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おんがく交差点 vol.329 コラボレーション名曲集第36弾!

2022.07.30(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第329回はコラボレーション名曲集第35弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ペルシアの打弦楽器サントゥール: 岩崎和音さん
「キャラバンサライ」
作曲: 喜多郎
編曲: 萩森英明

アラブ楽器の王様ウード: 常味裕司さん
「ダーリジ・ヒジャーズ」
ムアッシャハー(宮廷歌曲) 
編曲: 萩森英明

ケニア伝統太鼓ンゴマ: 大西匡哉さん
「Mali ya Mungu~すべての命はたからもの~」
作詞・作曲: 大西匡哉 
編曲: 萩森英明
(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.328 アンサンブル音泉

2022.07.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送
 おんがく交差点第328回ゲストはアルプホルン「アンサンブル音泉」
 草津温泉で活動する4人組『アンサンブル音泉』おんせん!粋ですね。
 前原尚規さん、在原豊さん、村田厚生さん、首藤健一さん。
 
 アルプホルンは全長340㎝の長ーいスイス・アルプスの伝統楽器。木製なのに金管楽器!
 4人の楽器は自分たちで作り(製作期間は10日から2年のことも!)本番のものより音が良いとか。なが~いけど運ぶ時は3つに分割できる優れもの。
 メンバー4人は、普段はトランペットやトロンボーンのクラシック演奏家です。草津温泉でアルプホルンを演奏することになったワケもお話くださいますよ。
 
 小径はアルプスといえば、ロッシーニ作曲「ウィリアム・テル序曲より」佐藤卓史さんの素敵なピアノと聴いて下さいね。
 コラボはアルプホルンのための作品。「アルプホルン・ファンタジー」横山 真男さんの編曲で。
 アルプスにいると錯覚するような音色、形。お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.327 原田幸一郎さん

2022.07.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第327回ゲストはヴァイオリニスト・弦楽四重奏のレジェンド 原田幸一郎さん。
 世界に名を轟かせた名クワルテット『東京クワルテット』の第1ヴァイオリンを12年間務め、ミュンヘン国際コンクールで優勝して『弦楽四重奏のレジェンド』といわれる名手です。

 ジュリアード音楽院に留学して、『伝説のヴァイオリン教師』から学んだことは〈右手〉?この、教師とは名ヴァイオリニストを育てたことで有名なガラミアン先生とディレイ先生!お二人ともご自身ではほとんど演奏されなかった?貴重なお話です。お聞き逃しなく。
 カルテットの極意は4人のケンカ! でもそこまでしてハマる理由は……ベートーヴェンにある?最近は指揮者としても活躍中ですが、挑戦して気づいたことがあるそうです。さて?

 原田先生のソロはモーツァルトの名曲、ヴァイオリン・ソナタK.304 第2楽章
 小径は〈ウクライナの第2の国歌〉といわれる「メロディ」作曲: ミロスラフ・スコリク。佐藤卓史さんの美しいピアノと心を込めて演奏します。
 コラボはやはりウクライナ🇺🇦出身の作曲家、グリエール作曲。めずらしいヴァイオリン二重奏曲「12のヴァイオリン二重奏曲 作品49より第1曲 アンダンテ」今大変な状況のウクライナ🇺🇦、毎年伺っていたウクライナに心を寄せて演奏します。
 優秀なヴァイオリニストやカルテットを育てていらっしゃる原田先生のお話、また演奏をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.326 南こうせつさん

2022.07.09(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第326回ゲストは、フォークシンガー南こうせつさん。
 国民的な歌手、南こうせつさんは1970年のソロデビューから50年以上、第一線でコンサート活動をされています。ソロデビューの直後に「かぐや姫」を結成され、「神田川」「赤ちょうちん」「妹」などミリオンセラー多数。
 現在は大分県にお住まいです。新型コロナの影響で、異変が。
 田舎で野鳥を心配したら……?逆に心配されたお話や新曲「夜明けの風」誕生秘話も語ってくださいますよ。

 影響を受けたフォークグループや、森山良子さんとの歌……たくさんすばらしいお話も満載!
 チャリティコンサートでもご一緒させていただいていましたが、お人柄もすばらしい方です。

 こうせつさんが新曲「夜明けの風」を披露されたので、(ヴァイオリン佐久間順平さんピアノ大山泰輝さん)それを受けて私のコーナー小径は「南から吹く風」を、と思いまして、イングランド民謡「風よ、南から吹け」佐藤卓史さんの爽やかなピアノとお聴きください。
 コラボは『これを絶対お願いしたい!』と思い、リクエストさせていただきました。喜多條忠さん作詞南こうせつさん作曲「神田川」大山泰輝さんのすばらしいピアノと弾かせていただきました。本家本元のヴァイオリン佐久間順平さんも聴いていらっしゃる前で……。
 いつ聴いても名曲、最初のフレーズが始まった途端、心が震えて涙が溢れてとまりませんでした。本番は泣かないでがんばりました!

