おんがく交差点第183回ゲストは〈ミュージカルの貴公子〉中川晃教さん。
艶やかで張りのあるすばらしい歌声、[天使の歌声]と呼ばれてデビューから1年でミュージカル「モーツァルト」の主役に大抜擢されました。
歌を始められたきっかけや、美しい[ハイトーンボイス]を出す秘訣もお話くださいましたよ。
小径はウェストサイド・ストーリーより「トゥナイト」、コラボはデビューミュージカル「モーツァルト」からトルコ行進曲をアレンジした「HAPPY DAY」(作詞: 中川晃教, 編曲: 村田陽一)
素敵なピアノは山中惇史さんです。
みなさま、ぜひご覧くださいね。
おんがく交差点第182回、ゲストは 筑前琵琶奏者 川村旭芳(きょくほう)さん。
古典を継承しながら、新しい音楽にも積極的に取り組んでいらっしゃる意欲的な方です。
琵琶はバチで弦を上下に弾きます。でも筑前琵琶は〈寸止め〉が必須!洋楽器のフレットに相当する〈柱〉はなんと!5つだけなんですって。では、間の音程はどうやって作る?
和楽器は、日本人としては知っていなければいけないのに、意外と知らないことばかりで、反省。色々教えてくださいました。
小径は、物語を歌いながらの筑前琵琶に、ちなんで私は、武満徹作曲 「うたうだけ 」 素敵なピアノは山中惇史さん。
コラボは[合戦]をイメージしたオリジナル曲を〈おんがく交差点 特別バージョン〉でお届けします。
木場大輔作曲/編曲「残照の陣」。木場さんが収録現場に駆けつけてくださってパチリ。みなさまどうぞお楽しみに。
おんがく交差点第181回、ゲストはサクバット奏者、宮下宣子さん。
新日本フィルで首席トロンボーンを20年務められた「金管女子」の憧れ!
日本初の女性金管奏者…としてリードされてきました。
その後バッハの無伴奏チェロ組曲やリュートなど古楽の音色に惹かれて、古楽器サクバットを始められました。
原点は〈歌うように演奏する!〉まあ!私と同じ想い。小径はサクバット全盛時代に合わせて初期のヴァイオリン曲、ビアージョ・マリーニ作曲ヴァイオリンのための変奏ソナタ作品8、これがなかなかの超絶技巧?
コラボはダリオ・カステッロ作曲 2声のためのソナタ4番。時代に遡ってピアノで弾いてくださっているのは新進気鋭の山中惇史さんです。
みなさま佳き時代を描きながらお聴きくださいね。
第180回ゲストはサクソフォン奏者、須川展也さん。
須川さんはクラシックのサクソフォンのレパートリーを世界的に広めた、すばらしいパイオニアです。
ほかの楽器でも楽しいことは真似したくなる…と特殊奏法を披露してくださいました。
中学生の時に、クラシックのサクソフォン…と言えば!ビゼー「アルルの女」…を聴いて運命が変わったそうですよ。
須川さんならではの超絶技巧を駆使した名曲をピアニストの奥様、小柳美奈子さんと演奏。
小径は須川さんの運命を変えたビゼー作曲「アルルの女第2組曲 間奏曲」をヴァイオリンで、山中惇史さんのピアノと。
コラボは吹奏楽の名曲「宝島」を番組コラボ用、スペシャルバージョンで。作曲: 和泉宏隆、編曲: 山口景子、ピアノは小柳美奈子さん。魅力的なサクソフォンをお楽しみくださいね。
おんがく交差点第179回ゲストは作曲家、千住明さん。
たくさんの映像音楽を作曲していらっしゃる千住さん。「宿命」「風林火山」「砂の器」…などなど。みなさまが必ず耳にされている作品ばかりですね。また画家のお兄様、博さん、ヴァイオリニストの妹、真理子さん共々三兄妹として有名です。お兄様からの指令?貴重なお話も伺えます。
今回は明さんからのご希望で、特別に3曲もコラボさせていただきました!
