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おんがく交差点 vol.470 マルセロ木村さん

2025.04.19(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第470回ゲストは
ブラジリアン・ギタリスト、マルセロ木村さん。

マルセロさんはサンパウロ生まれ、幼い頃にギタリストの祖父に憧れてギターを始められたそうです。
今ではブラジリアン・ギターを奏でるヴォーカリストです!
渡辺貞夫さん、小野リサさん、松田聖子さんなど国内外の有名アーティストとも共演していらっしゃいます。

特別なギターの秘密を公開してくださいますよ!必見!
有名ギター製作家の楽器には、サウンドホールにも工夫が?
これはぜひ聞き逃さないように!

ブラジルでは、ギターも打楽器?音楽の原点は日本の童謡「桃太郎」?踊れないとだめ?

興味深いお話が色々飛び出します。
離れたサンバで集まった?
レジェンド渡辺貞夫さんが教えてくれたブラジル音楽とは?
みなさま、色々お話も楽しみになさってくださいね。

マルセロさんはブラジル第二の国歌をソロコーナーで。

小径はブラジル音楽に影響を受けた作品。
ダリウス・ミヨー作曲「スカラムーシュ」を佐藤卓史さんの粋なピアノと。
コラボは、サックスのレジェンド渡辺貞夫さんのためにマルセロ木村さんが作曲された曲
「レヴィテーションのサンバ」を編曲した石塚まみさんの素敵なピアノでお聴きくださいね。
(作詞 Bruno Tasso 日本語歌詞 江口とも)

おんがく交差点 vol.469 サカン竜一郎さん

2025.04.12(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第469回ゲストはトルコ木管楽器ズルナ奏者、サカン竜一郎さん。
 YouTubeで[全部俺]動画…複数の楽器をひとりで演奏している…を公開している民族楽器愛好家です。

 ズルナは「お祭りの笛」を意味するトルコの伝統的な軍楽「メフテル」で使う木管楽器です。
 とにかく音が大きい!チャルメラのようによく鳴ります。オーボエより古いリード楽器ですが、実はただの草笛です。
 サカンさんは音楽とは無縁の人生でしたが、クラブのDJの影響でズルナにハマった?
 興味深いお話をしてくださいますよ。
 でも、本場トルコとは無関係?意外なお話が飛び出しますよ。
 お祭りの笛は人を集める!私からの提案、実は的中?楽しみですね。

 サカンさんのソロ、メフテル風童謡を受けて、小径はジュゼッペ・ドニゼッティ(有名なオペラ作曲家の兄です!)作曲「オスマン帝国国歌”メジティエ行進曲”」佐藤卓史さんのかっこいいピアノとお聴きくださいね。
 コラボはトルコ軍楽メフテルの代表曲「ジェッディン・デデン」作曲: アリ・ルザ・ベイ, 編曲: 萩森英明。特別ヴァージョンで聴いてください。
 サカンさん、佐藤さん、私もトルコの軍楽隊の衣装です!

おんがく交差点 vol.468 辻賢さん

2025.04.05(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第468回ゲストはチャップマンスティック奏者、辻賢(つじ・さとる)さん。

 チャップマンスティックはめずらしい電気楽器で、1970年代にアメリカで発明されました。
 ピアノのようなギター?色々説明してくださいますよ。
 本体をベルトで支えて、右手でメロディーを、左手でコードを弾きます。本当にピアノと同じ!?

 辻さんは3歳からヴァイオリンを習い、その後エレキギター・アコースティックギターに移行されました。
 ではチャップマンスティックとの出会いは?
 雑誌の切り抜き?音も聴かないで一目惚れ?
 とてもめずらしいお話を伺えますよ。

 現在ソプラノと組んでいらっしゃるユニットは『十一』……その由来は?実は京都のモダントラディショナル?
 またまた貴重なお話です。

 辻さんのソロは、亡き祖母を弔う100年の曲、辻賢作曲「百年の祈り」
 小径は生誕200年のヨハン・シュトラウス2世の栄えある第1作!
 ワルツ「記念の詩」Op.1佐藤卓史さんの美しいピアノとお聴きください。
 コラボはヨハン・パッヘルベル作曲萩森英明編曲「カノン」

 めずらしい楽器!説明とともにお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.467 上野通明さん

2025.03.29(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第467回ゲストはチェリスト上野通明さん。
 2021年ジュネーブ国際コンクール、チェロ部門で日本人として初優勝されました。
 私は上野さんが小学生の時に出会って、すばらしいチェリストになるだろうなあ…と感じていました。