おんがく交差点 vol.325 中村仁美さん

2022.07.02(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第325回ゲストは篳篥奏者、中村仁美さん。

 雅楽の楽器・篳篥!古典はもちろんですが、ソロ楽器としての篳篥の魅力を追求して独奏曲やアンサンブル曲も演奏。「伶楽舎」のメンバーでもあります。
 篳篥は小さな竹の縦笛。オーボエと同じ〈リード楽器〉の仲間ですが、実は二枚舌の草笛?リードは〈舌〉と呼ばれ、アシで出来ているのにヨシ?オーボエとは違うヒミツも伺えますよ!
 中村さんは元々ピアノを弾いていらして、そのうち民族楽器に傾倒していく内に雅楽にたどり着いたそうです。
アラブ音楽ともコラボしていらっしゃる理由は、「雅楽以前の篳篥の音」を引き出したいから……意欲的なお話をぜひお聞きくださいね。

 中村さんのソロが、〈夏の調子の雅楽曲〉である「黄鐘調調子」(おうしきちょうのちょうし)ですから、お迎えする私の小径は〈夏の定番クラシック〉ヴィヴァルディ作曲四季より「夏」第3楽章。山田武彦さんのすばらしいピアノでお聴きください。
 コラボは雅楽曲「蘭陵王」(らんりょうおう)萩森英明編曲。

おんがく交差点 vol.324 長谷川陽子さん

2022.06.25(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第324回ゲストはチェリスト長谷川陽子さん。
 フィンランドのシベリウス・アカデミーで学び、今年デビュー35周年、ベートーベンのチェロ・ソナタ全曲演奏!今だからこそ弾ける??貴重なお話も伺えます。
 お父様は評論家で、日本の音楽界を温かく支えてくださった長谷川武久さん。私も学生時代から色々教えていただいてお世話になりました。お母様のピアノと共にヴァイオリンを弾いていらっしゃいました。ところが、その影響で?陽子さんは、ヴァイオリンは『変な音がする』と思っていた…とか。どういうことなんでしょうね。
 3歳の時、20世紀最高のチェリスト、パブロ・カザルスの音色に魅せられ、学生時代はヨーヨー・マの追っかけ!
 陽子さんの師匠もカザルスを敬愛していて、その教えは「歌いなさい」そうしたら、ヨーヨー・マにも褒められた!やはり音楽は歌ですね。あたりまえのように思われるかもしれませんが、コンピューター?みたいな演奏をする方も増えていますからね…。
 陽子さんのソロは、今年テーマにしていらっしゃるベートーベン作曲「チェロ・ソナタ第3番より第1楽章」
 そして今回の小径は、陽子さんのお父様からいただいた、私の〈宝物〉を演奏させていただきます。武久先生がお若い時にめずらしい楽譜をウィーンで手に入れられました。アラール作曲「椿姫ファンタジー」です。のちに、「大谷さんに向いていると思うから、弾いてね。」と、楽譜を下さいました。それはSONYからの、2枚めのCDを収録する4日前のこと。今では売られていない貴重な楽譜をいただき、CDのタイトルも「椿姫ファンタジー」となり、いまだにベストセラーとなっています。この中から小径では「プロヴァンスの陸と海」山田武彦さんの、素敵なピアノと聴いてくださいね。
 武久先生の優しいお声やお顔が蘇って、うるうるしました。今、この作品が、私の看板のようになって活動させていただいているのも、武久先生のおかげです。ありがとうございます!
 そしてコラボは、陽子さんが留学されたことにちなんで、シベリウス作曲「ピアノ三重奏曲 アレグロ JS27」
 爽やかな作品。お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.323 山田武彦さん

