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おんがく交差点 vol.457 近藤治夫さん

2025.01.18(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第457回ゲストは古楽バグパイプ演奏家、近藤治夫(こんどう・はるお)さん。

 バグパイプはスコットランドの楽器が有名ですが、元々農民や羊飼いの楽器で、世界に約140種類あるそうです。
 動物の皮でできたバッグに、パイプから空気を送って、肘で空気を調節しながら演奏する、近藤さんはご自分で楽器の製作もなさっています。

 近藤さんはリコーダーをなさっていましたが、古楽器に傾倒されて、そこから古楽バグパイプにたどり着いたそうです。興味深いお話を伺えます。
 普段は「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」というグループでヨーロッパから放浪をされて?貴重なお話をしてくださいます。

 今回は、小型のバグパイプ「ヒュンメルヒェン」も紹介してくださいますよ。ほかの楽器との共演に最適な音?とのことで楽しく共演させていただきました。
 近藤さんのソロ、フランドルの伝統曲を受けて、小径はかの、カッチーニの娘、フランチェスカ・カッチーニ作曲「シャコンナ」山田武彦さんの端正なピアノでお聴きくださいね。
 コラボは16、17世紀イギリスの踊りの曲です。イギリス伝統曲(ジョン・プレイフォード編)「イングリッシュ・ダンシング・マスターメドレー」~「グリムストック」「セレンジャーズ」「ラウンド・リリーバレロ」
 みなさま、古楽の世界にどうぞ。

おんがく交差点 vol.456 安西はぢめさん

2025.01.11(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第454回ゲストはスロヴェニア音楽 アコーディオン奏者 安西はぢめさん。

日本ではめずらしいボタン式のアコーディオン。音が斜めに詰めけんである?
今は鍵盤式の楽器が有名ですが、実はボタン式の楽器が元祖です。音が鳴る原理はハーモニカと同じです。

安西さんがアコーディオンを始めたのは20歳になってからだそうです。ギターだと目立てないから?おもしろいお話をしてくださいますよ。

でも予想外の問題で5年間も弾かなかった?
よくお話を聞いてくださいね。今では、楽器がないと体が傾いてしまう?とか。

ドイツのビールイベントがきっかけで、良い曲を辿っていくと、スロヴェニアに行き着いたそうですよ。貴重なお話も伺えます。

安西さん、スロヴェニアのアコーディオン音楽を受けて小径もスロヴェニアを代表する作曲家、ロイゼ・スラックの「静かな谷間」佐藤卓史さんの美しいピアノでお聴きくださいね。

コラボは世界でも有名なスロヴェニアのポルカとワルツのメドレーです。
「養蜂家」(ロイゼ・スラック作曲 安西はぢめ編曲)〜ポルカ「ゴリツァの上で」(ウィルコ&スラゥコ アゥセニク兄弟作曲、安西はぢめ編曲。)
安西さんと活動する素敵なヴァイオリニスト、河野雪葉さんも参加してくださって『スロヴェニア音楽』をお届けします。
みなさまお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.455 鳥谷部輝彦さん

2025.01.04(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

🎍みなさまあけましておめでとうございます!
今年も音楽で感動をお届けします。ぜひテレビご覧くださいね。
今年は春に10年め、突入です!
おんがく交差点第455回ゲストは[雅楽(龍笛・舞)の研究者]
鳥谷部 輝彦さん。

鳥谷部輝彦さんは『雅楽の舞』をご披露くださり、『雅楽の龍笛』を奏でてくださいます。

雅楽は、宮廷の儀式で演奏する音楽です。実は、中国や朝鮮半島からの音楽を日本化したもの…
遣唐使が日本に伝えたといわれる雅楽ですが、実は古墳時代の埴輪にま描かれていたそうです。大変貴重なお話も伺えます!

日本の踊り…タテ動き。日本の舞…ヨコ動き。『雅楽の舞』は縦横無尽に動く!

龍笛と能管は似ていますが、能管はわざわざ龍笛を鳴りにくくした…ともいえる?どんな仕組みなのか教えてくださいますよ。

鳥谷部さんは、大学時代にはガムラン、三味線、オルガンも演奏されていたそう。いったい、どういう方なんでしょうね……。

鳥谷部さんは雅楽の舞を。小径は、ヨハン・シュトラウス2世作曲「楽しめ、人生を!」
佐藤卓史さんの溌剌としたピアノと聴いてください。私は大きな声で、このタイトルを申し上げたいです。
私、今年デビュー50周年となりました。みなさまのお蔭で、大好きな❤ヴァイオリン🎻をずっと弾かせていただけて、とてもしあわせ。感謝しています。これからもみなさまと共に、人生を楽しんでいきたいです💕

