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おんがく交差点第299回 藤本昭子さん

2022.01.01(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

おんがく交差点第299回
今回は、番組初の元旦放送です‼️
ゲストは地歌箏曲演奏家、藤本昭子さん。地歌ライブも長年続けられ、精力的に活動されています。
『地歌』は江戸時代に大阪・京都で生まれた『三味線の弾き歌いの音楽』

人間国宝の母・藤井久仁江さんと祖母・阿部桂子さんに師事され、数々の賞を受賞していらっしゃいます。
3歳から祖母の熱血指導で地歌のお稽古を始めた昭子さんですが、怒られてばかりで嫌だったそうです。でも一生懸命お稽古をしていると、なぜか好きになったとか…。

人間国宝のお母様も厳しかったけれど、最後に残した言葉に昭子さんは号泣!
厳しいお稽古と涙が大輪の花を咲かせたんですね。貴重なお話です。

今回お祖母様が最後まで大切にしていらした国宝級の三味線「金明」で、地歌の代表曲を演奏してくださいます。
小径は地歌と同じ時代にできた八橋検校作曲 「六段の調」を。
コラボは平和な御代が永遠に続くことを願った曲、作者不詳「尾上の松」です。
元旦に平和を願いながらの演奏をぜひお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.298 コラボレーション名曲集第32弾!

2021.12.25(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第298回はコラボレーション名曲集第32弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

尺八; 川村葵山さん
「アヴェ・マリア」
作曲: ジュリオ・カッチーニ
編曲: 萩森英明

フルート; 有田正広さん
「音楽の捧げもの」
作曲: J.S.バッハ

マルチフルート; 笛吹かなさん
「民謡・わらべ歌メドレー」
編曲: 森川拓哉

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.297 マレー飛鳥さん

2021.12.18(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第297回ゲストはヴァイオリニスト、マレー飛鳥さん。
 「飛鳥ストリングス」としても多彩な活動を展開するマレー飛鳥さん。
 東京芸大在学中に沢田研二さんのツアーサポートに始まり、今や世界を股に活躍しています。ヴァイオリンは3歳の時に「悪魔のトリル」を聴いて、この楽器をやる!と決めたそうです。
 お母さまが画家でいらして、幼い頃は一緒に演奏旅行に!宇宙と交信?できるお母さま!太極拳をやって音楽が変わった?貴重なお話がたくさん。
 共演されたアーティストは尾崎豊、ユニコーン、大貫妙子、浜田省吾、松たか子……ハンパない数の方々。
 ジャズピアニスト山下洋輔さんからは「自由な演奏をしていいんだ」と学んだとのこと。実は私も山下さんから、まさにそのことを教えていただきました。
 この放送の翌日19日(日)私は山下洋輔さんと兵庫県市川町でコンサートです。「自由で豊かな音楽を満喫しよう!」と思っています。
 さて小径はシマノフスキー作曲「神話 第1曲 アレトゥーサの泉」松本 和将さんの美しいピアノと聴いてください。マレー飛鳥さんが「神話」という素敵なアルバムを出していらっしゃるので、この選曲となりました。
 コラボはオリジナルをマレー飛鳥さんがこの放送のために編曲してくださった特別バージョンです。作曲・編曲マレー飛鳥 「Walkin’ Eyes」マレー飛鳥さんが、グループ「Adi」を最初に組んだピアニスト、塩谷哲さんが素敵に弾いてくださいます。
 なんと、塩谷さんと松本さんは共演したことのあるお友だち。またマレー飛鳥ちゃん!は私の後輩で、ナント◯十年ぶり!に会えてうれしい収録でした。みなさま ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.296 CHILDHOOD

2021.12.11(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第296回ゲストはハンドフルートとピアノのCHILDHOOD(チャイルドフッド)
 森光弘さんのハンドフルートの原点は、幼い頃に父から教わった『手笛のフクロウ』
 ピアノの臼田圭介さんはグランドピアノのある家庭に育ち、まさか楽器を何も持たない人と組んで活動するとは思ってもいなかった…。
 デュオのきっかけは東京音楽大学での出会い。実は「友達を探さなくではならない事情があり…」
 2人は芸術祭で初めて演奏。お客さまの反応に感動!手笛をハンドフルートと命名したそうです。
 海外にも手笛の演奏家はいますが、森さんの〈手の組み方〉は独特で、空気が漏れそう…? この理由はご覧いただいてのおたのしみ。
『夢をかなえるコンサート』で夢が叶った!でも、マネはしちゃダメ……?どういうことでしょうね?これも観てのおたのしみに。
 ゲストの1曲、オリジナルの「道(タオ)」を受けて、小径は映画「道」 の主題歌を。ニーノロータ作曲 採譜アレンジ 大沼 弘基
 コラボはルロイ・アンダーソンの名曲を臼田さんが編曲した特別バージョンで「トランペット吹きの休日」 ルロイ・アンダーソン作曲 臼田圭介編曲
 楽器がなにも見えないのに?手が楽器。美しい音が流れてきます。
 ぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.295 松本和将さん

2021.12.04(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第295回ゲストは、ピアニスト松本和将さん。
 幼い頃からピアノが大好きで、家の隣にある保育園から聞こえるピアノの音を楽しみにしていました。家にはピアノはなくて、叔父さまからいただいたカシオのキーボードで楽譜を勉強していたそうです。そして国内外の名だたるコンクールで、数々の入賞を果たされました。
 憧れのピアニストはホロヴィッツ。でもホロヴィッツにはなりたくない?そうですよ。小朝師匠とも、YouTube、コンサートの話題で盛り上がります。
 松本さんのソロはショパン、そして今回コラボは2曲共演です!スクリャービンの研究もされている松本さんに敬意を表してコラボ1曲めはスクリャービン作曲「ノクターン」私がヴァイオリン用に編曲してみました。
 そして2曲めはラフマニノフ作曲 「パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏」をクライスラーの編曲でお届けします。
 松本さんの美しい音、アンサンブルをお楽しみください。

おんがく交差点 vol.294 コラボレーション名曲集 第31弾!

