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おんがく交差点 vol.421 尾崎元章さん

2024.05.11(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第421回ゲストはネイティブアメリカンフルート奏者 尾崎元章(おざき・もとあき)さん。

 この楽器はアメリカの先住民に伝わる木製の縦笛。リコーダーと同じ構造なのに音色はまるで違います。
 その秘密は指で押さえない4つの穴です!演奏には使いませんが、それがアメリカ先住民にとって神聖なもの!
 尾崎さんは聖地巡礼でアメリカに行かれ、グランドキャニオンや先住民の祭祀場で演奏して音が変わった!そうです。貴重なお話が伺えますよ。
 またアメリカの広大な大地での演奏経験が、日本の神社での奉納演奏につながった?なぜだったんでしょうね。

 尾崎さんのソロは、太陽が昇る静けさの中で歌われるという、先住民の朝の歌。
 これを受けて、私の小径は、アメリカ先住民の音楽を研究した作曲家が、クライスラーに捧げた曲、チャールズ・カドマン作曲「グランドキャニオンの伝説」
 山田武彦さんの素敵なピアノでお聴きくださいね。
 コラボは白人とアメリカ先住民の交流を描いた映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のテーマ曲!
 ジョン・バリー作曲, 森川 拓哉編曲でお届けします。

 なかなか聴けないめずらしい楽器、お話もお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.420 深沢亮子さん

2024.05.04(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第420回ゲストはピアニスト深沢亮子(ふかさわ・りょうこ)さん。

 現在85歳で、現役バリバリ‼️昨年デビュー70周年を迎えられました。

 3歳でピアノを始められて、15歳で日本音楽コンクールに挑戦、本選直前に指を手術!
 なんという!先生に「痛くて弾けない」と訴えたら、「馬鹿者!」と激怒され……?
 信じられないような大変なお話ですが、それにはワケがあったのね……。番組でお聞きくださいね。

 17歳でウィーン国立音大に留学され、世界的大音楽家の生演奏………今でも大興奮の体験がありました!これも貴重なお話ですよ。

 今でもバリバリで活躍し続けていらっしゃいますが、そのコツは、練習と生徒のレッスンと日々の家事だそうです。
 生徒さんのレッスンの時、弾かないで踊ることもある?踊り過ぎてコブができた?って。色々なお話が飛び出しますね。

 深沢さんのソロ、シューベルトの可愛らしいワルツとモーツァルトの超有名曲。

 そして今回は2曲コラボ!
 まずシベリウス作曲「ロマンス作品78-2」
 次にドヴォルザーク作曲「ソナチネ作品100 第4楽章」

 お話も楽しく、すばらしい演奏で感動しました。ご一緒できてうれしかったです。
 私も少しでも見習って精進していこうと思いました!

おんがく交差点 vol.419 コラボレーション名曲集第52弾

2024.04.27(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第419回はコラボレーション名曲集第52弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

インドの竹笛バーンスリー: 寺原太郎さん
「タラナ・ミヤーンキマルハール」雨季のラーガ 
編曲: 森川拓哉

アフガニスタンの国民的弦楽器ラバーブ: ちゃるぱーさ
「あなたは最初で最後の恋人」アーマド・ザーイル

北インドの弓奏楽器サーランギ: 西沢信亮さん
「パラジョリ・ナヒ・レ」ツムリ(インド古典民謡) 
編曲: 森川拓哉 

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.418 大西宇宙さん

2024.04.20(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送


おんがく交差点第418回ゲストはバリトン大西宇宙(たかおき)さん。

素敵なお名前ですね。
歌の方ではめずらしい、ニューヨークのジュリアード音楽院のご出身です。

幼い頃、音楽の始まりはピアノ。実はお友達を作るためで、ピアノは全く弾けなかったそうです。
物語と現実の区別がつかなかった……?音楽一家ではないのにオペラ歌手になった……理由がここにありそう…。
中学で吹奏楽部に入ったが、高校では二軍……楽器がうまくなりたくて歌をはじめた!
ジュリアードで、猛勉強……おかげで身振りが過剰に。なぜアメリカでオペラ修行?
みなさん、ここが最も聞きたいことですよね。

