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おんがく交差点 vol.474 三村梨紗さん

2025.05.17(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第474回ゲストはトランペット奏者三村 梨紗(みむら・りさ)さん。

 国内の三大コンクール、すべて優勝した『トランペットの新星』です。
 現在ドイツに留学中、21世紀の〈トランペットの神様〉マティアス・ヘフス氏に師事しています。
 番組冒頭で、音が鳴るベルが2つある不思議な楽器[ダブルベル・トランペット]を紹介してくださいます。みなさま必見ですよ!
 楽器にレバーがついていて、音を切り替えられる! 実はこれは『神様』からお借りした楽器だそうです。貴重ですね。

 演奏では、ドイツでよく使われる『ロータリートランペット』通称『横ラッパ』を披露してくださいます。
 すばらしい演奏をお聴きくださいね。
 トランペットを始めたきっかけは小学校のマーチングバンド!そして『神様』との出会いもお話くださいます。

 三村さんは、初めてソロを任された「ペール・ギュント」を美しく演奏。
 小径はトランペットは〈天使の楽器〉とされているので、ジョン・ダーウォル作曲「汝ら、聖なる天使の光」佐藤 卓史さんの美しいピアノとお聴きください。
 コラボはトランペットとヴァイオリン、ピアノの編成での定番で共演。
 エリック・イウェイゼン作曲「トランペット・ヴァイオリン・ピアノのためのトリオ」ホ長調より第1楽章。
 
 才能豊かな新星をじっくり聴いてくださいね。

おんがく交差点 vol.473 及川景子さん

2025.05.10(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第473回ゲストはアラブ・オリエンタルヴァイオリニスト 及川景子(おいかわ・きょうこ)さん。
 ピアノを学んでいたけれど音楽に失望して、そこでバッハ作曲「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」に出会い、再起!やっぱりバッハのこの作品は神ですから。
 習い始めたヴァイオリンに『東洋の音』を感じて、辿り着いたのがアラブ音楽。

 及川さんが『アラブの音の出し方』を実演で教えてくださって、私も挑戦しましたよ。貴重な機会です。お見逃しなく。
 アラブの音はソレソレ?調弦が私たちがおこなっているのとは違うんですね。知らなかった。

 アラブ音楽とはアラビア語を話す人々の音楽?まずアラブ音楽とは?実はエジプトの遺産?
 知らないことばかりで、色々教えてくださいます。

 ゲストのソロ、ダラブッカという打楽器とのメドレーです。それを受けて小径はドビュッシー作曲の〈アラブ風〉有名なピアノ曲「アラベスク第1番」をガストン・ショワネルの編曲で。佐藤卓史さんの本業を私が弾いて、卓史さんが美しく伴奏してくださいます。
 コラボはアラブ音楽の巨匠が作ったエジプト映画音楽、ベリーダンスでも有名な作品です。
 ムハンマド・アブドゥルワッハーブ作曲 森川拓哉編曲 「アズィーザ」
 ダラブッカはTAKSEEMA(タクシーマ)高島拓也さん。及川さんとおふたりでアラブに連れて行ってくださいます。

 めずらしい、素敵なアラブ音楽をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.472 和久井仁さん

2025.05.03(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第472回ゲストは、[N響のヘッケルフォン]NHK交響楽団オーボエ奏者和久井仁さん。
今回はN響のヘッケルフォンを聴かせてくださいます。
ヘッケルフォンは日本に数本しかありません。作曲家ワーグナーが発案した貴重な楽器です。

ダブルリードの『赤い木管楽器』で、特徴的なことは先端が『球根形のベル』になっています。
床に置いて演奏しますが、このベルの裏側にまろやかな音を作り出す秘密がある?

リードの構造も吹き方もファゴットと同じなのに、なぜか演奏はオーボエ奏者!そのワケは?貴重なお話を教えていただけますよ。
和久井さんは中学校の吹奏楽部でホルンを希望。でもなぜか、〈希望通り〉オーボエ担当に?うそみたいな本当のお話!めったにないお話ですよ!
N響で「アルプス交響曲」のためにヘッケルフォンを吹くことになり、音はジャズにも合う?と感じていらっしゃるそうです。みなさま、大変貴重な楽器ですからよく聴いてみてくださいね。

ゲストのソロはリヒャルト・シュトラウスの「万霊節」…亡くなった方の霊を祀る…を受けて、小径はウクライナのリセンコ作曲「ウクライナへの祈り」佐藤卓史さんの美しいピアノと聴いてくださいね。
コラボは、ヘッケルフォンのソロが印象的なオペラの前奏曲。
マックス・フォン・シリングス作曲、萩森英明編曲、歌劇「モナ・リザ」前奏曲。
めずらしい楽器、なかなか聴けないですから、ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.471コラボレーション名曲集第61弾

