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おんがく交差点 vol.463 池上亘さん

2025.03.01(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第463回ゲストはトロンボーン奏者、池上亘(いけがみ・こう)さん。

 池上さんはN響で演奏されていますが、ソロでもCDをリリースされたり活発な活動をされています。

 トロンボーンは教会のミサで活躍した起源が古い楽器。『神の楽器』と呼ばれています。とっておきのお話をしてくださいます。
 実は左腕だけが太くなる楽器だそう?演奏の時、楽器は左肩に乗せていない?!その理由とは?びっくり。お聞き逃しなく。

 池上亘さんは東京藝大在学中に、私と同じオーケストラに入団してきました。その後、私が移籍したオーケストラでもまた一緒になりました。まるで姉弟のようかな?

 『ノる』演奏について小朝師匠から訊かれた池上さんは、「『ノる』演奏といえば大谷さん。」と答えたので、私はえ?なぜ?と思いました。
 池上さんは「大谷さんはどんな作曲家ともすぐになかよくなれる演奏家だから。」と。弟?はそんなふうに、私を見ていてくれたんだなあ…とうれしかったです。

 池上さんの初のソロ・アルバムはマイナー曲ばかり。音大(洗足学園音楽大学教授)で教鞭をとる教師ならでは…の選曲だったようですよ。貴重なお話、聞いてくださいね。

 池上さんのソロ、デンマークの作曲家 ヨルゲンセンの美しい「ロマンス」を受けて、小径はモーツァルト。
 トロンボーンが印象的な「レクイエム」からラクリモーサ(涙の日)山田武彦さんの美しいピアノとお聴きください。
 コラボは、作曲:アーサー・ウィラード・プライヤー、編曲: 竹島悟史。コンサートワルツ「愛の想い」

 トロンボーンのソロもかっこいい!素敵な曲を提案してくださった池上さんに感謝。楽しいコラボです。みなさま、ぜひお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.462 飯森範親さん

2025.02.22(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第462回ゲストは指揮者飯森範親(いいもり・のりちか)さん。
 常に活躍し続けている指揮者です。私も40年以上前から、存じ上げていますが、印象も若々しくかわらないですね。

 音楽の道へのきっかけは、専門家ではないお父様とか?お祖父様もチェロをたしなまれて、指揮者の朝比奈隆先生と京都大学時代ご一緒されていたそうです。
 10歳の時に、「ボレロ」を聴いて、お経みたい?と思いながらも感動して指揮者に目覚めた!貴重なお話、伺えますよ。

 桐朋学園大学指揮科を卒業後に留学され、N響でも活躍された指揮者、サヴァリッシュに師事。指揮棒がモノを言う!そして学んだのは読譜力!
 飯森さんはいつも楽譜を持ち歩いていらっしゃるそうですが、実は私も同じです。楽譜は見る度に発見があり、楽しいし勉強になりますよ。気さくに色々なお話を聞かせてくださいます。必見!

 飯森さんのソロ、ピアノでバッハを、感動的に弾かれました。小径は飯森さんが音楽総監督を務められたヴュルテンブルグにちなんでブラームスの作品。ヴァイオリン・ソナタ第3番から第1楽章を、山田武彦さんのすばらしいピアノとお聴きください。
 コラボは、「アヴェ・マリア」(バッハ/グノー)飯森さんも私も大変お世話になった指揮者秋山和慶先生のご逝去を思い、2人でこの作品を演奏する偶然にも縁を感じて、心を込めて演奏しました。

おんがく交差点 vol.461コラボレーション名曲集第59弾

2025.02.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第461回はコラボレーション名曲集第59弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ンゴニ: アラカリ大輔さん
「ファソデヌ」 
西アフリカ伝統音楽
編曲: 森川拓哉

ビリンバウ: 渡辺亮さん
「ビリンバウ」
作曲: バーデン・パウエル
編曲: 森川拓哉

カヤグム: 金オルさん
「アリラン」
朝鮮民謡
編曲: 萩森英明

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.460 福澤宏さん

2025.02.08(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第460回ゲストはヴィオラ・ダ・ガンバ奏者福澤宏(ふくざわ・ひろし)さん。
 日本のヴィオラ・ダ・ガンバの第一人者です。

