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おんがく交差点 vol.494 葉衛陽さん

2025.10.04(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第494回ゲストは中国琵琶奏者、葉衛陽(よう・えいよう)さん。

中国の楽器の中で、最もむずかしいといわれるのが中国琵琶です。
日本の琵琶はバチを使って演奏します。中国琵琶は付け爪を付けた4本の指で演奏します。

弦は4本で、ギターのようにフレットがありますが、右手が「逆の動き」だから、超絶技巧が必要になります。貴重なご説明ですから、お見逃しなく!

音楽一家で育った葉さんは、4歳から基本練習ばかりだったとか…。でもそのおかげでご両親と想い出の共演も。お話、ぜひお聞きくださいね。

高校卒業後に劇団に入るつもりが、大学進学を勧められ、大学卒業後はテレビ局に就職されたそうです。

お嬢様のさくらさんも中国琵琶奏者。幼い頃から親子で練習して共演されています。でも子離れの時期?

葉さんは船が競い合う中国古曲「龍船」を。
「長崎くんち」…昨年は龍船も登場した…(今年は10/7~9)を前に、さだまさしさんの「長崎小夜曲」を小径で。佐藤卓史さんの素敵なピアノとお聴きください。

コラボは、中国の悲しい恋物語を題材にしたヴァイオリン協奏曲。
何占豪(か せんごう)作曲、陳剛(ちん ごう)編曲 「梁 祝(りょうしゅく)」

葉さんの美しい音色、すばらしい技巧と、お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.493 ミロゴ・ベノワさん

2025.09.27(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第493回ゲストは西アフリカの木琴 バラフォン奏者 ミロゴ・ベノワさん。

ミロゴ・ベノワさんは、西アフリカ・ブルキナファソの伝統音楽家。

今回は、西アフリカの木琴「バラフォン」を紹介してくださいます。
楽器の裏側にあるひょうたんが特徴です!
木の樹脂で作ったバチで、木製の板を叩くと、裏側のひょうたんが響いて独特の音が鳴ります。画面からも響きがよくわかりますから、必見、必聴!

ブルキナファソでは、結婚式はもちろん、お葬式でも演奏されますし、寂しい時のための曲もある?
まさに生活の中に音楽があるんですね。

基本的に伝統楽器は自分で作るそうです。今回の楽器も自作!
シカの革も使い……なんと!中身はおいしくいただく!?

派手な衣装は一人前になった証!日本にいらしたのは音楽のため。きっかけは運命の出会い!日本貴重なお話、聞いてくださいね。

ベノワさんのソロは、ブルキナファソ伝統曲。
小径は「アフリカのマーラー」とも言われるサミュエル・コールリッジ=テイラー作曲
「バラード 作品73」
松本和将さんの美しいピアノと聴いてくださいね。

コラボはブルキナファソ伝統曲「諦めずにがんばりましょう」という意味の作品です。
シンティコノフェ「鳥にはチチがない」森川 拓哉編曲
ブルキナファソに行ってみたいなあと思いました。

みなさまぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.492 本田雅人さん

2025.09.20(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第492回ゲストはハイパーサックスプレイヤー 本田雅人(ほんだ・まさと)さん。

「T-SQUARE」の2代目フロントマンを務められ、ジャズ・フュージョン界のスタープレーヤーです。

物心ついた頃から耳コピでピアノ演奏、小学校3年生からサックス!楽譜ナシでの演奏が得意だったそうですばらしいですね。

リコーダー、フルート、クラリネットはあまり楽しくなかった?とか、本音で話して下さっていますよ。

プロを意識した頃はギターを弾いて歌っていらしたそうです。

サックスでプロになられたきっかけはクラシック。クラシックの間違った吹き方がジャズ?えーっ?どういう意味?ということもお話くださいます。

本田はんは録音と再生をおひとりで多重演奏をしてくださいます。必聴です!

