第180回ゲストはサクソフォン奏者、須川展也さん。
須川さんはクラシックのサクソフォンのレパートリーを世界的に広めた、すばらしいパイオニアです。
ほかの楽器でも楽しいことは真似したくなる…と特殊奏法を披露してくださいました。
中学生の時に、クラシックのサクソフォン…と言えば!ビゼー「アルルの女」…を聴いて運命が変わったそうですよ。
須川さんならではの超絶技巧を駆使した名曲をピアニストの奥様、小柳美奈子さんと演奏。
小径は須川さんの運命を変えたビゼー作曲「アルルの女第2組曲 間奏曲」をヴァイオリンで、山中惇史さんのピアノと。
コラボは吹奏楽の名曲「宝島」を番組コラボ用、スペシャルバージョンで。作曲: 和泉宏隆、編曲: 山口景子、ピアノは小柳美奈子さん。魅力的なサクソフォンをお楽しみくださいね。
おんがく交差点第179回ゲストは作曲家、千住明さん。
たくさんの映像音楽を作曲していらっしゃる千住さん。「宿命」「風林火山」「砂の器」…などなど。みなさまが必ず耳にされている作品ばかりですね。また画家のお兄様、博さん、ヴァイオリニストの妹、真理子さん共々三兄妹として有名です。お兄様からの指令?貴重なお話も伺えます。
今回は明さんからのご希望で、特別に3曲もコラボさせていただきました!
まずお母様に捧げられた曲 「Andante~母 千住文子に捧ぐ~」次に、ドラマ「世紀末の詩」から「THE LAST SONG」3曲めは「風林火山~大河流々~」
たっぷりお楽しみくださいね。
おんがく交差点第178回ゲストは歌手でヴァイオリニスト、サラ・オレインさん。
〈癒しの歌姫〉とも言われていて、癒し効果が科学的にも証明されたそうです。広い大自然のオーストラリアで育ったのに、相当ストレスを感じてつらい毎日だったそうです。とても意外なお話でした。。小朝師匠が「人を信用しないのでは?」と訊くとこれまた意外なお答えが…。とにかく原点は「つらさ」これがあるから美しい音楽が生まれるんですね。
小径はサラさんのご出身オーストラリアから大ヒットした映画「シャイン」実在の天才ピアニストの話です。この中で演奏されるリスト作曲「ハンガリー狂詩曲第2番より」をハンス・シット版で。
今回コラボ曲はサラさんが羽生結弦選手とコラボした「The final Time Traveler」ピアノ演奏もすばらしい山中惇史さんの編曲で。みなさまどうぞご覧くださいね。
おんがく交差点第177回ゲストは人間国宝 邦楽囃子方 堅田喜三久さん。
歌舞伎長唄囃子の第一人者でジャズもノリノリ、型破りでしかもみなさま人間国宝です!
昔から「やっちゃいけないこと」をすることが大好きだったんですって!
鼓でジャズ、猛練習したのは〈古典〉と〈パチンコ〉そして鼓は〈競馬〉のように演奏する?とにかくおもしろい方ですよ。
小径は邦楽にちなんで、團伊玖磨作曲”ファンタジア 第2番”より。コラボはジャズの定番、デスモンド作曲”Take Five”村田陽一さんの編曲で。 ピアノは佐藤卓史さんです。異なるジャンルの小径とコラボの弾き分けもお楽しみくださいね。
おんがく交差点第176回。ゲストは17歳のピアニスト/作曲家、奥田弦さんです。
“即興王子”とよばれているほど即興も自由自在です。モーツァルトをライバル視している弦さん。”弦くん”という雰囲気です。 私も小朝師匠も弦くんの即興が聴きたくて”お題”を出しました。さあ、どんな即興か、必見!
小径はジャズを取り入れてすばらしい作品を書いているカプースチンのヴァイオリンソナタから第1楽章を抜粋で。ピアノは佐藤卓史さん。むずかしいピアノパートも佐藤さんの手にかかるとなんのその。簡単に聴こえます。すばらしい!