2022.06.18(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第323回ゲストは、ピアニスト・作曲家山田武彦さん。
 東京芸大附属音楽高校、同大学で作曲を学び、パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科を満場一致の首席で卒業。
 パリ音楽院コンセルヴァトワールで学んだのは『顔』?作曲の極意は『顔』にある?
 番組でも素敵なピアノを披露してくださっていて、先週はピアニカ+ピアノという技も聴かせてくださいました。
 幼い頃からまるでモーツァルトのように、演奏して作曲していたそうです。テレビから聞こえる〈変な音〉で伴奏を覚えた?とか。
 尊敬するのはベートーベン!これが小朝師匠を触発するお話で、師匠が悪ノリして、フランク永井のモノマネまでして進行を妨害?大ノリです。つまり、ベートーベンは2回繰り返して3回めに変化させる……ナントこれはお笑いと同じ手法ですって!
 山田さんは曲のタイトルを考えるのが好きですって。ですからゲストのソロはコロナの終息を願った曲「ミルクの王冠2020」
 今回コラボを特別2曲。まずピアソラを和風にした作品、山田武彦作曲「ピアソラのリベルタンゴを聴いて」
 2曲めは山田さんが満場一致で首席卒業されたパリ音楽院の先輩、セザール・フランクの若き日の貴重な作品、「アンダンティーノ・クィエトーゾ変ホ長調op.6」
 芸大附属高校時代からすでに〈教授〉というニックネームで慕われていた山田さんの才気溢れる作品、演奏をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.322 渡辺えりさん

2022.06.11(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第322回ゲストは歌手・俳優 渡辺えりさん。
 劇作家、演出家としても有名な才女ですが、実は歌手としても活躍されています。
 東京キューバンボーイズやアコーディオンのcobaとも共演、ピアソラ生誕100周年の公演もなさっています。
 原点はコタツの上で歌っていた「荒城の月」幼い頃は、近所で歌ってご馳走を食べて育ったとか。
 そして、小学校に入って、イジメに遭ったそうです。そんなことがあったなんて……。救いになったのが…お芝居!色々なことを体験されているんですね。
 ご両親は役者の道に大反対!高校卒業後は家出同然で上京され……でもお芝居で納得してくださったそうです。『Shall We ダンス?』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞された渡辺えりさんを讃えて、小径はこの映画から「ゴールドルンバ(ドニー青木のテーマ)」作曲: 周防義和, 編曲: 小林哲
 コラボはベット・ミドラーの名曲「ザ・ローズ」作詞・作曲: アマンダ・マクブルーム, 訳詞: 渡辺えり, 編曲: 萩森英明/山田武彦, 自在なピアノは山田武彦さん。渡辺えりさんが日本語に訳された特別バージョンです。
 みなさま ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.321 佐藤友紀さん

2022.06.04(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第321回ゲストはトランペット奏者、佐藤友紀(さとう•とものり)さん。
 トランペットは金管楽器の中でも、花形!スターです。
 東京交響楽団首席奏者であると共に、シエナ・ウインド・オーケストラ、また金管アンサンブル「ARK BRASS」でも活躍されています。
 小学4年の時、お父さまはトランペットの音が鳴らないのに、友紀くんは鳴らしちゃった?これが最初の出会いだそうです。
 トロンボーンに寄り道したものの、やっぱりトランペットだ!と。
 本音はもしかして、かっこいい花形楽器を演奏してモテたかった?いや、友紀さんはそういう方ではないですね。
 「世界最高峰の名手」マティアス・ヘフスに師事し、学んだことは美しさとギャップ?深いお話が伺えますよ。
 昨年は『ジブリ音楽』のCDもリリースされました。その理由も明かしてくださいます。
 小径は必見!必聴!画面で、「えっ?」ということが起こります!?ニニ・ロッソの「夜空のトランペット」美しいピアノは佐藤卓史さん。
 コラボがまためずらしい作品です。エリック・イウェイゼン作曲「トランペット、ヴァイオリン、ピアノのための3重奏曲より第2楽章」これはこの3つの楽器のために書かれたオリジナル曲です。
 みなさまぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.320 金オルさん

2022.05.28(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第320回ゲストはカヤグム奏者、金オルさん(キム・オルさん)
カヤグムは朝鮮半島の伝統楽器、日本の筝とも似ています。

 金オルさんは日本で生まれ、12歳からカヤグムを始めて、本場、韓国の梨花女子大学 音楽大学にも留学されました。
 留学時の韓流ドラマのような心温まるエピソードを話してくださいますよ。『ロッカー』で国境を越えた?
 今回2種類のカヤグムをご紹介くださいました。古典楽器は12弦で、絹の糸。改良楽器は25弦で7音階。付け爪は使わず、素手で弾き、胡座をかいて膝に乗せて演奏するのが伝統的だそうです。様々なテクニックが詰まった伝統曲を、伝統的な太鼓・チャンゴと共に披露してくださいます。
小径は、韓国映画のテーマ曲で、大島ミチルさん作曲「私の頭の中の消しゴム」佐藤卓史さんの美しいピアノと聴いてくださいね。
コラボは朝鮮民謡「アリラン」編曲: 萩森英明。アリランは有名な曲ですが、実は何千曲もある……と教えていただいてびっくり。
みなさま、美しい調べを聴いてくださいね。