毎週水曜日夜23時30分(BSジャパン) 4月6日スタート!
第1回目のゲスト 大好きな黒柳徹子さんをお迎えして、お噺の達人で音楽に造詣の深い春風亭小朝師匠と。
撮りも楽しくて、また徹子さんのお話にじ〜んときたり、とても充実した内容です。
みなさま、ぜひご覧くださいね。
毎週水曜日夜23時30分(BSジャパン) 4月6日スタート!
第1回目のゲスト 大好きな黒柳徹子さんをお迎えして、お噺の達人で音楽に造詣の深い春風亭小朝師匠と。
撮りも楽しくて、また徹子さんのお話にじ〜んときたり、とても充実した内容です。
みなさま、ぜひご覧くださいね。
公益財団法人 練馬区文化振興協会理事長就任の記事が掲載されました!
詳しくは 音楽の友5月号をお読みくださいね。
大谷康子さん(vn)が練馬区文化振興協会理事長に就任、練馬区役所で記者会見開催!「こんな時代だからこそ、文化が世の中を明るくできないでしょうか。練馬区をみんなが住みたいと思う街にしたい」。記者会見の詳細は5月号(4月18日発売)で。 pic.twitter.com/x7P2KLNNPD
— 「音楽の友」編集長 (@pochi10629) 2016年4月1日
みなさま、26日、27日の公演(東京交響楽団、サントリーホールとミューザ川崎定期演奏会)が終了しまして、私の新しい音楽人生の始まりです!
学生時代に、東京シティフィルにコンサートマスターとして入団させていただき、その後首席コンサートマスターを、通算13年務めさせていただきました。すでにNHKのテレビにも出演しているオーケストラで堤俊作さんを慕い、ユースオーケストラの海外ツアーに参加された方々が中心となって作られたオーケストラでした。私は何代目かのコンサートマスターでしたがみんな若く、演奏旅行も楽しかったです。またバレエ音楽にはコンサートマスターのソロがたくさんありますし、コンチェルトも度々弾かせていただいて、”場をふむ”ことがいかに大切か!を体験できました。東京文化会館大ホールで、コンチェルトを3曲一挙に弾かせていただいたのもよい思い出です。このオーケストラ活動と平行してリサイタルやトークコンサート、また学校コンサート(幼稚園、小学生や中学生などが対象)、また病院や施設でも訪問演奏を始めました。今もこの活動はとても大切だと考えています。
そして1994年秋に東京交響楽団、当時の楽団長金山茂人氏(現最高顧問)とのお話により翌4月1日に移籍しました。東京シティフィルの仲間とも、ずっと交流が続き定期演奏会にはソリストとして共演させていただいています。ピアニストとしても名高い志田明子団長は、なにしろ芸大附属音楽高校からの同級生です。
東京交響楽団では、コンサートマスターに対しての楽団員アンケートが実施され、その意見が強く反映され契約が続くか、切れるかに影響します。入団後”なかなか厳しいものだなあ…”と思っていましたが、信頼していただけたようで、途中ソロ・コンサートマスターのポストをいただき、なんと!通算21年間!! 自分でもこんなにも長く務めさせていただく…とは思っていませんでした。この間のことは金山茂人氏の著書「楽団長は短気ですけど何か?」(水曜社)におもしろおかしく書いて下さっています。
パーヴォ・ヤルヴィさんとの「英雄の生涯」(先月末ヤルヴィさんとこの時のことをお話したばかりです。)、またダニエル・オーレンさんとの「ナブッコ」(これについてはN響の機関紙”フィルハーモニー”に<名演の生まれる時>という題で以前書かせていただきました。)など感動のコンサートは数え切れません。
このたび契約満了を機に、これからは自分の表現したいことを思いきりソロでやっていきたい…と思いました。これまでも年間100回におよぶソロ活動をしていましたが、今後は専念するつもりです。
東京交響楽団からは、今まで21年もコンサートマスターを務めた人が他にいらっしゃらなかった…ということで、楽団初の名誉コンサートマスターという称号をいただきました。光栄なことです。称号に恥じないように精進していこう!と思います。
最後の公演は、ロシアの巨匠キタエンコさん指揮、同じ事務所(ジャパンアーツ)の若手ヴァイオリニスト成田達輝さんの個性をいかした鮮やかなチャイコフスキーのあと、ショスタコーヴィチNo.5。重厚な、そして哀しみ、諦め、静かな恐怖、立ち向かう意志、信念を貫くエネルギー…などなど団員一同、迫力ある表現もできたかと思います。
サントリーホールでも、ミューザ川崎でも、客席から「やすこさん ありがとう!」という声をかけて下さったり手を振って下さったり!私もおひとりおひとりに届くように…と思いきり、腕がちぎれそうなくらい手を振りました。
みなさま 東京シティフィルから数えると…34年間…温かく応援してくださいまして本当にありがとうございました。心からお礼を申し上げます。
終了後、またまた感動でした。打ち上げを企画してくださって、金山さんや大野楽団長はじめ事務局の方々、OBまでいらして、弦楽器、また管楽器の方々もびっくりするほどいらしてくださいました。そのうえ私が長年勉強させていただいたのに「感謝の集い」となっていて、”え〜っ!はんた〜い!私が感謝しているのに…”と思いました。
ベテランから若い新人さんまであんなにたくさん集まって下さって!!