コラボは元旦に演奏する雅楽曲。鳥谷部さんの龍笛とヴァイオリンでコラボします。「双調の胡飲酒破(そうじょうのこんじゅのは)」

さあ、今年もみなさまお健やかに、音楽でみんななかよくつながりましょうね。

🎍謹賀新年🎍

🎊あけましておめでとうございます🎉
✨本年もどうぞよろしくお願いいたします✨

大谷康子デビュー50周年記念特別コンサート
日時: 2025年1月10日(金) 18:30開演 (17:30開場) ~ 21:00終了予定
会場: サントリーホール (Suntory Hall)

出演:
大谷康子 (ヴァイオリン)
山田和樹 (指揮)
大谷康子50周年記念祝祭管弦楽団

演奏曲目:
ラヴェル: ツィガーヌ (ヴァイオリン: 大谷康子, ピアノ: 藤井一興)
ショスタコーヴィチ: 弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 Op.110 (クヮトロ・ピアチェーリ)
R.シュトラウス: メタモルフォーゼン (変容) (指揮: 山田和樹)
クレンゲル(編曲: 萩森英明): ヒムニス (ヴァイオリン合奏編曲版)
萩森英明: 世界初演 ヴァイオリン協奏曲「未来への讃歌」 (ヴァイオリン: 大谷康子, 指揮: 山田和樹, その他演奏者: 三浦一馬, 梅津和時, 大西匡哉, 駒﨑万集)

おんがく交差点 vol.454コラボレーション名曲集第57弾

2024.12.28(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第454回はコラボレーション名曲集第57弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ドラム: 神保彰さん
「彼こそが海賊」
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より
編曲: 萩森英明

手回しオルガン: Koji Koji Mohejiさん
「あなたが欲しい」
作曲: エリック・サティ
編曲: 萩森英明
手回しオルガン編曲: 小嶋佑樹(Koji Koji Moheji)

アルプホルン: アンサンブル音泉
「アルプホルン・ファンタジー」 
作曲: ロタール・ペルツ
編曲: 横山真男

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.453 神田将さん

2024.12.21(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第453回ゲストはエレクトーン奏者神田将(かんだ・ゆき)さん。

 エレクトーンで、フルオーケストラか?と思うようなサウンドを表現する、神田将さん!
 小さい時は指揮者に憧れて、、でも自分では音を出せない?そこでエレクトーン奏者を志望されたそうです。
 演奏は、クラシックにとどまらず、中国の二胡やなんと!「能」の演奏までできる……?

 こどもの時に通っていた音楽教室にあったエレクトーンが、再会したら、すごい進化を遂げていた!
 神田さんがエレクトーンの道に進んだきっかけは、友人の結婚式。なぜ、エレクトーンに?おもいがけないお話も伺えますよ。
 これからはもっとジャンルを超えてコラボしたい!!と、うれしいお話。でも冨田勲作品は超えられない!とおっしゃっています。ぜひがんばっていただきたいですね。

 ソロは「オペラ座の怪人」すごい迫力。コラボ1曲めは私が〈スカーレット・オハラ〉に成りきる! みなさまドレスも、その昔映画にハマって、ヴィヴィアン・リーの着ているドレスそっくりに作ったんですよ……。
 もうおわかりですね。マックス・スタイナー作曲、神田将編曲
 映画『風と共に去りぬ』より「タラのテーマ」あらすじを思い、スカーレットになりきって、うるうるで演奏しましたよ。
 そしてコラボ2曲めはオーケストラでも何回、何十回?も演奏した、大好きな大曲です。リムスキー=コルサコフ作曲、神田将編曲「シェヘラザード」

 エレクトーンの多彩さ、また可能性をみなさまも大いに感じられることと思います。
 今週もお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.452 白井圭さん

2024.12.14(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第452回ゲストはヴァイオリニスト白井 圭(しらい・けい)さん。

今や日本を代表する実力派ヴァイオリニスト、白井圭さん。

私が出会ったのは中学生の時でした。いつもにこにこしている、素直でかわいい男の子。
音色に対するセンスが、こども?の域をとっくに超えていて、抜群の音楽性を持っていました。

今まで色々な先生に師事してきて、色々な経験を積んできました。
私の指導の核となってきた、右手(ボウイング…弓の使い方)の動かし方が印象に残っているそうです。

ある時、圭くんが若い生徒さんをレッスンしているところに出会ったら、なんと!私が圭くんに言っていたとおりの、右手の使い方を指導していて、びっくり!やらうれしいやら。
ぜひ番組の中で聞いてくださいね。

ウィーン・フィルでも演奏した圭くんが興味深い話をしてくれます。衝撃を受けた、巨匠の意外な行動!
またチェコ・フィルとウィーン・フィルは似ている?2つの楽団の共通点?
お話、楽しみですね。

今鵠沼音楽アカデミーに力を注いでいる圭くん。目的は音楽家を育成するだけではないんです!さてこの目的は?大切なことを話してくださいます。

ゲストのソロが、ハンガリーのバルトークの作品なので、小径もハンガリーの作曲家、ヴァイオリニスト イェネー・フバイの作品
チャールダッシュの情景 第4番「ヘイレ・カティ」 Op.32