2025.04.26(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第471回はコラボレーション名曲集第61弾!
今回は『歌姫』と『歌うヴァイオリン』の珠玉のコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

元AKB48 歌唱力No.1: 岡田奈々さん
「残酷な天使のテーゼ」
作詞: 及川眠子 作曲: 佐藤英敏 編曲: 村田陽一

モノマネ女王: 清水ミチコさん
「ひとつだけ」
作詞・作曲: 矢野顕子 ヴァイオリンアレンジ: 萩森英明

渡辺真知子のバンマス: 石塚まみさん
「ゴリウォーグのケークウォーク」
作曲: ドビュッシー 編曲: 石塚まみ
「風が待ってる」
作詞: 石塚まみ・TOMA・藤木和人 作曲・編曲: 石塚まみ

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.470 マルセロ木村さん

2025.04.19(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第470回ゲストは
ブラジリアン・ギタリスト、マルセロ木村さん。

マルセロさんはサンパウロ生まれ、幼い頃にギタリストの祖父に憧れてギターを始められたそうです。
今ではブラジリアン・ギターを奏でるヴォーカリストです!
渡辺貞夫さん、小野リサさん、松田聖子さんなど国内外の有名アーティストとも共演していらっしゃいます。

特別なギターの秘密を公開してくださいますよ!必見!
有名ギター製作家の楽器には、サウンドホールにも工夫が?
これはぜひ聞き逃さないように!

ブラジルでは、ギターも打楽器?音楽の原点は日本の童謡「桃太郎」?踊れないとだめ?

興味深いお話が色々飛び出します。
離れたサンバで集まった?
レジェンド渡辺貞夫さんが教えてくれたブラジル音楽とは?
みなさま、色々お話も楽しみになさってくださいね。

マルセロさんはブラジル第二の国歌をソロコーナーで。

小径はブラジル音楽に影響を受けた作品。
ダリウス・ミヨー作曲「スカラムーシュ」を佐藤卓史さんの粋なピアノと。
コラボは、サックスのレジェンド渡辺貞夫さんのためにマルセロ木村さんが作曲された曲
「レヴィテーションのサンバ」を編曲した石塚まみさんの素敵なピアノでお聴きくださいね。
(作詞 Bruno Tasso 日本語歌詞 江口とも)

おんがく交差点 vol.469 サカン竜一郎さん

2025.04.12(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第469回ゲストはトルコ木管楽器ズルナ奏者、サカン竜一郎さん。
 YouTubeで[全部俺]動画…複数の楽器をひとりで演奏している…を公開している民族楽器愛好家です。

 ズルナは「お祭りの笛」を意味するトルコの伝統的な軍楽「メフテル」で使う木管楽器です。
 とにかく音が大きい!チャルメラのようによく鳴ります。オーボエより古いリード楽器ですが、実はただの草笛です。
 サカンさんは音楽とは無縁の人生でしたが、クラブのDJの影響でズルナにハマった?
 興味深いお話をしてくださいますよ。
 でも、本場トルコとは無関係?意外なお話が飛び出しますよ。
 お祭りの笛は人を集める!私からの提案、実は的中?楽しみですね。

 サカンさんのソロ、メフテル風童謡を受けて、小径はジュゼッペ・ドニゼッティ(有名なオペラ作曲家の兄です!)作曲「オスマン帝国国歌”メジティエ行進曲”」佐藤卓史さんのかっこいいピアノとお聴きくださいね。
 コラボはトルコ軍楽メフテルの代表曲「ジェッディン・デデン」作曲: アリ・ルザ・ベイ, 編曲: 萩森英明。特別ヴァージョンで聴いてください。
 サカンさん、佐藤さん、私もトルコの軍楽隊の衣装です!

おんがく交差点 vol.468 辻賢さん

2025.04.05(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第468回ゲストはチャップマンスティック奏者、辻賢(つじ・さとる)さん。

 チャップマンスティックはめずらしい電気楽器で、1970年代にアメリカで発明されました。
 ピアノのようなギター?色々説明してくださいますよ。
 本体をベルトで支えて、右手でメロディーを、左手でコードを弾きます。本当にピアノと同じ!?