小径はジャズと言えば…ということで、コールマン・ホーキンスの「Body&Soul」、松本和将さんの素敵なピアノと聴いてください。

コラボは吹奏楽でも定番の「T-SQUARE」の代表曲。

和泉宏隆作曲「オーメンズ・オブ・ラブ」、私も演奏したかったこの作品を、ピアノ中川就登さんで、ジャズに挑戦させていただきました。

おんがく交差点 vol.491 阪田知樹さん

2025.09.13(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第491回ゲストはピアニスト 阪田知樹(さかた・ともき)さん。
若手実力派!作曲や指揮でも活躍されている、有望なピアニストです。

フランツ・リスト国際ピアノコンクールで第1位を受賞、さらに6つの特別賞も同時に受賞されました。すごいですね。

5歳でピアノを始めた時は、水泳や英語と同じように「習い事」だったとか。それがバッハの曲でハマったそうです。
コンクールで結果が出なくても、先生のお言葉に救われた!これは大切なお話です。すばらしい先生に師事していらして、よかった!今阪田さんがいらっしゃるのは、この先生のご対応があってこそです。

「音楽愛好家だからこそ、演奏したい!ミスタッチは問題ではない!巨匠の演奏から得た流儀とは?」
音楽の本質を突く、大切なお話をしてくださいますよ。みなさま、お聴きくださいね。

今年1月にはオーケストラ曲を作曲し、指揮も務めたそうです。作曲と指揮は、一流を目指す過程だそうです。大変良いお話を伺えますよ。

コラボは特別に2曲。
ラフマニノフ作曲、今年生誕150年のクライスラー編曲「パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 より第18変奏」

ブラームス作曲「ヴァイオリン・ソナタ 第3番 第2楽章」

名曲を、ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.490 コラボレーション名曲集第65弾

2025.09.06(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第490回はコラボレーション名曲集第65弾!
今回は『弦楽器』と『歌うヴァイオリン』の特別なコラボレーションをお楽しみください。

バンドゥーラ: オクサーナ・ステパニュックさん
「うぐいす」
作曲: クロピヴニツキー

三味線: 本條秀太郎さん
「砂の海」
作曲: 本條秀太郎

リュート: 櫻田亨さん
「グリーンスリーブス変奏曲」
イングランド民謡

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.489 南佳孝さん

2025.08.30(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第489回ゲストはシンガーソングライター 南 佳孝(みなみ・よしたか)さん。
南さんはシティポップのパイオニアとも言われる存在です。

少年時代はビートルズに夢中だったそうですが、ビル・エヴァンスのジャズピアノも大好きだったそうです。

大ヒット曲「モンロー・ウォーク」を郷ひろみさんが歌うと、セクシーになってしまって作詞家が激怒した? という、おもしろい話が飛び出します。

最新アルバム「愛した数だけ」には、薬師丸ひろ子さんと内田有紀さんとの新曲が詰まっている…? なかなか聞けない裏話もお楽しみに。

ご自身の曲について「シティポップとは思わない!」とも仰っていて、意外ですね。デビューから52年、新曲にも変わらないスタンスで臨んでいらっしゃる――まさに確固たるポリシーの賜物です。

また南さんらしい貴重なお話として、「ヒットメーカーはヒット曲を聴かない!」「バンドではなく、1人でも完結したい!」という覚悟についても語ってくださいました。どうしてそう思えるのでしょうね。

南さんの「モンロー・ウォーク」を受けて、小径はマリリン・モンローの映画『百万長者と結婚する方法』より「ダイヤモンドは女のいちばんの友」を、山田武彦さんの素敵なピアノとともにお聴きくださいね。

コラボは、南さんが作曲しご自身で歌われた大ヒット映画の主題歌: 松本隆作詞、南佳孝作曲、萩森英明編曲「スローなブギにしてくれ(I want you)」。松本圭司さんのかっこいいピアノでお届けします。私もぜひご一緒させていただきたい曲です。みなさま、どうぞお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.488 大嵜慶子さん

2025.08.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第488回ゲストは作曲家・ピアニスト 大嵜慶子さん。
テレビ番組のテーマ曲を数多く手がけていらっしゃいます。

また、ゲーム「Final Fantasy 14」のピアノアレンジを担当し、世界各地で演奏していらっしゃいます。

小学生ですでにジャズを作曲し、中学2年生でYAMAHAエレクトーンコンクール全国1位!すばらしいですね!

