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おんがく交差点 vol.451 北村源三さん

2024.12.07(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第451回ゲストは87歳のトランペット奏者 北村源三さん。

 私が学生時代、トランペットといえば北村源三先生が眩しく大スターでいらっしゃいました。

 N響の首席を25年にわたり務められました。

 安定感があり、輝かしくて、とにかくかこいい演奏でした。

 トランペットは、中学生で始められたそうですが、実は…自分が選んだ楽器ではなかった?ゲストの方のお話に、時々出るパターンです。まさか?のお話。お聞きくださいね。

 中学3年間は学校のトランペットを借りて自力で勉強されたそうです。受験勉強も自力だそうで、すごい!

 高校卒業後は…同級生と右にならえで東京藝大に。在学中にN響からスカウトされた!やっぱり特別ですね。

 オーケストラ時代のすばらしいお話も伺えますよ。指揮者ヨーゼフ・ローゼンシャトックからのプレゼントはペン?予想外の出来事に感動!

 みなさまクリスマスも近いですね。

 北村さんはクリスマス🎄にちなんだ曲を。小径は坂本龍一作曲「戦場のメリークリスマス」佐藤卓史さんの美しいピアノと聴いてくださいね。

 コラボはモリコーネ作曲 萩森英明編曲 「ガブリエルのオーボエ」

 すばらしい演奏とお話を伺って、「私も音楽人生、北村源三さんのようでありたい!」と思いました。源三先生をお手本にさせていただきます。

おんがく交差点 vol.450 藤井隆太さん

2024.11.30(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第450回ゲストは〈ゴホンと言えば龍角散〉の社長にしてフルート奏者の藤井隆太さん。

 小学生の時からフルートを始められ、パリに留学。「個性を出しなさい。」とさかんに言われたそうですよ。
 二胡奏者(元女子十二楽坊)フォ・シャオジュンさんや、バルカン室内管弦楽団とも共演されています。

 オーケストラと企業は似ている?借金40億円の龍角散を救ったヒントは…指揮者の姿勢?
 大変貴重なお話をしてくださいます。

 使えるものは何でも使う!龍角散ビルでコンサートを開催しているが、きっかけは赤字だった?
 お話ぶりもエネルギッシュで、魅了されます。
 チケットが売れないから『車検切れ』のフルートを演奏?本気で練習するハメになった?とか。とにかくお話もおもしろいので、お聞き逃しなく!

 ゲストは日本の童謡の変奏曲。しみじみと心にきます。そして小径は龍角散の〈龍〉にちなんで、ピーター・ポール&マリー(PPM)の「パフ(Puff,the Magic Dragon)」佐藤卓史さんの洒落たピアノでお聴きくださいね。
 コラボは難曲に挑戦!藤井さんは完璧に練習して臨まれ、経営も音楽も徹底するすごい方だなあと思いました!
 マルティヌー作曲「フルート、ヴァイオリン、ピアノのためのソナタ」H.254 第1楽章
 みなさまどうぞお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.449 石原詢子さん

2024.11.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第449回ゲストは演歌歌手・詩吟の家元 石原詢子(いしはら・じゅんこ)さん。
 詩吟の家元の長女にお生まれになり、現在は詩吟の家元も務めていらっしゃいます。

 10歳の時に演歌に魅せられ、憧れの歌手は石川さゆりさん。歌手になろう!と決意したものの、詩吟の家元のお父さまが大反対!説得したものの、上京は条件つき。
 詩吟の技は演歌に使える?でも夢のデビューで現実に直面されます。演歌歌手への紆余曲折を率直に話してくださいます。

 紅白歌合戦はうれしいことでしたが、初出場前年に挫折も経験。表の華やかな面だけを拝見していたのでは、わからない、色々なことを語ってくださいますよ。
 演歌歌手を選んで紅白歌合戦にも出場されたのに、詩吟を継いだ!二足のワラジを選んだ理由もお話くださいます。
 誰しも人生の岐路に立つことはありますから、とても大切なお話、お聞きくださいね。

 ゲスト石原さんのソロ曲「風花岬」にちなんで、小径はみなさんが意外に思われるジャンルの作品にしました。「港町」が舞台の、ミシェル・ルグラン作曲「シェルブールの雨傘」佐藤卓史さんの素敵なピアノとお聴きくださいね。

 コラボは川中島の合戦を描いた詩吟です。
 詩吟「不識庵機山を撃つの図に題す」~武田節 詩吟「風林火山」入り
 私も初めての体験。石原さんの声が力強く響いて感動しました。
 みなさま、貴重なお話とともにお聞きください。

おんがく交差点 vol.448 武田耕平さん

2024.11.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第448回ゲストはケーナ・サンポーニャ奏者 武田耕平さん。

 ケーナは竹で作られていて、南米のアンデス山脈周辺の国で古くから伝わる楽器。尺八より音色は高く、リコーダーより低い。歌口は下唇で塞ぎ、上下で音程を変える!