 辻さんは3歳からヴァイオリンを習い、その後エレキギター・アコースティックギターに移行されました。
 ではチャップマンスティックとの出会いは?
 雑誌の切り抜き?音も聴かないで一目惚れ?
 とてもめずらしいお話を伺えますよ。

 現在ソプラノと組んでいらっしゃるユニットは『十一』……その由来は?実は京都のモダントラディショナル?
 またまた貴重なお話です。

 辻さんのソロは、亡き祖母を弔う100年の曲、辻賢作曲「百年の祈り」
 小径は生誕200年のヨハン・シュトラウス2世の栄えある第1作!
 ワルツ「記念の詩」Op.1佐藤卓史さんの美しいピアノとお聴きください。
 コラボはヨハン・パッヘルベル作曲萩森英明編曲「カノン」

 めずらしい楽器!説明とともにお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.467 上野通明さん

2025.03.29(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第467回ゲストはチェリスト上野通明さん。
 2021年ジュネーブ国際コンクール、チェロ部門で日本人として初優勝されました。
 私は上野さんが小学生の時に出会って、すばらしいチェリストになるだろうなあ…と感じていました。

 パラグアイ生まれでスペイン育ち!
 チェロのきっかけが、なんと4歳の時に聴いたヨーヨーマ演奏のバッハ「無伴奏チェロ組曲」だそうですよ!
 チェロが欲しくて欲しくて、ご両親に頼んでいたところ、5歳のクリスマスに思いがけないことが…。宝くじがあたって、こども用のチェロがクリスマスプレゼントとして届いた!宝くじのおかげですね。

 私が東京交響楽団のソロ・コンサートマスターを務めていた時に、「こども定期演奏会」(大友直人さん指揮)に、通明さんが参加されました。
 オーケストラの中に入って、一緒に演奏します。あまりにうますぎてびっくり!翌年には大友直人さん指揮で、ソリストとして再登場されました。
 この、こども定期演奏会からは、ご一緒したおちびちゃんが、多くのすばらしい音楽家に育ちました!
 音楽界に大きな貢献となりましたね。
 通明さんはコンクールでの優勝経験が多数ありますが、優勝よりも大切なものがあるそうですよ。いいお話をされます!一体、それは何でしょうね。聞いてくださいね。

 通明さんがブラームスコンクールでも優勝されているので、小径はブラームス作曲ヴァイオリン・ソナタ第2番 第3楽章
 佐藤卓史さんのすばらしいピアノとお聴きください。
 コラボはブラームスが見いだした作曲家で、有名なチェロコンチェルトの作曲家でもあるドヴォルザーク作曲 ピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調「ドゥムキー」Op.90より第一楽章
 才能溢れる演奏をお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.466コラボレーション名曲集第60弾

2025.03.22(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第466回はコラボレーション名曲集第60弾!
今回は『民族楽器』と『歌うヴァイオリン』の珠玉のコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ドゥドゥク: 樽見ヤスタカさん
「アルメニア音楽メドレー」
(「アラギャズ山」「親愛なるショヘルへ」)
編曲: 萩森英明

ドゥタール: 駒﨑万集さん
「オハンギシャルキ」
作曲: ムハンマドジョン・ムミノフ
編曲: シロジッディン・ジュラエフ / 駒﨑万集

揚琴: 金亜軍さん
「ひばり」
作曲: ディニーク
編曲: 萩森英明

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.465 吉田秀さん

2025.03.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第465回ゲストはコントラバス奏者、吉田秀さん。

 長年NHK交響楽団首席奏者も務めていらっしゃる「秀(しゅう)ちゃん」こと吉田 秀さん。
 元々ギタリストを目指していたのに、コントラバスを選んだワケ?ギターと意外な共通点がある?興味深いお話を聞かせてくださいますよ。

 指揮者をあまり必要だと感じていない?とか。「指揮者より指揮者」なのがコントラバス…。指揮棒に頼らない自主的な音楽を奏でていらっしゃる証拠ですね。
 クレーメルやアルゲリッチなどの巨匠とも共演して、「自由な演奏」なのに、合っている!のが巨匠……アンサンブルの本質をついたいいお話をしてくださいます。ぜひお聞きください。

 今までやらかしちゃった?ことと言えば、練習中に居眠りして、本番では自信満々にやらかす?おもしろいお話!
 また昔のN響では恐怖も感じたそうです。『対岸のヴァイオリン』が演奏しないと恐怖、その意味は?ふだんなかなか伺えないお話も飛び出します。

 ゲストソロはコントラバス奏者で指揮者だったクーセヴィツキーの作品。
 コントラバス…といえば活躍するアンサンブル作品の一つがシューベルト作曲ピアノ五重奏曲「鱒」です。小径は鱒の有名なテーマを山田武彦さんの美しいピアノと演奏します。
 コラボはピアソラ作曲「ヴァイオリンとコントラバスのための5つのタンゴ」より「第1曲 J’attends」「第5曲 アディオス・ノニーノ」
 お話、演奏をお楽しみくださいね。