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おんがく交差点 vol.416 根本要さん

2024.04.06(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第416回ゲストはロックバンド「スターダスト☆レビュー」のボーカル&ギター・根本要(ねもと・かなめ)さん。

現在ツアーの真っ最中。公演の街に合わせて選曲が毎回違う!すごいこと!ですから、その日だけのライブになる…ということです。
根本さんのライブにかける熱い想いがすごいです。
いつどんな時でも120%のライブが信条!すばらしいですね。

埼玉の熊谷に育ててもらった!と。熊谷なくしてはプロになれなかった…とまでおっしゃるワケとは?貴重なお話ですよ。

中学時代にバンドを結成して、知らないうちに「かまやつひろしさん」のラジオ番組で、演奏が流れたそうです。
その頃はガキ大将、怒りっぽかったのが一念発起して、ナント禅寺で修行をなさった!すごいことですね。そこで学んだことをお話してくださいます。ぜひお聞きくださいね。

根本さんが作詞作曲した不朽の名曲「今夜だけきっと」を歌われ、感動の私は小径に、バンドにちなんだクラシック曲、ドビュッシー作曲「星の夜」を山田武彦さんの美しいピアノと。
そしてコラボは「スターダスト☆レビュー」の代表曲、「木蘭の涙」を萩森英明さんのヴァイオリンアレンジでお聴きください。素敵なピアノは添田啓ニさん。
根本さんの歌声を横で聴いて、感動しながら演奏しました。
みなさま、ぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.415 コラボレーション名曲集第51弾

2024.03.30(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第415回はコラボレーション名曲集第51弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

サクバット: 宮下宣子さん
「2声のためのソナタ4番」ダリオ・カステッロ

古楽のリコーダー: 濱田芳通さん
「ベルガマスカ」マルコ・ウッチェリーニ

オルガネット: 西山まりえさん
「喜びの始まり」
作者不詳 14世紀イタリア ロンドン写本より
(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.414 菊本和昭さん

2024.03.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第414回ゲストはトランペット奏者菊本和昭さん。

 菊本さんはNHK交響楽団で首席トランペット奏者を務めていらっしゃいます。

 吹奏楽に興味を持ったのはお姉さんの影響、姉を追い越そうと、高校で吹奏楽部に入部。
 演奏の調子が悪いと『暴れん坊将軍』になる?小朝師匠のムチャ振りで……ナント!暴れちゃう?

 高校時代には、音楽の先生になるために、音大を目指した!!のに、プロになったワケは?

 京都市交響楽団に入団、のちに〈京都に菊本あり。〉と言われたのに、N響の首席を受験した理由とは?……2番奏者より、やはり首席で目立ちたい!

 N響入団からすでに10年が経った!でも、いまだに〈CDの指揮者〉が怖い?
 意外ですね。貴重なお話、伺いましょう。
 N響首席でも、〈手の届かないテクニック〉があるそうです。さて?それは「ワウワウミュート」なぜでしょうね。必見!

 菊本さんの超絶技巧のソロのあと、小径はグッドタイミング!
 服部良一作曲  朝ドラでもおなじみ「ラッパと娘」かっこいいピアノは山田武彦さん。

 コラボは神田晋一郎作曲  「4つの舞」
 テンポ感ある素敵な作品で、すばらしいトランペットとのコラボをお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.413 福田進一さん

2024.03.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第413回ゲストはクラシックギターの福田進一さん。

クラシックギターの第一人者で、長年日本のギター界を牽引してこられました。
パリ国際ギターコンクールで優勝された福田さん。国際コンクールの課題曲は膨大で、まるでリサイタルの厳しさだったそうですよ。
でも優勝してしまったら、25歳で燃え尽き症候群に……?それでも、パリのストリートでまた燃えた!?

リサイタルはまるでレストラン。プログラムはフルコースのお料理に見立てて。福田さん流のプログラムはどのように?
興味深いお話をしてくださいますよ。
そして世界に154本しかない使用楽器についても詳しく教えてくださいます。…あら、そんなことまで、公開しちゃっていいの?
みなさま、お聞き逃しなく!