 パラグアイ生まれでスペイン育ち!
 チェロのきっかけが、なんと4歳の時に聴いたヨーヨーマ演奏のバッハ「無伴奏チェロ組曲」だそうですよ!
 チェロが欲しくて欲しくて、ご両親に頼んでいたところ、5歳のクリスマスに思いがけないことが…。宝くじがあたって、こども用のチェロがクリスマスプレゼントとして届いた!宝くじのおかげですね。

 私が東京交響楽団のソロ・コンサートマスターを務めていた時に、「こども定期演奏会」(大友直人さん指揮)に、通明さんが参加されました。
 オーケストラの中に入って、一緒に演奏します。あまりにうますぎてびっくり!翌年には大友直人さん指揮で、ソリストとして再登場されました。
 この、こども定期演奏会からは、ご一緒したおちびちゃんが、多くのすばらしい音楽家に育ちました!
 音楽界に大きな貢献となりましたね。
 通明さんはコンクールでの優勝経験が多数ありますが、優勝よりも大切なものがあるそうですよ。いいお話をされます!一体、それは何でしょうね。聞いてくださいね。

 通明さんがブラームスコンクールでも優勝されているので、小径はブラームス作曲ヴァイオリン・ソナタ第2番 第3楽章
 佐藤卓史さんのすばらしいピアノとお聴きください。
 コラボはブラームスが見いだした作曲家で、有名なチェロコンチェルトの作曲家でもあるドヴォルザーク作曲 ピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調「ドゥムキー」Op.90より第一楽章
 才能溢れる演奏をお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.466コラボレーション名曲集第60弾

2025.03.22(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第466回はコラボレーション名曲集第60弾!
今回は『民族楽器』と『歌うヴァイオリン』の珠玉のコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ドゥドゥク: 樽見ヤスタカさん
「アルメニア音楽メドレー」
(「アラギャズ山」「親愛なるショヘルへ」)
編曲: 萩森英明

ドゥタール: 駒﨑万集さん
「オハンギシャルキ」
作曲: ムハンマドジョン・ムミノフ
編曲: シロジッディン・ジュラエフ / 駒﨑万集

揚琴: 金亜軍さん
「ひばり」
作曲: ディニーク
編曲: 萩森英明

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.465 吉田秀さん

2025.03.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第465回ゲストはコントラバス奏者、吉田秀さん。

 長年NHK交響楽団首席奏者も務めていらっしゃる「秀(しゅう)ちゃん」こと吉田 秀さん。
 元々ギタリストを目指していたのに、コントラバスを選んだワケ?ギターと意外な共通点がある?興味深いお話を聞かせてくださいますよ。

 指揮者をあまり必要だと感じていない?とか。「指揮者より指揮者」なのがコントラバス…。指揮棒に頼らない自主的な音楽を奏でていらっしゃる証拠ですね。
 クレーメルやアルゲリッチなどの巨匠とも共演して、「自由な演奏」なのに、合っている!のが巨匠……アンサンブルの本質をついたいいお話をしてくださいます。ぜひお聞きください。

 今までやらかしちゃった?ことと言えば、練習中に居眠りして、本番では自信満々にやらかす?おもしろいお話!
 また昔のN響では恐怖も感じたそうです。『対岸のヴァイオリン』が演奏しないと恐怖、その意味は?ふだんなかなか伺えないお話も飛び出します。

 ゲストソロはコントラバス奏者で指揮者だったクーセヴィツキーの作品。
 コントラバス…といえば活躍するアンサンブル作品の一つがシューベルト作曲ピアノ五重奏曲「鱒」です。小径は鱒の有名なテーマを山田武彦さんの美しいピアノと演奏します。
 コラボはピアソラ作曲「ヴァイオリンとコントラバスのための5つのタンゴ」より「第1曲 J’attends」「第5曲 アディオス・ノニーノ」
 お話、演奏をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.464 三浦みゆきさん

2025.03.08(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第464回ゲストはコンサーティーナ奏者三浦みゆきさんです。
 三浦さんは、日本のイングリッシュ・コンサーティーナ演奏の第一人者です。

 コンサーティーナとは、産業革命期1829年に、イングランドの物理学者が発明した楽器だそうです。小型の蛇腹楽器で、1オクターブの音が左右の鍵盤に分けてあります。黒檀と羊の皮でできています。
 今回小さいコンサーティーナも紹介してくださいます。ピッコロのような高音ですが、、なんと!実演で問題発生?