コラボは弦くんが私とどうしても弾きたい!とリクエストしてくださってモンティ作曲チャールダーシュとなりました。みなさま、ぜひお楽しみに。

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おんがく交差点第174回ゲストは〈演歌の女王〉八代亜紀さん。
心に染み入る演歌はもちろん、ジャズもすばらしい亜紀さん。
大スターなのに、いつお会いしてもどなたにも同じように気さくに優しい方です。
歌手になった原点、デビュー後のお話、ヒットして以来通われている少年院や女子刑務所への慰問など貴重なお話をしてくださいました。そしてたびたび「だいじょうぶ!」と、優しくおっしゃってくださいます。
ゲストの1曲は「だいじょうぶ」(佐藤卓史さん編曲)小径は夏・旅のシーズンに合わせて「風・そよぐ」(向谷実作曲三陸鉄道釜石駅の曲……実は私、向谷実さんのピアノとレコーディングさせていただいています。)今回は佐藤卓史さんのピアノでお楽しみください。
そしてコラボは八代さんが、私の欲張りなリクエストに応えてくださいました。大ヒット曲〈雨の慕情〉〈舟歌〉をメドレーで、しかもジャズアレンジ”おんがく交差点特別バージョン”村田陽一さんのすばらしい編曲。佐藤卓史さんの素敵なピアノとともに聴いてくださいね。

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おんがく交差点第173回ゲストはグラスハープ奏者大橋エリさん。
グラスハープはとても透明感のある美しい音色で「天使のオルガン」と呼ばれているのがよくわかります。
17世紀に演奏法が確立したということはヴァイオリンと同時代。指先を水に濡らし、グラスの縁をこすって音を鳴らすと、清らかな響きが!私もちょこっと挑戦させていただきましたよ~。
小径はグラスハープの派生楽器であるグラスハーモニカのためにモーツァルトが作曲した「グラスハーモニカのためのアダージョK.356」コラボは後藤郁夫作曲 森川拓哉編曲「ファンタジック・レインボウ」素敵なピアノは佐藤卓史さん。
猛暑に、涼やかな音色をお楽しみくださいね。
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おんがく交差点第172回、ゲストはバロック・チェロ奏者 鈴木秀美さん。
学生時代から〈こだわり〉を持って演奏されていました。
日本人で初めてバッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲をバロック時代のチェロで録音されています。モダン・チェロと違って楽器を支える[エンドピン]を使わずに足で支えての演奏です。
素敵な絵が描かれた古いチェロ、ご覧くださいね。
鈴木さんがバッハの演奏について〈落語〉になぞらえて説明され、小朝師匠も〈❗〉。私もいつもレッスンで、学生さんに話していることなので同じ考えでうれしかったです。
また鈴木さんはたくさん著書もあって、引き込まれる文章ですばらしいですよ。
小径はゲストのバッハに合わせて皆様ご存知の、バッハ作曲「主よ、人の望みの喜びよ カンタータ BWV147」ピアノは佐藤卓史さんです。
コラボは、ドッツァウアー作曲「ウィリアム・テルのテーマによる2重奏 op.124」
大変めずらしい作品。テレビではたぶん日本初と思います。どうぞお楽しみに。
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おんがく交差点第171回ゲストは[フラメンコギターデュオ]徳永兄弟。
お兄さんは健太郎さん。弟さんは康次郎さん。フラメンコ一家のサラブレッド兄弟です。お父様がフラメンコギタリスト、お母様がフラメンコダンサー!
中学卒業後、お2人とも本場スペインで修行され、フラメンコ独特の華麗なテクニックも学ばれました。性格は正反対のご兄弟ですが、演奏の息はぴったり!2人で1つのギターを弾く〈二人羽織〉も披露してくださいましたよ。
私の〈小径〉はスペインにちなみ、サラサーテ作曲「アンダルシアのロマンス」スペイン情緒溢れるピアノは佐藤卓史さん。
コラボは徳永兄弟作曲のオリジナル曲「REENCUENTRO/再会」森川拓哉さんの素敵な編曲でお楽しみくださいね。