2021.10.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第294回はコラボレーション名曲集第31弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

テノール; 樋口達哉さん
「サンタ・ルチア」
作詞: E.コッソヴィチ, 作曲: T.コットラウ
日本語訳詩: 堀内敬三, 収録用編曲: 森川拓哉

バス歌手; 妻屋秀和さん
「オックス男爵のワルツ」~歌劇《ばらの騎士》
作詞: H.v.ホーフマンスタール
作曲: R.シュトラウス
訳詞: 田辺秀樹

カウンターテナー; 藤木大地さん
「Morgen!」
作曲: リヒャルト・シュトラウス

おんがく交差点 vol.293 五木ひろしさん

2021.11.13(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第293回ゲストは歌手・五木ひろしさん。『五木ひろし』としてデビューされて50周年を迎えられました。
『全日本歌謡選手権』を10週連続で勝ち抜いて、グランドチャンピオンに輝き、1971年「よこはま・たそがれ」から50年間、数々のヒット曲を歌い続けていらっしゃいます。
最初の頃は心無い言葉にも傷ついたそうですが、お母さまへの想いを原動力に、耐えられたお話もされます。
 ソロは「契り」阿久 悠さんの詞がすばらしくて、悩み抜いて、映画の主題歌としてご自身、作曲された名曲。今回は特別に、松本和将さんのピアノ伴奏だけで歌いあげられます。必聴!
 小径は『五木』さんに合わせてシベリウス作曲「樹の組曲 第5曲 樅の木」松本和将さんの美しいピアノとお聴きください。
 コラボは都倉 俊一さんが作詞・作曲された『50年目の新曲』をおんがく交差点特別バージョンで!
作詞 都倉俊一・照井 卿 作曲 都倉俊一 編曲 萩森 英明 「日本に生まれてよかった」
 みなさま、ずっとトップを進んでいらした五木ひろしさん!ご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.292 篠﨑史子さん

2021.11.13(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

おんがく交差点第292回はなかなかふだん見ることのできない『箜篌』…日本の古代ハープです。
正倉院で1983年欠片が発見され、そこから復元されました。1986年に作曲家の鳥養潮さんが初めて演奏、翌年87年に篠﨑さんが演奏されました!
今回、国立劇場所蔵の『箜篌』を紹介してくださいます。
この機会にぜひご覧くださいね。古代に思いを馳せてお聴きください!

おんがく交差点 vol.292 篠﨑史子さん

2021.11.13(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第292回ゲストは、日本の古代ハープ箜篌奏者、篠﨑史子さん。
 日本ハープ協会の会長も務めるハープの第一人者で、初めて箜篌を演奏されたのは1987年。今回、国立劇場所蔵の楽器を紹介してくださいます。
 1983年に正倉院で発見された欠片から復元され、1986年に作曲家の鳥養潮さんが復元した箜篌を初めて演奏、そして翌年、篠﨑さんが演奏されました。
 〈日本の古代ハープ〉といわれますが、西洋のハープとは「左右が逆」などの意外な違いがあります。色々説明してくださいますよ。
 篠﨑さんが育てた愛弟子の佐々木冬彦さんは作曲家としても活躍され、『箜篌の第一人者』となられましたが、昨年病に倒れ…帰らぬ人となってしまわれました。私も存じ上げていますが、すばらしい才能の方で、残念です。
 雅楽ということで、小径は「越天楽」採譜アレンジを大沼弘基さん。厳かなピアノは山田武彦さん。
 そしてコラボは、篠﨑さんの愛弟子、若くして亡くなった佐々木冬彦さん作曲「紫の園に香るは…」(原曲はフルーティスト 紫園香さんのために作曲)佐々木冬彦さんを追悼して演奏させていただきました。
 みなさま、めずらしい箜篌をよくご覧いただき、古代に思いを馳せてお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.291 曽我大介さん

2021.11.06(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第291回ゲストは指揮者・コントラバス奏者、曽我大介さん。
 ルーマニアにコントラバスで留学中にナント!「間違って」指揮者デビューし国際コンクールで優勝されました。
 長年国交100周年の日本とルーマニアの架け橋となられ、このたび令和3年度外務大臣表彰を受賞されました。おめでとうございます!
 国際コンクールで優勝しても足りないものが……全部だった?大切なことを話してくださいますよ。
 コロナ禍、コンサートが軒並み中止になったので、ヒマで!?ベートーベンの本を2冊も書いちゃったんですって!書いたのは『トリセツ』とウィーンの観光案内にもなっている『小説』すばらしいですね!
 今回はソロには生誕200周年の作曲家 ボッテジーニ「ガボット」を17年ぶりに演奏されます。
コラボはバルトーク作曲 「トランシルヴェニア舞曲」を曽我大介さんご自身の編曲で。ソロもコラボも素敵なピアノは冨永愛子さん。
 小径はルーマニアの作曲家 ジョルジュ・エネスコの「幼き頃の印象 作品28」から無伴奏の〈ヴァイオリン弾き〉です。
 指揮者のコントラバス演奏、興味深いお話も楽しみにご覧ください。