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おんがく交差点 vol.270 三輪郁さん / 三輪純生さん

2021.06.12(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送

 おんがく交差点第270回ゲストは三輪郁さん(ピアニスト)と三輪純生さん(元N響トロンボーン奏者)父娘さんです。
 郁さんはこどもの頃はピアノの練習がキライで、サボって遊んでいたそうです。お母様もピアニストなので、お父様は「娘のピアノもちょっと苦手?」という感じだったそうです。
 郁さんは高校卒業後、ウィーン国立音大に進学されて、本場で色々学ばれ、ウィーンフィルを聴く体験からお父様も興味津々に。
 今や「ウィーンの薫りを伝えるピアニスト」となられたお嬢様に、お父様は立ち入らない方針だとか。ほのぼのとした父娘のお話が伺えますよ。
郁さんと初共演した作品がメンデルスゾーンだったことから、今回はメンデルスゾーンを2曲コラボ。
「甘い思い出 無言歌より」メンデルスゾーン作曲 ハイフェッツ編曲。
「ヴァイオリン協奏曲 第1楽章」より、メンデルスゾーン作曲。
 みなさまぜひお聴きくださいね。

おんがく交差点 Vol.269 森山良子さん

2021.06.05(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第269回ゲストは歌手森山良子さん。
 さわやかな美しい歌声と抜群のリズム感、歌唱力で常に第一線で活動されてきました。
 ご両親がジャズミュージシャンでいらしたため、お家ではビッグバンドが流れて、夢はジャズシンガーだったそうです。
 お家で鼻歌を歌っていると、ダメ出しが入り、30秒のところが1時間にもなってしまう!
 叔父のかまやつひろしさんはリズムにダメ出し。ご子息直太朗さんのお話も貴重ですよ。
 そして今でも、先生に見ていただいているそうです。14歳の時からずっと習っている歌の先生で涙があふれる!すばらしいお話に感動。
 小径は森山良子さんがデビュー当時「日本のジョーン・バエズ」と言われていらっしゃったので、ジョーン・バエズ「勝利を我等に」編曲: 萩森英明さん。 美しいピアノは松本和将さん。
 コラボは長野オリンピックの開会式で森山良子さんが高らかに歌いあげた「子供たちの明日のための歌」 森山良子さんが23年ぶりに歌ってくださいました。感動的です!
 「明日こそ、子供たちが…」 作詞: ジム・スタインマン, 日本語訳詞: 浅利慶太, 作曲: アンドリュー・ロイド=ウェバー, ヴァイオリンアレンジ: 萩森英明さん。素敵なピアノは古川初穂さんです。
 みなさまぜひ聴いてくださいね。

おんがく交差点 vol.268 櫻田亨さん

2021.05.29(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第268回ゲストはリュート奏者、櫻田亨さん。
 ”ギターの祖先”リュートはネックがほぼ90度曲がっています。運ぶ時ラクです…なんて?櫻田さんが笑わせてくださいました。
 リュートは16世紀に大流行した撥弦楽器で、女王様が眠る時に枕元で演奏されたんですって!細い弦を2本ずつ張る”複弦構造”です。意外なことに片手でも持ち上げられるほど軽いんですよ。
 櫻田さんは世界的巨匠・佐藤豊彦さんに弟子入り志願して、オランダに移住。YouTube「おやすみリュート」も人気です。
 小径は、当時リュート曲で人気を博したS.Lヴァイス作曲 ヴァイスと仲よしだったJ.Sバッハの編曲 「ヴァイオリンとチェンバロのための組曲~クーラント」チェンバロパートをピアノで軽やかに弾いてくださるのは松本和将さん。
 コラボはイングランド民謡「グリーンスリーブス変奏曲」
 今のようにせかせかしない、佳き時代に思いを馳せながらお聴きください。癒されます。

おんがく交差点 vol.267 古部賢一さん

2021.05.22(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第267回ゲストはオーボエ奏者、古部賢一さん。
 東京芸大在学中に新日本フィルの首席を試しに!受けたら…合格してしまって…さっすが! それ以来オーケストラとソロで大活躍されてきました。
 大阪の老舗 銭湯の4代目として育ち、中学時代 吹奏楽部の恩師との出会いが運命的。恩師の先生の見る目、聴く耳がすごかったんですね!恩師に勧められて、ご両親も説得して、最終的に東京芸大に入っちゃった…。
 新日本フィルまさかの合格で真っ青になり、”世界のオザワ”小澤征爾さんの目ヂカラに 立ち向かう毎日だったそうです。
 夢は銭湯で音楽会。小朝師匠が〈銭湯とオーボエの共通点〉を。さすが師匠!
 小径は映画”ヴェニスの愛”でも使われたアレッサンドロ・マルチェッロ作曲オーボエ協奏曲からアダージョ
 コラボはニコラ・バクリ作曲 愛の協奏曲「春」Op.80 №2。これは弦楽合奏と、オーボエ、ヴァイオリンの協奏曲です。松本和将さんがスコアの弦楽合奏をピアノで完璧に弾いてくださいました。めずらしい作品、とてもエネルギッシュな曲。ぜひ聴いてくださいね。