プロになったけれど、目立ち過ぎない方がいい、楽器が上手だった高校のお友達が驚いてくれる程度…がちょうどいいそうです。
楽しいお話、聞いてくださいね。

大西さんのソロ、ロッシーニ作品を受けて、小径は今年没後100年のプッチーニのオペラを。歌劇〈ジャンニ・スキッキ〉より「私の愛しいお父さま」山田武彦さんの美しいピアノとお聴きくださいね。

コラボはテレマンが作曲しためずらしいカンタータです。
テレマン作曲、佐藤康太訳詞 カンタータ「希望こそ我が人生」

すばらしい内容を宇宙さんの豊かな歌声とヴァイオリンでご一緒できてうれしかったです。

みなさま 楽しみになさってくださいね。

おんがく交差点 vol.417 国府弘子さん

2024.04.13(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第417回ゲストはジャズピアニスト国府弘子さん。

 作曲やオーケストラとの共演でも活躍され、国府さんと私は、川崎市民文化大使としてご一緒しています。
 ジャズの原点はなんと小学校の時の校歌のイントロ!
 校歌の伴奏を弾く時に、自分なりのイントロを入れちゃったんですって。さすがですね。
 でも進学された国立音楽大学ではクラシックばかり…。当時楽しかったのはお弁当だけだった?とか。
 その後本場NYでジャズ修行。でもグルーヴとスィング感に圧倒されてしまい、片想い状態?なかなか聞けないお話です。

 原点に帰る時はジャズでもクラシックでもなく、自分が作った曲!どうしてでしょうね。
 国府さんの作曲の極意もお話くださいますよ。曲作りは、まずおいしいフレーズから始まって…その後で苦しむ?大変ですね。

 国府さんのソロ、リチャード・ロジャース作曲「すべての山に登れ」を受けて、小径も同じリチャード・ロジャース作曲 「回転木馬のワルツ」を山田武彦さんの素敵なピアノと聴いてください。
 そしてコラボは国府さん作編曲のオリジナル曲「スターランド」…「大地の平和を祈るダンスのような」美しい作品を、みなさまお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.416 根本要さん

2024.04.06(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第416回ゲストはロックバンド「スターダスト☆レビュー」のボーカル&ギター・根本要(ねもと・かなめ)さん。

現在ツアーの真っ最中。公演の街に合わせて選曲が毎回違う!すごいこと!ですから、その日だけのライブになる…ということです。
根本さんのライブにかける熱い想いがすごいです。
いつどんな時でも120%のライブが信条!すばらしいですね。

埼玉の熊谷に育ててもらった!と。熊谷なくしてはプロになれなかった…とまでおっしゃるワケとは?貴重なお話ですよ。

中学時代にバンドを結成して、知らないうちに「かまやつひろしさん」のラジオ番組で、演奏が流れたそうです。
その頃はガキ大将、怒りっぽかったのが一念発起して、ナント禅寺で修行をなさった!すごいことですね。そこで学んだことをお話してくださいます。ぜひお聞きくださいね。

根本さんが作詞作曲した不朽の名曲「今夜だけきっと」を歌われ、感動の私は小径に、バンドにちなんだクラシック曲、ドビュッシー作曲「星の夜」を山田武彦さんの美しいピアノと。
そしてコラボは「スターダスト☆レビュー」の代表曲、「木蘭の涙」を萩森英明さんのヴァイオリンアレンジでお聴きください。素敵なピアノは添田啓ニさん。
根本さんの歌声を横で聴いて、感動しながら演奏しました。
みなさま、ぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.415 コラボレーション名曲集第51弾

2024.03.30(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第415回はコラボレーション名曲集第51弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

サクバット: 宮下宣子さん
「2声のためのソナタ4番」ダリオ・カステッロ

古楽のリコーダー: 濱田芳通さん
「ベルガマスカ」マルコ・ウッチェリーニ

オルガネット: 西山まりえさん
「喜びの始まり」
作者不詳 14世紀イタリア ロンドン写本より
(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.414 菊本和昭さん

2024.03.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第414回ゲストはトランペット奏者菊本和昭さん。

 菊本さんはNHK交響楽団で首席トランペット奏者を務めていらっしゃいます。

 吹奏楽に興味を持ったのはお姉さんの影響、姉を追い越そうと、高校で吹奏楽部に入部。
 演奏の調子が悪いと『暴れん坊将軍』になる?小朝師匠のムチャ振りで……ナント!暴れちゃう?