クラシックとは無縁だったそうですが、高校生でドビュッシーの「海」を聴き、その運命が変わったとのこと。ぜひ、この大切なお話をお聞き逃しなく。

東京藝大作曲科に入学し、在学中から女性グループ『Vanilla Mood』で活動され、毎日テレビで演奏されていました。ご覧になっていた方も多いのではないでしょうか。

アレンジで参加予定だったのに、急遽ピアノ演奏も担当することに!なんでもできるからですね。
テーマ曲作りには作戦あり!でも完成はギリギリ…?創作活動の裏側をお話くださいますよ。

大嵜さんのコーナーは、ピアノと鍵盤ハーモニカの二刀流によるジブリ音楽メドレーです。

小径は久石譲さんの作品、映画「菊次郎の夏」より「Summer」を、山田武彦さんの美しいピアノとともにお聴きくださいね。

コラボは「大嵜慶子テレビ番組音楽メドレー」。
きっと、みなさまが一度は耳にしたことのあるメロディーをお楽しみに!

おんがく交差点 vol.487 松本雅隆さん

2025.08.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第487回ゲストは古楽器クルムホルン奏者 松本雅隆(まつもと・がりゅう)さん。

松本さんは中世・ルネサンス時代の古楽器を専門とされ、「カテリーナ古楽合奏団」や空想楽器も使う「ロバの音楽座」を主宰していらっしゃいます。

今回、番組ではドイツ語で「曲がった笛」を意味するルネサンスの古楽器、クルムホルンを紹介してくださいます。

クルムホルンはリコーダーと同じ指孔がある笛ですが、リードにキャップをつけて息を吹き込んで鳴らすそうです。
めずらしい楽器、説明をお聞き逃しなく。

楽器の素材はツゲなど硬い木ですが、蒸気の力で曲げていて、実はバグパイプに近い?
初めて聞くお話ばかりで興味深いですよ。

「ロバの音楽座」は結成44年!
こどもたちが認めた合奏団とか?どういうこと?
新聞紙でも合奏する?
びっくりする続々のお話!

ゲストのコーナー、松本さんは「カテリーナ古楽合奏団」でルネサンス舞曲メドレー。
小径は「ロバの音楽座」に因んで、「パン売りのロバさん」……[昭和時代初期からロバが馬車を引いて、パンを売りにまわっていた。]山田武彦さんの楽しいピアノと聴いてください。

コラボ、私は「カテリーナ古楽合奏団」と一緒に、3曲メドレーです!たくさんご一緒できて楽しかったです。

素朴でのどかな時代の音楽に浸ってみてくださいね。

おんがく交差点 vol.486 元ちとせさん

2025.08.09(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第486回ゲストは歌手 元ちとせ(はじめ・ちとせ)さん。
「ワダツミの木」が大ヒットした、奄美大島出身の歌姫です。

奄美大島の三味線は三線・蛇皮線とも言われ、実は沖縄の三線とは違う!
専門的なお話を伺えますよ。

色々興味深いこともたくさんお話してくださいます。
故郷が町ではないから三味線が上達?
奄美のシマ唄は島唄とは違う?
シマとは……なわばり?
必見!

高校3年生の時、史上最年少で奄美民謡大賞を受賞されました!
東京からスカウトに来られたけど断った!

実は美容師を諦めて歌手デビューとなった?
きっかけは、奄美で断った相手の名刺とイタズラ心?

『平和を祈る歌』を世界に届けたくて、「世界なら坂本龍一」と思って、
全く面識がないのに依頼した!

ちとせさんの、シマ唄、三味線弾き語りで奄美民謡「糸繰り節」と大ヒット曲「ワダツミの木」を受けて、
小径はシューベルト作曲「糸を紡ぐグレートフェン」
松本和将さんの美しいピアノとお聴きくださいね。

コラボは、私も尊敬していた外山雄三先生作曲、作詞ナジム・ヒクメット、訳詞中本信幸、編曲萩森英明
「死んだ女の子」
〈平和を祈る歌〉…世界中で、争い、酷い状況が続いています。
〈平和〉を大切に考えたいと思います。

おんがく交差点 vol.485 コラボレーション名曲集第64弾

2025.08.02(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第485回はコラボレーション名曲集第64弾!
今回は『笛の音』と『歌うヴァイオリン』の
特別なコラボレーションをお楽しみください。

津軽笛: 佐藤ぶん太さん
「お山参詣登山囃子」
編曲: 萩森英明

N響首席フルート: 神田寛明さん
「2つの間奏曲 第2曲」
作曲: ジャック・イベール

ブラジル・ジャズフルート: 城戸夕果さん
「コンフルエンシア」
作曲・編曲: 城戸夕果

(大谷スタッフ)