コラボは、朝にぴったりの爽やかな作品です。
ヴィヴァルディ作曲 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op.3-8 RV522 第1楽章

来年1月10日サントリーホールでの、私の「デビュー50周年記念コンサート」にも白井 圭くんはコンサートマスターとして出演してくださいます。うれしいです。
中学生だったかわいい男の子が、頼りになる立派な芸術家になりました!
ぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.451 北村源三さん

2024.12.07(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第451回ゲストは87歳のトランペット奏者 北村源三さん。

 私が学生時代、トランペットといえば北村源三先生が眩しく大スターでいらっしゃいました。

 N響の首席を25年にわたり務められました。

 安定感があり、輝かしくて、とにかくかこいい演奏でした。

 トランペットは、中学生で始められたそうですが、実は…自分が選んだ楽器ではなかった?ゲストの方のお話に、時々出るパターンです。まさか?のお話。お聞きくださいね。

 中学3年間は学校のトランペットを借りて自力で勉強されたそうです。受験勉強も自力だそうで、すごい!

 高校卒業後は…同級生と右にならえで東京藝大に。在学中にN響からスカウトされた!やっぱり特別ですね。

 オーケストラ時代のすばらしいお話も伺えますよ。指揮者ヨーゼフ・ローゼンシャトックからのプレゼントはペン?予想外の出来事に感動!

 みなさまクリスマスも近いですね。

 北村さんはクリスマス🎄にちなんだ曲を。小径は坂本龍一作曲「戦場のメリークリスマス」佐藤卓史さんの美しいピアノと聴いてくださいね。

 コラボはモリコーネ作曲 萩森英明編曲 「ガブリエルのオーボエ」

 すばらしい演奏とお話を伺って、「私も音楽人生、北村源三さんのようでありたい!」と思いました。源三先生をお手本にさせていただきます。

おんがく交差点 vol.450 藤井隆太さん

2024.11.30(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第450回ゲストは〈ゴホンと言えば龍角散〉の社長にしてフルート奏者の藤井隆太さん。

 小学生の時からフルートを始められ、パリに留学。「個性を出しなさい。」とさかんに言われたそうですよ。
 二胡奏者(元女子十二楽坊)フォ・シャオジュンさんや、バルカン室内管弦楽団とも共演されています。

 オーケストラと企業は似ている?借金40億円の龍角散を救ったヒントは…指揮者の姿勢?
 大変貴重なお話をしてくださいます。

 使えるものは何でも使う!龍角散ビルでコンサートを開催しているが、きっかけは赤字だった?
 お話ぶりもエネルギッシュで、魅了されます。
 チケットが売れないから『車検切れ』のフルートを演奏?本気で練習するハメになった?とか。とにかくお話もおもしろいので、お聞き逃しなく!

 ゲストは日本の童謡の変奏曲。しみじみと心にきます。そして小径は龍角散の〈龍〉にちなんで、ピーター・ポール&マリー(PPM)の「パフ(Puff,the Magic Dragon)」佐藤卓史さんの洒落たピアノでお聴きくださいね。
 コラボは難曲に挑戦!藤井さんは完璧に練習して臨まれ、経営も音楽も徹底するすごい方だなあと思いました!
 マルティヌー作曲「フルート、ヴァイオリン、ピアノのためのソナタ」H.254 第1楽章
 みなさまどうぞお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.449 石原詢子さん

2024.11.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第449回ゲストは演歌歌手・詩吟の家元 石原詢子(いしはら・じゅんこ)さん。
 詩吟の家元の長女にお生まれになり、現在は詩吟の家元も務めていらっしゃいます。

 10歳の時に演歌に魅せられ、憧れの歌手は石川さゆりさん。歌手になろう!と決意したものの、詩吟の家元のお父さまが大反対!説得したものの、上京は条件つき。
 詩吟の技は演歌に使える?でも夢のデビューで現実に直面されます。演歌歌手への紆余曲折を率直に話してくださいます。

 紅白歌合戦はうれしいことでしたが、初出場前年に挫折も経験。表の華やかな面だけを拝見していたのでは、わからない、色々なことを語ってくださいますよ。
 演歌歌手を選んで紅白歌合戦にも出場されたのに、詩吟を継いだ!二足のワラジを選んだ理由もお話くださいます。
 誰しも人生の岐路に立つことはありますから、とても大切なお話、お聞きくださいね。

 ゲスト石原さんのソロ曲「風花岬」にちなんで、小径はみなさんが意外に思われるジャンルの作品にしました。「港町」が舞台の、ミシェル・ルグラン作曲「シェルブールの雨傘」佐藤卓史さんの素敵なピアノとお聴きくださいね。

 コラボは川中島の合戦を描いた詩吟です。
 詩吟「不識庵機山を撃つの図に題す」~武田節 詩吟「風林火山」入り
 私も初めての体験。石原さんの声が力強く響いて感動しました。
 みなさま、貴重なお話とともにお聞きください。