いい音楽に必要なのは本と絵と……あれ?
何でしょうね。
映画『マチネの終わりに』のギター監修では、福山雅治さんと対決?……と思いきや敵は、なんと自分だった?と。

福田さんのソロ、エリック・サティの作品を受けて、小径はサン=サーンス作曲「ヴァイオリン協奏曲 第3番 第2楽章」
映画音楽を最初に作曲し、映画のクオリティを高め、より多くの観客動員にも貢献したのがサン=サーンス。彼に続いて、映画音楽を手がけたのがサティ。
オーケストラのような素敵な響きのピアノは山田武彦さん。
そしてコラボは不世出のタンゴ歌手、現在もタンゴ界の偶像にとどまらず、アルゼンチンの国民的英雄、カルロス・ガルデル作曲 「ウナ カベーサ(首の差で)」

みなさま ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.412 海老彰子さん

2024.03.09(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第412回ゲストはピアニスト海老彰子さん。

1年の大半をフランスを中心に、ヨーロッパで活動されて、日本と往ったり来たりしていらっしゃいます。ショパン国際ピアノコンクールの審査員も務める方です。

ラヴェルは管弦楽で、ドビュッシーはワルツ?
何のこと?と思われるでしょうが、同じフランスの作曲家でも、個性が全く違うので、向き合い方も変わってくる!
ぜひお聞きください。
 またサティの音楽はエスプリを理解しないとおもしろくない、ではエスプリを理解するには?
 これも長年パリで暮らしていらっしゃる海老さんならでは…のお話ですね。

 さて、みなさまも知りたい?ショパンコンクール。審査員は3週間ショパン漬け!最初は耳が心配になられた…とか。
 審査の秘訣!ショパンの手紙にあるようですよ。これは必聴。
でも…ショパンではない演奏でも○、その理由とは?

 世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチと何度も共演されているので、興味深いお話をされます。本番直前の舞台裏の様子!貴重なお話、伺えますよ。

 海老さんのソロは、日本もフランスも共通するドビュッシーの「雨」の作品、「雨の庭」
 コラボ1曲めは、今海老さんがお気に入りの、レスピーギ作曲「ヴァイオリン・ソナタ第1楽章より」
 コラボ2曲めはフランスの美しいオペラ、サン=サーンス作曲「サムソンとデリラ」より「あなたの声に私の心は開く」

 高校時代から「すばらしいなあ…」と憧れていた海老さんとの初共演となりました。
 みなさまぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.411 小栗まち絵さん

2024.03.02(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第411回ゲストはヴァイオリニスト、小栗まち絵さん。
名ヴァイオリニストであり、また名指導者として名高い小栗さん。

 ヴァイオリンを始めたきっかけは銀行員でいらしたお父様?
小学1年生の時に小澤征爾さんの指揮で演奏されたそうです。すごいですね。

 中学1年生になるとオーケストラのコンサートミストレスに抜擢され、齋藤秀雄先生の指揮でも演奏。幼くして頭角を現していらしたんですね。

 でもオーケストラでは、指揮の通りに弾いているのに、なぜか自分だけ怒られて……おかしいなあ?その後、後ろが見えていなかった!ことに気づかれたそうです。
 そうなんです、、オーケストラは大所帯。コンマスは自分だけが、完璧に弾けたとしても、それだけでは務まらないんですね…。

 カルテットも大好きで活動されますが、知らないうちにメンバーに決められていたことがきっかけ?

 指導者として大切にされているのは「敬意!」だいじなことをおっしゃって下さいました!
 また小澤征爾さんの思い出、間近で見たマエストロ小澤征爾さんの凄さも語って下さいます。必聴!

 小栗さんのソロ、貴志康一作曲の美しい「竹取物語」を受けて、竹取とくれば月の光。
 小径はドビュッシー作曲 「月の光」(ヴァイオリン版)美しいピアノは榎本 潤さん。
 コラボはバッハの名曲。最も有名なオルガン曲「トッカータとフーガ」(ヴァイオリン二重奏版)よりお届けします。

 ぜひお聴き下さいね。

おんがく交差点 vol.410 コラボレーション名曲集第50弾

2024.02.24(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第410回はコラボレーション名曲集第50弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

チェロ界のホープ: 岡本侑也さん
「3つの二重奏曲第1番 WoO.27-1 第3楽章」
作曲: ベートーヴェン
編曲: ヘルマン

歌うチェロ: 長谷川陽子さん
ピアノ三重奏曲 アレグロ JS 27
作曲: シベリウス

ロシアのチェロ: ドミトリー・フェイギンさん
戦争と平和 作品91より「ワルツ」
作曲:プロコフィエフ
(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.409 Yoyaさん

2024.02.17(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第409回ゲストはギリシャ伝統楽器ブズーキ奏者のYoya(ヨーヤ)さん。

 ブズーキはギリシャの国民に愛されている伝統的な弦楽器です。
 現代ギリシャ音楽の中心的な存在の撥弦楽器!