 サンポーニャは葦でできていて三段がバラバラになる?演奏のヒントはビール瓶?
 めずらしいお話が聞けますよ。

 武田さん、今までで想い出に残っている場面はこどもたちの前での演奏!最後はみんなで踊っちゃう。大切な、いいお話を伺えます。
 ぜひお聞きくださいね。

 普段はデュオ「キミとネ」でも活動していらっしゃいます。今回、メンバーの小針彩菜さんがピアノを演奏してくださいます。

 武田さんはアンデス音楽の代表曲、あの!「コンドルは飛んでいく」
 小径は南米アルゼンチンの代表的な作曲家ヒナステラ作曲「パンペアーナ第1番」佐藤卓史さんの美しいピアノと聴いてくださいね。
 コラボは武田さんのオリジナル曲!作曲:武田耕平, 編曲:森川拓哉「暁の空」素敵なピアノ、小針彩菜さんも加わってくださいます。
 みなさま音楽で、南米に向かいましょう。

おんがく交差点 vol.447 江口玲さん

2024.11.09(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第447回ゲストはピアニスト江口玲(えぐち・あきら)さん。
アメリカのジュリアード音楽院で学ばれ、演奏に、後進の指導に(現在東京藝大教授)多忙を極めていらっしゃいます。

藝大附属音楽高校と藝大では作曲を学ばれました。作曲がわかると、演奏に有利です。
楽譜を見ると、作曲家の考えが見えてくる!。
ショパンは…まるでモーツァルトのように直感的。ベートーベンは苦労がわかる!そして演奏すると弾きにくい!普通ではない!!
不得手なことも、得意な分野が鍵になり、できるようになる?

色々タメになることをお話くださいますよ。
室内楽の成功の秘訣は、落語とは違う?ナニナニ?
必聴!

最近流行りのような、作品「全曲集」は出せない?理由はつまらないから…よくお話下さいました!
では、演奏活動へのこだわりとは?

江口さんのソロはアルベニス作曲: ゴドフスキ編曲「タンゴ」有名な作品を選んで演奏してくだいました。
私の小径は、江口さんのソロを受けて、やはりアルベニス作曲, 編曲パトリック・ロワズルール「スペイン組曲」第1集 作品47より「伝説」ヴァイオリン1丁、無伴奏作品を聴いてくださいね。
コラボは、アメリカで創造的な作曲家として初めて成功した女性作曲家の作品。ピアニストとしても活躍した方です。
エイミー・ビーチ作曲「ロマンス 作品23」
美しい作品。うっとり聴いていただけると思いますよ。お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.446 コラボレーション名曲集第56弾

2024.11.02(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第446回はコラボレーション名曲集第56弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!


津軽三味線: 吉田兄弟
「Panorama」
作曲: 井上鑑/吉田健一 
編曲: 森川拓哉


自由なヴァイオリン: マレー飛鳥さん
「Walkin’ Eyes」
作曲・編曲 マレー飛鳥


日本の古代ハープ: 篠﨑史子さん
「紫の園に香るは…」 
佐々木冬彦
(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.445 根本卓也さん

2024.10.26(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第445回ゲストは指揮者・チェンバロ奏者・作曲家根本卓也さん。
 マルチな活躍をされている根本さんは『オペラの達人』でもいらっしゃいます。

 お仕事の1つがコレペティトゥア。オペラ歌手をコーチする役割ですが、一体どんなお仕事?大切なお話を伺えますよ。

 オペラのプロンプターは箱の中に隠れているんですよ。そして歌手が息を吸う瞬間に歌詞をささやく……?なかなか一般の方はご存知ない貴重な舞台裏をお話くださいます!

 チェンバロ、作曲、指揮…三足のワラジを履いていらっしゃいますが、指揮ですべてが始まり、3つとも他の音楽家と違って〈オペラに通じること〉が得意でいらっしゃる。人生は「わたあめ」……?どういうことでしょうね。必見!

 ほかにも貴重なお話がたくさん。オペラ観劇は何日めがオススメ?初日は危険がいっぱい?では最終日は?盛っちゃうかな?

 今回は〈オペラの達人〉とオペラ三昧の曲目。ゲストのソロはヘンデルのオペラの序曲。
 小径は超有名オペラ。プッチーニ作曲バックマン編曲「蝶々夫人ファンタジー」榎本 潤さんの美しいピアノで。
 コラボはヘンデル作曲オペラ『リナルド』から「私を泣かせて下さい」根本卓也さんの編曲、素敵なチェンバロ演奏とお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.444 余明さん

2024.10.19(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第444回ゲストは七絃琴奏者、余明(ユーミン)さん。
 七絃琴は古琴と呼ばれ、3000年の歴史を持つ中国の伝統楽器で、源氏物語の絵巻にも登場します。光源氏も演奏していたとか?