本当に私はしあわせ者だなあ…と感じていた矢先、金山さんが大きなお声で「大谷さん!あなたはしあわせな人だよ〜!!」と叫ばれてしまいました。はい、感謝しています!!
仲間に支えられて勉強させていただいて、音楽体験を重ねることができました。ありがとうございました。
今後はハクジュホールで10年プロジェクトが始まったり、また4月6日からはTV新番組も始まります。他にも色々なコンサートがありますから順にお知らせしますね。
これからもっと精進して、少しでも作品の本質に近づければ…と思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
テレビは4月6日から、BSジャパン(テレビ東京系列)毎週水曜日、夜23時30分から30分番組「おんがく交差点」です。お噺の達人、春風亭小朝師匠と番組をすすめます。毎週多彩なゲストをお迎えして、お話したり、また私の演奏、ゲストの方々とのコラボレーションも楽しみにしてくださいね。
さあ、次のおんがく人生、出発です!
大谷康子
大谷康子は1995年4月、当楽団コンサートマスターに就任。2007年4月からはソロ・コンサートマスターとして計21年間活躍いたしました。確かなリーダーシップでオーケストラを率い、歴代コンサートマスターの中で最も長い期間を務め、ソリストとしても当楽団主催公演へ計28回出演いたしました。その功績を称え、当団としては初の「名誉コンサートマスター」の称号を贈ることといたしました。
大谷康子は退団後、ソリストとして国内外のオーケストラとの共演や、ソロ・リサイタルが予定されており、益々活躍の場を広げていきます。
主催公演への最後の出演は、2016年3月26日(土)第638回定期演奏会、2016年3月27日(日)川崎定期演奏会第54回です。
応援して下さった皆様へ ご挨拶
1995年4月1日に入団させていただいてから、なんと! 20年以上も経ちました。すばらしい仲間達に支えていただいてのこの間のことは、当時の楽団長金山茂人氏(現・最高顧問)の著書「楽団長は短気ですけど、何か?」(水曜社)におもしろおかしく書かれています。
パーヴォ・ヤルヴィさんとの「英雄の生涯」(先月もパーヴォさんとこの時のことを話したばかりです)やダニエル・オーレンさんとの「ナブッコ」(これについてはN響の機関誌「フィルハーモニー」に書かせていただきました)など感動のコンサートは数え切れません。
学生時代は、作曲家の様式について頭で学びました。それを、この活動を通して耳で、体で、心で、五感で学ぶことができて、私の音楽人生が豊かで楽しいものとなりました。
このたび契約満了を機に、これまでに勉強したことを生かして、とはいえまだまだですので、ソロで音楽の本質を極めていくように精進していきたいと思います。
4月からはBSジャパンの新番組で毎週水曜夜11時半にお目にかかれることになりました。大好きなViolinで音楽の奥深さをわかりやすくお伝えできればと思っています。
東京交響楽団のこと、また私のこともこれからも応援してくださいね。
よろしくお願い申しあげます。
昨日はひなまつり。なんともかわいい和菓子をいただきました。
神楽坂 五十鈴の上生菓子です。ちょこんと奥ゆかしく。
作る方、選ぶ方のセンスが光ります!
あまりにかわいく美しいのでしばらく眺めています。
コンサート終了後楽屋でお話しました。これは”楽器談義” ジャニーヌさんは1727年製のストラディヴァリウスを使用していらっしゃいます。(ベアーズ国際ヴァイオリン協会貸与)私は日本音楽財団から1709年製のエングルマンを弾かせていただいています。二人でエングルマンを主役にパチリ。ジャニーヌさんはすらりと背が高いですから当然、腕も長い!余るくらいの腕の重さをのせてエングルマンをしっとり鳴らしてくださいました。”ひきやす~い。温かい音ね~!”と。そうです!それこそ、私がめざす音色なんです!!
ベルリンのイエス・キリスト教会でのレコーディングで共演したイタマール・ゴランさんが来日中です。今回は人気ヴァイオリニストのジャニーヌ・ヤンセンさんとの公演です。17日の紀尾井ホールもすばらしかったです。 素敵な奥さま、奈津子さんも一緒に西麻布の「すし勇」に行きました。昨年被災地を一緒にまわって「多くのことを感じた。また一緒に行きたい…。」と心強いことをおっしゃって下さいました。ほんとに心の温かい方です。そして、食べた、食べた!新鮮なネタ…まぐろだけでも色々な部位…おなかいっぱい、動けないくらいでした。それなのにまた私は欲張って最後においなりさん…まで!あ~あ、また食べ過ぎちゃった!!
おいしい食事と、たのし~いお話、最高でした!!
私の、ゴランさんとのコンサートは来年夏前になる予定です。
皆様 ご期待くださいね。
読売新聞に大谷康子の記事が掲載されました。
※写真の楽器は日本音楽財団よりの貸与です。
2月14日読売新聞全国版23面 <あすの安心>に、先週に引き続き掲載されました。
今後のソロ活動や父のことも載っていますのでぜひ読んでみてくださいね!