おんがく交差点 vol.266 川上昌裕さん

2021.05.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第266回、ゲストは辻井伸行さんの師匠であり、ロシアの作曲家カプースチンの作品を日本に紹介して、現在全曲録音に取り組んでいるピアニスト川上昌裕さん。
 辻井伸行さんを6歳から19歳まで指導され、それは濃密な日々。教えられたのは自分の方だった?
 カプースチンの作品は、クラシックとジャズを融合した作風が特徴で、とにかくかっこいいです!
 川上さんは大学時代、練習曲のハノン60曲を毎日弾き続けて、手と指に変化が出ました。私も「電車」の中で ヴァイオリンの指使いを鍛え、弓使いは「マグロ」の解体ショーを参考にしたり?色々おもしろいお話が飛び出しますよ。
 コラボ1曲めは、辻井伸行さんの作品「花水木の咲く頃」
 コラボ2曲めはニコライ・カプースチン作曲、超絶技巧の難曲「ヴァイオリン・ソナタ 作品70 第3楽章」
 貴重なお話も満載です。ぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.265 マハバル・サウガゲレルさん

2021.05.08(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺
 
おんがく交差点第265回ゲストは、モンゴル民族楽器リンベ・ホーミー演奏家、マハバル・サウガゲレルさん。
 まずリンベですが、これはモンゴル民謡に使われる伝統的な横笛です。昔は”動物の骨”で作られていました。この楽器でクラシックも演奏できる…と、モーツァルトの「フルート協奏曲」も披露してくださいましたよ!
 次にホーミー。これは口の中に小さな楽器があるように?! 2つの音が同時に聞こえる”重音唱法”です。
 伴奏に使う民族楽器は馬頭琴とトヴシュール。”馬”と”ヤギ”お好みはどちらかしら。
 マハバルさんはこどもの頃はモンゴルの[宮殿]で音楽修行された!貴重なお話もたくさん伺えますよ。
 小径はホーミーの”重音唱法”にちなんで、ヴァイオリンで初めて”重音”を使った作品、ビアージョ・マリーニ作曲「ヴァイオリン・ソナタ第4番」より演奏します。
 コラボはモンゴルを代表する作曲家 B.ダムディンスレンのヴァイオリン曲「ヘンティーの高い山」を最初リンベ、途中からホーミーで共演です。素敵なピアノは山田武彦さん。
 いつも世界の貴重な楽器ともご一緒させていただけます。まだ行ったことのない国にも、音楽で伺ったような気がする…すばらしい経験を通して、より”音楽で世界中なかよく“と、強く願っています。

おんがく交差点 vol.264 コラボレーション名曲集第27弾!

2021.05.01(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

おんがく交差点第264回はコラボレーション名曲集第27弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

森田収さん(ハンドパン)
「パプリカ(米津玄師バージョン)」
作曲: 米津玄師, 編曲: 萩森英明

梶原千沙都さん(ヘルマンハープ)
「オーバー・ザ・レインボー」
作曲: ハロルド・アーレン, 編曲: 萩森英明

サキタハヂメさん(歌うのこぎり)
「光のさす方へ」
作曲: サキタハヂメ, 編曲: 山中惇史

おんがく交差点 vol.263 菅野由弘さん

2021.04.24(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第263回ゲストは、作曲家(コンピュータ音楽)の菅野由弘さん。
 幅広い分野の作曲を手がける菅野さんは映画や大河ドラマ「炎立つ」の音楽も担当。また様々な音をコンピュータで加工して曲作りもしていらっしゃいます。
 菅野さんと私は東京芸大で同期で、これまでもたくさんの菅野作品を演奏させていただきました。
 そして、菅野さんが教授を務める早稲田大学の講義の一環で、私とピアノの藤井一興さんは毎年大隈講堂で演奏しています。今年は5月11日です。ぜひ聴きにいらしてくださいね!
 番組では、「火箸」がコンピュータで「星」の音になったり…不思議な世界です。
 絶対音感のお話やベートーベン、またレコードとCDの違いなど、とにかく〈音〉が好きな菅野さんの貴重なお話が伺えますよ。
 今回はコラボを2曲、菅野さんが私に作ってくださったオリジナル曲です。
①「ねこ・ネコ・猫めぐる」菅野さんのピアノで。
②「星曲線-四分儀」コンピュータ菅野由弘、ピアノ山田武彦(菅野さんと山田さんは同じ東京芸大作曲科の先輩、後輩になります。)
 今回はコンピュータを駆使した音世界をお届けします。ぜひ聴いてくださいね。

おんがく交差点 vol.262 波多野睦美さん

2021.04.17(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺
 おんがく交差点第262回ゲストは、メゾソプラノの〈声〉波多野睦美さん。
 イギリス留学後、シェイクスピア時代のリュートソングでデビューされました。古楽から現代まで幅広いレパートリーをお持ちです。
 肩書きに特別なこだわりがあって、〈声〉と書かれるそうです。声楽家とは呼ばれたくない?
 色々貴重なお話が盛りだくさん。「1人の作曲家の作品を歌うなら、最低7曲は歌え」と教えられたそえで、なるほど!の納得です。
人の声を想像するのが趣味だそうで、私はヴァイオリンと同じ声?
また声が出なくなって、その救世主は、ナント”足湯”だったとか。
 小径は波多野さんが留学されたイギリスの女性作曲家エセル・バーンズ作曲「スィングソング(ぶらんこ)」
 コラボは2曲続けて。イングランド民謡「弁護士」編曲: レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ, 訳: 波多野睦美, アイルランド民謡「サリー・ガーデン~柳の庭」曲: レベッカ・クラーク, 訳: 波多野睦美, 山田武彦さんの素敵なピアノとともに聴いてくださいね。

📺おんがく交差点 – 番外編🎻

 ハーディングフェーレ弾かせていただきました!
 共鳴弦に響いて、素敵な音で、うれしい体験でした。野間さんありがとうございました!
 また収録日はおひな祭りでしたから、スポンサーの山崎製パンさんから、たくさんの道明寺と草餅をいただきました。おいしかったです!
 ありがとうございました。