おんがく交差点第173回ゲストはグラスハープ奏者大橋エリさん。
グラスハープはとても透明感のある美しい音色で「天使のオルガン」と呼ばれているのがよくわかります。
17世紀に演奏法が確立したということはヴァイオリンと同時代。指先を水に濡らし、グラスの縁をこすって音を鳴らすと、清らかな響きが!私もちょこっと挑戦させていただきましたよ~。
小径はグラスハープの派生楽器であるグラスハーモニカのためにモーツァルトが作曲した「グラスハーモニカのためのアダージョK.356」コラボは後藤郁夫作曲 森川拓哉編曲「ファンタジック・レインボウ」素敵なピアノは佐藤卓史さん。
猛暑に、涼やかな音色をお楽しみくださいね。
おんがく交差点第172回、ゲストはバロック・チェロ奏者 鈴木秀美さん。
学生時代から〈こだわり〉を持って演奏されていました。
日本人で初めてバッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲をバロック時代のチェロで録音されています。モダン・チェロと違って楽器を支える[エンドピン]を使わずに足で支えての演奏です。
素敵な絵が描かれた古いチェロ、ご覧くださいね。
鈴木さんがバッハの演奏について〈落語〉になぞらえて説明され、小朝師匠も〈❗〉。私もいつもレッスンで、学生さんに話していることなので同じ考えでうれしかったです。
また鈴木さんはたくさん著書もあって、引き込まれる文章ですばらしいですよ。
小径はゲストのバッハに合わせて皆様ご存知の、バッハ作曲「主よ、人の望みの喜びよ カンタータ BWV147」ピアノは佐藤卓史さんです。
コラボは、ドッツァウアー作曲「ウィリアム・テルのテーマによる2重奏 op.124」
大変めずらしい作品。テレビではたぶん日本初と思います。どうぞお楽しみに。
おんがく交差点第171回ゲストは[フラメンコギターデュオ]徳永兄弟。
お兄さんは健太郎さん。弟さんは康次郎さん。フラメンコ一家のサラブレッド兄弟です。お父様がフラメンコギタリスト、お母様がフラメンコダンサー!
中学卒業後、お2人とも本場スペインで修行され、フラメンコ独特の華麗なテクニックも学ばれました。性格は正反対のご兄弟ですが、演奏の息はぴったり!2人で1つのギターを弾く〈二人羽織〉も披露してくださいましたよ。
私の〈小径〉はスペインにちなみ、サラサーテ作曲「アンダルシアのロマンス」スペイン情緒溢れるピアノは佐藤卓史さん。
コラボは徳永兄弟作曲のオリジナル曲「REENCUENTRO/再会」森川拓哉さんの素敵な編曲でお楽しみくださいね。
おんがく交差点第170回ゲストはソプラノ森麻季さん。
とびっきりおきれいなうえに、声が澄み渡る美しさ。色々なところで、日本の代表として国歌も! アメリカの国歌と「君が代」を両方歌われたときのお話も、なかなか興味深いものですよ。
小朝師匠が、森さんに「次はきっと来年のオリンピックですよ。」と大胆予想していらっしゃいました。楽しみですね。
森さんがドラマ「坂の上の雲」から小山薫堂さん作詞、久石譲さん作曲、秋山しげるさん編曲の「Stand Alone」を歌われましたので、この秋山好古、真之兄弟の話に合わせて、私の小径はロシアの作曲家チャイコフスキーの「瞑想曲 〜なつかしい土地の思い出より〜」です。先日5月のゴランさんとの全国ツアー、松山の坂の上の雲ミュージアムでも感激しました。思い出して演奏しています。
コラボもじーんとくる「アメイジング・グレイス」です。すばらしいピアノは佐藤卓史さんです。みなさま、ぜひお聴きくださいね。
おんがく交差点第169回ゲストは〈ショッピングモールの歌姫〉半崎美子さん。
北海道ご出身で、上京後17年も1人で活動されショッピングモールでライブを続けたそうです。今ではモールに行くだけで責任者も見当がつくそうです?!その後日本有線大賞新人賞に選ばれシンガーソングライターとして大活躍。
小径は半崎さんのご出身北海道にちなんで、さだまさしさんの「北の国から」