 高校時代には、音楽の先生になるために、音大を目指した!!のに、プロになったワケは?

 京都市交響楽団に入団、のちに〈京都に菊本あり。〉と言われたのに、N響の首席を受験した理由とは?……2番奏者より、やはり首席で目立ちたい!

 N響入団からすでに10年が経った!でも、いまだに〈CDの指揮者〉が怖い?
 意外ですね。貴重なお話、伺いましょう。
 N響首席でも、〈手の届かないテクニック〉があるそうです。さて?それは「ワウワウミュート」なぜでしょうね。必見!

 菊本さんの超絶技巧のソロのあと、小径はグッドタイミング!
 服部良一作曲  朝ドラでもおなじみ「ラッパと娘」かっこいいピアノは山田武彦さん。

 コラボは神田晋一郎作曲  「4つの舞」
 テンポ感ある素敵な作品で、すばらしいトランペットとのコラボをお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.413 福田進一さん

2024.03.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第413回ゲストはクラシックギターの福田進一さん。

クラシックギターの第一人者で、長年日本のギター界を牽引してこられました。
パリ国際ギターコンクールで優勝された福田さん。国際コンクールの課題曲は膨大で、まるでリサイタルの厳しさだったそうですよ。
でも優勝してしまったら、25歳で燃え尽き症候群に……?それでも、パリのストリートでまた燃えた!?

リサイタルはまるでレストラン。プログラムはフルコースのお料理に見立てて。福田さん流のプログラムはどのように?
興味深いお話をしてくださいますよ。
そして世界に154本しかない使用楽器についても詳しく教えてくださいます。…あら、そんなことまで、公開しちゃっていいの?
みなさま、お聞き逃しなく!

いい音楽に必要なのは本と絵と……あれ?
何でしょうね。
映画『マチネの終わりに』のギター監修では、福山雅治さんと対決?……と思いきや敵は、なんと自分だった?と。

福田さんのソロ、エリック・サティの作品を受けて、小径はサン=サーンス作曲「ヴァイオリン協奏曲 第3番 第2楽章」
映画音楽を最初に作曲し、映画のクオリティを高め、より多くの観客動員にも貢献したのがサン=サーンス。彼に続いて、映画音楽を手がけたのがサティ。
オーケストラのような素敵な響きのピアノは山田武彦さん。
そしてコラボは不世出のタンゴ歌手、現在もタンゴ界の偶像にとどまらず、アルゼンチンの国民的英雄、カルロス・ガルデル作曲 「ウナ カベーサ(首の差で)」

みなさま ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.412 海老彰子さん

2024.03.09(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第412回ゲストはピアニスト海老彰子さん。

1年の大半をフランスを中心に、ヨーロッパで活動されて、日本と往ったり来たりしていらっしゃいます。ショパン国際ピアノコンクールの審査員も務める方です。

ラヴェルは管弦楽で、ドビュッシーはワルツ?
何のこと?と思われるでしょうが、同じフランスの作曲家でも、個性が全く違うので、向き合い方も変わってくる!
ぜひお聞きください。
 またサティの音楽はエスプリを理解しないとおもしろくない、ではエスプリを理解するには?
 これも長年パリで暮らしていらっしゃる海老さんならでは…のお話ですね。

 さて、みなさまも知りたい?ショパンコンクール。審査員は3週間ショパン漬け!最初は耳が心配になられた…とか。
 審査の秘訣!ショパンの手紙にあるようですよ。これは必聴。
でも…ショパンではない演奏でも○、その理由とは?

 世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチと何度も共演されているので、興味深いお話をされます。本番直前の舞台裏の様子!貴重なお話、伺えますよ。

 海老さんのソロは、日本もフランスも共通するドビュッシーの「雨」の作品、「雨の庭」
 コラボ1曲めは、今海老さんがお気に入りの、レスピーギ作曲「ヴァイオリン・ソナタ第1楽章より」
 コラボ2曲めはフランスの美しいオペラ、サン=サーンス作曲「サムソンとデリラ」より「あなたの声に私の心は開く」

 高校時代から「すばらしいなあ…」と憧れていた海老さんとの初共演となりました。
 みなさまぜひご覧くださいね。