 ヴィオラ・ガンバは『足のヴィオラ』という意味で、楽器を足で支えて演奏します。

 見た目はチェロのようですが、弓の使い方は民族楽器と同じで、ギターとも共通点がある?とか。

 大学時代、福澤さんは趣味でギターを弾いていらっしゃいましたが、弓で弾くヴァイオリンに憧れたそうです。
 とある出会いから『ガンバ』に転身。オランダの音楽院に留学されましたが帰国後の成果は、さて?本音で色々お話くださいますよ。

 バロック音楽にハマったきっかけは台風情報だった?高校時代の深夜ラジオが運命を決めた?意外なお話も飛び出します。

 福澤さんのソロはガンバの名演奏家だったマラン・マレの作品。
 小径はガンバが活躍した時代の作品です。
 ウッチェリーニ作曲「ソナタ作品5-1」素敵なピアノは山田武彦さん。
 コラボはルネッサンス末期の作品。
 トマス・モーリー作曲「2声のファンタジア」から「サンポーニャ」「狩猟」
 いつもとは違う演奏方法をしていますから、注目してお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.459 石塚隆充さん

2025.02.01(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第459回ゲストはフラメンコ歌手石塚隆充(いしづか・たかみつ)さん。

石塚さんは日本を代表するカンタオール!
「カンタオール」は男性のフラメンコ歌手です。女性は「カンタオーラ」です。

お父様はクラシックのギタリスト。でもお父様があまりに厳しくて、隆充さんはフラメンコの分野に進まれました。
高校1年の時に、フラメンコギタリストのパコ・デ・ルシアに感動されて、歌に目覚められたそうです。貴重なお話をざっくばらんにして下さいます。
そして本場のスペインに留学。お父様はどういう反応でいらしたでしょうか。気になりますね。本場では明け方でも歌が飛び交う!
日本語のフラメンコを作られた!どうしてでしょう。フラメンコ愛をお聞きくださいね。

今回、教えていただいて、師匠と私、石塚さん3人で手拍子「パルマ」に挑戦!なかなかむずかしいんですよ…。
ゲストのソロはスペイン民謡を姉(石塚まみさん)弟(隆充さん)でコラボ。小径はアレクセイ・イグデスマン作曲「フラメンコ・ファンタジー」(無伴奏曲)
コラボは楽しいタンゴ「想いの届く日」(作詞: アルフレード・レ・ペラ, 作曲: カルロス・ガルデル, 編曲: 石塚隆充/石塚まみ)
情熱的な雰囲気をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.458コラボレーション名曲集第58弾

20254.01.25(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第458回はコラボレーション名曲集第58弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ハンドフルート: CHILDHOOD
「トランペット吹きの休日」 
作曲: ルロイ・アンダーソン 
編曲: 臼田圭介

コカリナ: 黒坂黒太郎さん
「ひばり」
作曲: ディニーク
編曲: 萩森英明

能楽一噌流笛方: 一噌幸弘さん
「オーロラのごとく巻雲のごとく」 
作曲・編曲 一噌幸弘

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.457 近藤治夫さん

2025.01.18(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第457回ゲストは古楽バグパイプ演奏家、近藤治夫(こんどう・はるお)さん。

 バグパイプはスコットランドの楽器が有名ですが、元々農民や羊飼いの楽器で、世界に約140種類あるそうです。
 動物の皮でできたバッグに、パイプから空気を送って、肘で空気を調節しながら演奏する、近藤さんはご自分で楽器の製作もなさっています。

 近藤さんはリコーダーをなさっていましたが、古楽器に傾倒されて、そこから古楽バグパイプにたどり着いたそうです。興味深いお話を伺えます。
 普段は「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」というグループでヨーロッパから放浪をされて?貴重なお話をしてくださいます。

 今回は、小型のバグパイプ「ヒュンメルヒェン」も紹介してくださいますよ。ほかの楽器との共演に最適な音?とのことで楽しく共演させていただきました。
 近藤さんのソロ、フランドルの伝統曲を受けて、小径はかの、カッチーニの娘、フランチェスカ・カッチーニ作曲「シャコンナ」山田武彦さんの端正なピアノでお聴きくださいね。
 コラボは16、17世紀イギリスの踊りの曲です。イギリス伝統曲(ジョン・プレイフォード編)「イングリッシュ・ダンシング・マスターメドレー」~「グリムストック」「セレンジャーズ」「ラウンド・リリーバレロ」
 みなさま、古楽の世界にどうぞ。