コラボは半崎さんの代表曲を番組特別バージョンで。半崎美子作曲「サクラ~卒業できなかった君へ~」村田陽一さんが番組用に編曲してくださいました。佐藤卓史さんの素敵なピアノとお届けします。どうぞお楽しみくださいね。
おんがく交差点第168回ゲストはオーボエ奏者、吉井瑞穂さん。
ヨーロッパの名だたる一流オーケストラで活躍され、2000年からはドイツ・ベルリンの「マーラー室内管弦楽団」で首席オーボエとしても活躍されています。私もパリで、吉井さんの堂々とのびやかに歌っていらっしゃるマーラーを聴かせていただいて感動しました。
番組中ではオーボエを始められたきっかけや、オーボエに大切な葦の板〈リード〉、またスランプ?など意外なお話も伺えます。
小径はエンニオ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」
コラボはバッハ「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調より第一楽章」です。佐藤卓史さんのピアノと共にお楽しみください。
おんがく交差点第167回ゲストはミュージカルソー奏者、サキタハジメさん。
ミュージカルソー! のこぎりから美しい音が出るんです。私は以前何回もオーケストラの中から、この世のもの?という雰囲気の魅惑的な音が聞こえてきて、それが〈のこぎり〉でしたので、今回のコラボを楽しみにしていました。始められたきっかけや〈貧乏ゆすり〉が役立つお話など、興味深い内容です。
小径はホフシュテッター作曲「ハイドンのセレナーデ」ヴァイオリンの音をシンプルにお楽しみいただけます。ミュージカルソーの音色とも聴き比べてください。
コラボはサキタハジメさん作曲「光のさす方へ」山中惇史さんの編曲 ピアノも素敵です。 ぜひご覧くださいね。
おんがく交差点第166回ゲストは〈ピアノ王子〉牛田智大さん。
私が初めてお話したのは11歳くらいだったでしょうか。ちょっとおしゃまなかわいい少年でした。今年20歳を迎える19歳の牛田さんは10代最後のアルバムに、ショパン作品だけを取り上げました。その理由は?
小朝師匠に[恋バナ]まで持ちかけられて……。必見!
コラボはショパン作品で、ヴァイオリンの巨匠ミルシテインが編曲して有名な「ノクターン夜想曲第20番」小径は音楽の早熟ぶりに合わせて大天才モーツァルトの「ヴァイオリンソナタK.301より第2楽章」
ピアノはこちらも天才佐藤卓史さん。
どうぞお楽しみに。
☆ジュディ・オングさん
代表曲の〈魅せられて〉をピアニストの佐藤卓史さんが番組用に素敵に編曲したスペシャルバージョン!
☆チェンバロ奏者 曽根麻矢子さん
バッハ〈ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番より〉とモーツァルト〈ヴァイオリンソナタK.304より〉2つのソナタで典雅な世界。
☆ボサノヴァの女王小野リサさん
世界中で大ヒットしたブラジルの歌〈マシュ・ケ・ナダ〉を佐藤卓史さんの編曲で。
☆フランス音楽のスペシャリストピアニストの藤井一興さん
シャンソン〈パリの空の下〉を大政直人さんの編曲で。
☆ジャズ・シンガー伊藤君子さん
ジャズ・スタンダードの〈恋人よ我に帰れ〉
村田陽一さんの編曲でお届けします。
どうぞご覧ください🎻
おんがく交差点第164回。ゲストはガドゥルカ奏者 ヨルダン・マルコフさん。愛称ダンチョさんです。
ガドゥルカはブルガリアの民族楽器。ヴァイオリンと同じく、弓で弦を弾きます。楽器が教会のように響くのにはびっくり。14本ある弦のうち、演奏に使うのは3本だけなんです。あとは共鳴弦。私も弾いてみたくてちょっと挑戦させていただきましたよ。
ブルガリアの6月初旬は「バラ祭り」が盛んなので、小径はエディット・ピアフの「バラ色の人生」コラボは思わず踊り出したくなるブルガリア民謡「プラヴォ・ホロ」素敵なピアノは初登場 山中惇史さんです。みなさま、ぜひお楽しみくださいね。