 胴体は木材を組み合わせた丸い形で、胴体の表には美しい螺鈿細工が施されています。
 弦はスチールで、同じ音が2本ずつある複弦になっています。ギターのように、2本ある弦を同時に弾くので、独特な音色です。

 Yoyaさんはブズーキに約20年前に出会い、その当時はギター演奏の経験もほとんどなかったとか。
 ところが、とある民族楽器店でブズーキを見て、なんと!音色を聴く前に一目惚れしちゃった!
 こんなことってあるんですね!
 この番組で初めてお会いする方の、すごいエピソードを伺えて、いつもびっくりしたり、世界が広がります。

 Yoyaさんのソロ、ギリシャ音楽レベティコを受けて、小径はギリシャ神話の〈オルフェウスとエウリディーチェ〉がテーマの作品です。
 グルック作曲「精霊の踊り」をクライスラー編曲版で。美しいピアノは佐藤卓史さんです。

 コラボは必聴!ギリシャが舞台の映画『日曜はダメよ』の、ブズーキを使ったテーマ曲。
 マノス・ハジダキス作曲、萩森英明編曲「ネバー・オン・サンデー(タペディアトウピレア)」共演は、maoさん。

 貴重な機会です。ぜひお聴きくださいね!

おんがく交差点 vol.408 孫シャオモンさん

2024.02.10(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第408回ゲストは中国笛子(ディズ)演奏家、孫シャオモン(スン・シャオモン)さん。

『笛子(ディズ)』は中国の伝統的な竹製の横笛です。

 笛子は、日本の雅楽の笛『龍笛』と似ていますが、中国特有の音色です。
 なぜ、中国特有の音色になるのか?その秘密は、日本の笛にはない『葦でできた薄い膜』が1枚あるからだそうです。専門的なお話も伺えますよ。

 今回は、日本の尺八の兄弟ともいわれる、竹製のなが~い中国縦笛『簫(しょう)』も紹介してくださいます!

 楽器を始めたきっかけは、古代ドラマ!幼い頃はなんと人間が苦手で、動物を集めたかった…?色々理由があるんですね。

 中国の伝統楽器を学ぶためなのに……?なぜか日本に留学されました。笛は狭い世界だから、日本にいらした?
色々お話くださいます。

 孫さんのソロは故郷の曲。小径は、中国の笛にまつわる、マーラー作曲「大地の歌 第3楽章 青春について より」
美しいピアノは榎本潤さん。
 コラボは孫さんも私もよく知っている作曲家の作品です。牟岐礼作曲、編曲「永遠の愛」
中国特有の響きをお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.407 金子美勇士さん

2024.02.03(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第407回ゲストはピアニスト金子三勇士(かねこ・みゆじ)さん。

 日本とハンガリー、2つのアイデンティティを持つ三勇士さん。
2歳でピアノと出会い、なんと!6歳でひとりハンガリーに留学。

 見た目のせいでイジメられてハンガリーに馴染めなかった?
でもその環境が音楽を極めるモチベーションになっていったそうです。

 大切なことを色々お話くださいましたよ。
 ハンガリーではなかなか楽譜は開かせません。なぜ?作品と向き合うアプローチが日本と正反対!

 はなやかなイメージの『ピアノの魔術師』リストですが、その素顔は、世のために色々なことを成したそうです。『本当のリスト像』に感銘を受けた三勇士さんはそれを伝えるべく、ご自身が『21世紀のリスト』になりたい!と強く語ります。

 私は三勇士さんが高校生の時出会い、「素直でしっかりした好青年(好少年?)だなあ…」と、注目してきました。

 今や大活躍!
 地に足のついた活動ぶり、演奏とともにすばらしいお話もぜひお聞きくださいね。

 コラボは2曲ともリストの作品です。
 まず「レメーニの結婚式のための祝婚曲 S129」
 そして「協奏的大二重奏曲 S128」