おんがく交差点 vol.456 安西はぢめさん

2025.01.11(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第454回ゲストはスロヴェニア音楽 アコーディオン奏者 安西はぢめさん。

日本ではめずらしいボタン式のアコーディオン。音が斜めに詰めけんである?
今は鍵盤式の楽器が有名ですが、実はボタン式の楽器が元祖です。音が鳴る原理はハーモニカと同じです。

安西さんがアコーディオンを始めたのは20歳になってからだそうです。ギターだと目立てないから?おもしろいお話をしてくださいますよ。

でも予想外の問題で5年間も弾かなかった?
よくお話を聞いてくださいね。今では、楽器がないと体が傾いてしまう?とか。

ドイツのビールイベントがきっかけで、良い曲を辿っていくと、スロヴェニアに行き着いたそうですよ。貴重なお話も伺えます。

安西さん、スロヴェニアのアコーディオン音楽を受けて小径もスロヴェニアを代表する作曲家、ロイゼ・スラックの「静かな谷間」佐藤卓史さんの美しいピアノでお聴きくださいね。

コラボは世界でも有名なスロヴェニアのポルカとワルツのメドレーです。
「養蜂家」(ロイゼ・スラック作曲 安西はぢめ編曲)〜ポルカ「ゴリツァの上で」(ウィルコ&スラゥコ アゥセニク兄弟作曲、安西はぢめ編曲。)
安西さんと活動する素敵なヴァイオリニスト、河野雪葉さんも参加してくださって『スロヴェニア音楽』をお届けします。
みなさまお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.455 鳥谷部輝彦さん

2025.01.04(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

🎍みなさまあけましておめでとうございます!
今年も音楽で感動をお届けします。ぜひテレビご覧くださいね。
今年は春に10年め、突入です!
おんがく交差点第455回ゲストは[雅楽(龍笛・舞)の研究者]
鳥谷部 輝彦さん。

鳥谷部輝彦さんは『雅楽の舞』をご披露くださり、『雅楽の龍笛』を奏でてくださいます。

雅楽は、宮廷の儀式で演奏する音楽です。実は、中国や朝鮮半島からの音楽を日本化したもの…
遣唐使が日本に伝えたといわれる雅楽ですが、実は古墳時代の埴輪にま描かれていたそうです。大変貴重なお話も伺えます!

日本の踊り…タテ動き。日本の舞…ヨコ動き。『雅楽の舞』は縦横無尽に動く!

龍笛と能管は似ていますが、能管はわざわざ龍笛を鳴りにくくした…ともいえる?どんな仕組みなのか教えてくださいますよ。

鳥谷部さんは、大学時代にはガムラン、三味線、オルガンも演奏されていたそう。いったい、どういう方なんでしょうね……。

鳥谷部さんは雅楽の舞を。小径は、ヨハン・シュトラウス2世作曲「楽しめ、人生を!」
佐藤卓史さんの溌剌としたピアノと聴いてください。私は大きな声で、このタイトルを申し上げたいです。
私、今年デビュー50周年となりました。みなさまのお蔭で、大好きな❤ヴァイオリン🎻をずっと弾かせていただけて、とてもしあわせ。感謝しています。これからもみなさまと共に、人生を楽しんでいきたいです💕

コラボは元旦に演奏する雅楽曲。鳥谷部さんの龍笛とヴァイオリンでコラボします。「双調の胡飲酒破(そうじょうのこんじゅのは)」

さあ、今年もみなさまお健やかに、音楽でみんななかよくつながりましょうね。

おんがく交差点 vol.454コラボレーション名曲集第57弾

2024.12.28(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第454回はコラボレーション名曲集第57弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ドラム: 神保彰さん
「彼こそが海賊」
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より
編曲: 萩森英明

手回しオルガン: Koji Koji Mohejiさん
「あなたが欲しい」
作曲: エリック・サティ
編曲: 萩森英明
手回しオルガン編曲: 小嶋佑樹(Koji Koji Moheji)

アルプホルン: アンサンブル音泉
「アルプホルン・ファンタジー」 
作曲: ロタール・ペルツ
編曲: 横山真男

(大谷スタッフ)