 現在の弦は金属製ですが、昔の弦はシルクだった!表面には点の印が……さて、これは何に使うのでしょう。
 右手で絃を弾き、左手で絃を押さえて音階を変える。左手の演奏法は何百種類もある?貴重なお話を伺えますよ。

 昔の楽譜は漢字で書いた文字譜。絃の押さえ方を書いていたそうです。なんと!最古の楽譜は日本にあるんです。大切なお話を教えていただきます。
 またびっくりなお話。宇宙探査機「ボイジャー」と共に宇宙を旅する七絃琴の曲があるそうです。そして演奏者は意外な人!

 ゲストのソロは中国古典曲。小径は源氏物語!金丸めぐみ作曲「三帖の源氏物語より”葵”」
 コラボは宇宙探査機「ボイジャー」に搭載されて宇宙を旅する七絃琴の曲です!みなさま必聴!
 作曲: 伯牙、編曲: 甲田潤「流水」
 ぜひお聴きくださいね。

 🎂収録日が私の誕生日に近かったため、サプライズで素敵な色合いの花束💐をいただきました!
 番組制作の芽久実さんと千恵さんとうれしい記念撮影。いつもありがとうございます💕

おんがく交差点 vol.443 林田祐和さん

2024.10.12(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第443回ゲストは東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスター林田祐和(はやしだ・ひろかず)さん。

すばらしいサックスの方はとてもかっこいい演奏をされます。今回サックスの特殊奏法を披露してくださいます。舌の使い方でかわいい音もかっこいい音も自由自在!
中学時代にサックスに出会い、一目惚れ。とにかく音より外見?楽しいお話が続きますよ。

ジャズではなくてクラシック・サックスに衝撃を受けたそうです。憧れは第一人者の須川展也さん!素敵ですものね。さらにマルセル・ミュール!でも最初の師匠は雑誌だった?えーっ?
さらにびっくりしたのは林田さんは、ヴァイオリンを習ってサックスを勉強なさったことです。サックス奏者に特有の職業病は?柄シャツですか?ふだんはなかなか聞けないお話がポンポン飛び出しますよ。

林田さんソロは大学時代にご自身で作曲された作品。小径は、林田さんがCDに収録されているバッハの作品にちなみ、バッハ作曲「ゴールドベルク変奏曲」を私の編曲で。美しいピアノは榎本潤さん。
コラボはハリウッド女優のために作曲された作品、シャルル・ケックラン作曲「ジーン・ハーロウの墓標」
元々はサックス、フルート、ピアノのために書かれた傑作です。ぜひお楽しみください。

また林田さんは11月3日に練馬区の総合運動場(練馬駅北口)で開かれる「ねりまの森音楽祭」に、佼成ウインドオーケストラを率いて出演されます!
野外コンサート、入場無料、小さい方からおとなの方も音楽を身近に楽しめ、楽器の体験コーナーやキッチンカーもあります。
気軽に音楽を楽しむ機会になりますように!
みなさまもいらしてくださいね。

おんがく交差点 vol.442 ダ・カーポ

2024.10.05(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第442回ゲストはフォーク歌手グループのダ・カーポさん。
 数々のヒット曲を発表され、今年50周年を迎えられました。

 ご主人のまさとしさんが、妻・広子さんの歌声に惚れ込んだ?実は……目的は合格?なんのこと?おもしろいお話を伺えますよ。
 コロナ禍で、コンサートが激減したけれど……お孫さんが産まれたら、孫パワーで新曲も誕生したそうで、すばらしいことですね。

 結成35周年から、ファンからのリクエストに応えて、お嬢さんの麻理子さんが正式メンバーに入りました。麻理子さんはフルートも!
 2歳のお孫さんも歌に感動!いいですね。夢は親子3世代で活動だそうです。どんどん音楽のすばらしさを伝えていってくださいね。

 ダ・カーポさんの素敵なオリジナル曲のあと、小径はダ・カーポ…最初に戻るという意味…から「終わらない」曲!
 映画「ネバーエンディング・ストーリー」のテーマを、榎本 潤さんの美しいピアノと。
 榎本さんはダ・カーポさんと、よく一緒にコンサートをなさっていますよ。

 コラボはテレビドラマ『裸の大将放浪記』の主題歌です。
 作詞: 杉山政美, 作曲: 小林亜星, 編曲: 森川拓哉
「野に咲く花のように」
 ほのぼのとした、温かい空気が漂い、朝からさわやかに過ごせますよ。ご覧くださいね。