まずお母様に捧げられた曲 「Andante~母 千住文子に捧ぐ~」次に、ドラマ「世紀末の詩」から「THE LAST SONG」3曲めは「風林火山~大河流々~」
たっぷりお楽しみくださいね。
おんがく交差点第178回ゲストは歌手でヴァイオリニスト、サラ・オレインさん。
〈癒しの歌姫〉とも言われていて、癒し効果が科学的にも証明されたそうです。広い大自然のオーストラリアで育ったのに、相当ストレスを感じてつらい毎日だったそうです。とても意外なお話でした。。小朝師匠が「人を信用しないのでは?」と訊くとこれまた意外なお答えが…。とにかく原点は「つらさ」これがあるから美しい音楽が生まれるんですね。
小径はサラさんのご出身オーストラリアから大ヒットした映画「シャイン」実在の天才ピアニストの話です。この中で演奏されるリスト作曲「ハンガリー狂詩曲第2番より」をハンス・シット版で。
今回コラボ曲はサラさんが羽生結弦選手とコラボした「The final Time Traveler」ピアノ演奏もすばらしい山中惇史さんの編曲で。みなさまどうぞご覧くださいね。
おんがく交差点第177回ゲストは人間国宝 邦楽囃子方 堅田喜三久さん。
歌舞伎長唄囃子の第一人者でジャズもノリノリ、型破りでしかもみなさま人間国宝です!
昔から「やっちゃいけないこと」をすることが大好きだったんですって!
鼓でジャズ、猛練習したのは〈古典〉と〈パチンコ〉そして鼓は〈競馬〉のように演奏する?とにかくおもしろい方ですよ。
小径は邦楽にちなんで、團伊玖磨作曲”ファンタジア 第2番”より。コラボはジャズの定番、デスモンド作曲”Take Five”村田陽一さんの編曲で。 ピアノは佐藤卓史さんです。異なるジャンルの小径とコラボの弾き分けもお楽しみくださいね。
おんがく交差点第176回。ゲストは17歳のピアニスト/作曲家、奥田弦さんです。
“即興王子”とよばれているほど即興も自由自在です。モーツァルトをライバル視している弦さん。”弦くん”という雰囲気です。 私も小朝師匠も弦くんの即興が聴きたくて”お題”を出しました。さあ、どんな即興か、必見!
小径はジャズを取り入れてすばらしい作品を書いているカプースチンのヴァイオリンソナタから第1楽章を抜粋で。ピアノは佐藤卓史さん。むずかしいピアノパートも佐藤さんの手にかかるとなんのその。簡単に聴こえます。すばらしい!
コラボは弦くんが私とどうしても弾きたい!とリクエストしてくださってモンティ作曲チャールダーシュとなりました。みなさま、ぜひお楽しみに。
おんがく交差点第174回ゲストは〈演歌の女王〉八代亜紀さん。
心に染み入る演歌はもちろん、ジャズもすばらしい亜紀さん。
大スターなのに、いつお会いしてもどなたにも同じように気さくに優しい方です。
歌手になった原点、デビュー後のお話、ヒットして以来通われている少年院や女子刑務所への慰問など貴重なお話をしてくださいました。そしてたびたび「だいじょうぶ!」と、優しくおっしゃってくださいます。
ゲストの1曲は「だいじょうぶ」(佐藤卓史さん編曲)小径は夏・旅のシーズンに合わせて「風・そよぐ」(向谷実作曲三陸鉄道釜石駅の曲……実は私、向谷実さんのピアノとレコーディングさせていただいています。)今回は佐藤卓史さんのピアノでお楽しみください。
そしてコラボは八代さんが、私の欲張りなリクエストに応えてくださいました。大ヒット曲〈雨の慕情〉〈舟歌〉をメドレーで、しかもジャズアレンジ”おんがく交差点特別バージョン”村田陽一さんのすばらしい編曲。佐藤卓史さんの素敵なピアノとともに聴いてくださいね。