 幼い頃はピアニストとシュヴァイツァー博士に憧れていた?ドイツに留学されて、アコーディオンに転向されました。その後、楽器の輸入代理店で、コンサーティーナと運命の出会い!演奏のきっかけは?苦情?だったようです。わからないものですね……。

 三浦さんは自作の素敵なソロを。
 小径はコンサーティーナの作曲家として最も有名なリチャード・マニング・ブラグローグ作曲「イギリス風幻想曲」から
「カーリーヘアーの田舎の少年」「アラン用水の堤防」「熟したチェリー」「英国風伝統のローストビーフ」

 おもしろいタイトルですね。山田武彦さんの素敵なピアノとお聴きくださいね。
 コラボはイングランド民謡「グリーンスリーブス」を萩森英明さんの美しい編曲で。
 素朴でかわいらしい音色をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.463 池上亘さん

2025.03.01(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第463回ゲストはトロンボーン奏者、池上亘(いけがみ・こう)さん。

 池上さんはN響で演奏されていますが、ソロでもCDをリリースされたり活発な活動をされています。

 トロンボーンは教会のミサで活躍した起源が古い楽器。『神の楽器』と呼ばれています。とっておきのお話をしてくださいます。
 実は左腕だけが太くなる楽器だそう?演奏の時、楽器は左肩に乗せていない?!その理由とは?びっくり。お聞き逃しなく。

 池上亘さんは東京藝大在学中に、私と同じオーケストラに入団してきました。その後、私が移籍したオーケストラでもまた一緒になりました。まるで姉弟のようかな?

 『ノる』演奏について小朝師匠から訊かれた池上さんは、「『ノる』演奏といえば大谷さん。」と答えたので、私はえ?なぜ?と思いました。
 池上さんは「大谷さんはどんな作曲家ともすぐになかよくなれる演奏家だから。」と。弟?はそんなふうに、私を見ていてくれたんだなあ…とうれしかったです。

 池上さんの初のソロ・アルバムはマイナー曲ばかり。音大(洗足学園音楽大学教授)で教鞭をとる教師ならでは…の選曲だったようですよ。貴重なお話、聞いてくださいね。

 池上さんのソロ、デンマークの作曲家 ヨルゲンセンの美しい「ロマンス」を受けて、小径はモーツァルト。
 トロンボーンが印象的な「レクイエム」からラクリモーサ(涙の日)山田武彦さんの美しいピアノとお聴きください。
 コラボは、作曲:アーサー・ウィラード・プライヤー、編曲: 竹島悟史。コンサートワルツ「愛の想い」

 トロンボーンのソロもかっこいい!素敵な曲を提案してくださった池上さんに感謝。楽しいコラボです。みなさま、ぜひお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.462 飯森範親さん

2025.02.22(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第462回ゲストは指揮者飯森範親(いいもり・のりちか)さん。
 常に活躍し続けている指揮者です。私も40年以上前から、存じ上げていますが、印象も若々しくかわらないですね。

 音楽の道へのきっかけは、専門家ではないお父様とか?お祖父様もチェロをたしなまれて、指揮者の朝比奈隆先生と京都大学時代ご一緒されていたそうです。
 10歳の時に、「ボレロ」を聴いて、お経みたい?と思いながらも感動して指揮者に目覚めた!貴重なお話、伺えますよ。

 桐朋学園大学指揮科を卒業後に留学され、N響でも活躍された指揮者、サヴァリッシュに師事。指揮棒がモノを言う!そして学んだのは読譜力!
 飯森さんはいつも楽譜を持ち歩いていらっしゃるそうですが、実は私も同じです。楽譜は見る度に発見があり、楽しいし勉強になりますよ。気さくに色々なお話を聞かせてくださいます。必見!

 飯森さんのソロ、ピアノでバッハを、感動的に弾かれました。小径は飯森さんが音楽総監督を務められたヴュルテンブルグにちなんでブラームスの作品。ヴァイオリン・ソナタ第3番から第1楽章を、山田武彦さんのすばらしいピアノとお聴きください。
 コラボは、「アヴェ・マリア」(バッハ/グノー)飯森さんも私も大変お世話になった指揮者秋山和慶先生のご逝去を思い、2人でこの作品を演奏する偶然にも縁を感じて、心を込めて演奏しました。

おんがく交差点 vol.461コラボレーション名曲集第59弾

2025.02.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第461回はコラボレーション名曲集第59弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ンゴニ: アラカリ大輔さん
「ファソデヌ」 
西アフリカ伝統音楽
編曲: 森川拓哉

ビリンバウ: 渡辺亮さん
「ビリンバウ」
作曲: バーデン・パウエル
編曲: 森川拓哉

カヤグム: 金オルさん
「アリラン」
朝鮮民謡
編曲: 萩森英明

(大谷スタッフ)