぜひお楽しみくださいね。

2021.06.19(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺
おんがく交差点第271回ゲストはサントゥール奏者、岩崎和音さん。
『サントゥール』はイラン・ペルシャの伝統楽器で、紀元前には誕生していた”ピアノの祖先”といわれる打弦楽器です。
弦は1コース4本。合計72本です!その弦を”耳かきのような”2本の細いバチで叩いて演奏します。
岩崎和音さんは大阪音大の授業で、サントゥールに出会って、その包まれるような音色の虜になったそうです。
卒業旅行で訪れた本場イランが忘れられず、就職した会社を半年で退職されてイランに留学!
民族楽器を演奏される方のお話を伺うと、いつもそのすごい”情熱”に圧倒されます!
留学されてからも、授業やテストはすべてペルシャ語で、言葉も通じなくて授業中に思わず涙がこぼれたそうですよ。
今回は私、”歌うヴァイオリン”がほんとに…歌っちゃいますよ~!?
小径 ペルシャと言えば!ケテルビー作曲「ペルシャの市場にて」素敵なピアノだけでなく、佐藤卓史さんが美声で加勢してくださっています。
コラボはシルクロード……「キャラバンサライ」作曲: 喜多郎、編曲: 萩森英明
イラン・ペルシャの楽器の魅力をご堪能くださいね。

2021.06.12(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送










































