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おんがく交差点 vol.389 篠崎史紀さん

2023.09.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第389回ゲストはN響特別コンサートマスター、篠崎史紀さん。

 篠崎さんは、『まろ』という愛称で親しまれています。
 私はどういうわけか、まろさんとは、東京から離れた駅のホームなどで、ばったり会うことがよくあります。
 お父様も、有名なヴァイオリンの先生ですが、その教育の影響が強くて「努力をする必要はない!好奇心だけ持て」と教えられてきたそうです。好奇心!大切ですよね。
 コンサートマスターの役割について、指揮者と楽員の相性が悪い時は?とか、楽員の専門的な質問に指揮者は答えてくれる?
 私も通算34年間もコンサートマスターをしましたので、色々まろさんの話も伺えて、楽しかったです。みなさまも様々、貴重なお話をぜひ聞いてくださいね。

 まろさんのソロ「メリー・ウィドウ・ワルツ」を受けて、小径はウィーンつながり、ホイベルガー作曲、クライスラー編曲「オペラ舞踏会」より『真夜中の鐘』山田武彦さんの素敵なピアノとお聴きください。

 コラボは、シンディング作曲「2つのヴァイオリンとピアノのためのセレナード イ長調 Op.92より第4楽章 アダージョ」
 楽しい演奏とお話をぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.388 中川昌三さん

2023.09.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第388回ゲストはフルート奏者、中川昌三さん。

 お父様の影響で、幼い頃からクラシックを聴いて育ちました。
 フルートとの出会いは中学校に入ってから。フルートの先生との出会いは、ナント?テレビ?意外なお話も伺えますよ。

 ジュニアオーケストラの指揮者から林りり子先生を紹介していただき、気づけば東京芸大附属音楽高校を受験?
 えーっ…どうなっちゃったんでしょうね。

 打楽器科の生徒のピアノがキッカケでジャズを知り、勢いでサックスも買っちゃった!
 サックスからフルートになったのは、自分にしかできないことをやってみたい!
 大切なお話をしてくださいます!

 テレビアニメ「ルパン三世」の音楽の、フルートを当初から担当されたり、テレビCMでも素敵なお姿、音を拝見していました。

 中川さんのソロは、そのCMで演奏されていた曲「タッチ・オブ・スプリング」(元の曲はチャイコフスキー作曲ヴァイオリン協奏曲)
 これを受けて、小径もチャイコフスキー作曲!「眠れる森の美女からワルツ」松本和将さんの美しいピアノとお聴きください。

 コラボは中川さんのオリジナル曲!
 素敵なピアノ、石塚まみさんも加わってくださいました。

 中川昌三作曲、佐藤允彦編曲、石塚まみヴァイオリンアレンジ「シンデレラ」
 みなさま、どうぞお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.387 金亜軍さん

2023.09.09(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 

 

 

 

 

おんがく交差点第387回ゲストは揚琴奏者、金亜軍(あぐん)さん。

「揚琴」は中国の民族打弦楽器です。
ピアノの元祖?揚琴にはたくさんの工夫があり、弦は150本以上!
バチの材質は竹で、強度を増すために牛骨も使っている!
揚琴の柔らかい音の秘訣も教えてくださいますよ。

上海出身の金亜軍さんが日本にいらしたのは音楽ではなくて、語学留学のためだった…。日本語をなぜ覚えたかったのか?
揚琴を始めたきっかけは、音楽のお仕事をなさっていたお父様の影響。おもしろさに惹かれた…?
弱点はミュート?でもそれが楽器の個性であり、残響音を響かせることも楽器の良さ!
貴重なお話を伺えますよ。

金亜軍さんの「彩雲追月(南の花嫁さん)」を受けて、小径は服部良一作曲「蘇州夜曲」
松本和将さんのすばらしいピアノと、お聴きください。

コラボはディニーク作曲、萩森英明編曲「ひばり」
楽しく美しい音、演奏、ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.386 坂本冬美さん

2023.09.02(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第386回ゲストは歌手、坂本冬美さん。

 演歌だけでなくて様々なジャンルですばらしい歌を聴かせてくださっている坂本冬美さん!
 デビュー前は梅干しを作る会社にお勤めされていました。お昼のお弁当は5分!で食べて歌の練習をしていたそうです。

 その後猪俣公章さんの内弟子に。内弟子というのは掃除、洗濯、運転手もこなす?
 なかなか普通は知らないお話もしてくださいますよ。
 猪俣先生はおしゃれで粋な方だったそうです。

 デビュー曲はナント不本意で、作曲された猪俣先生に、坂本さんが言った驚きの一言とは?
 忌野清志郎さんとユニットを結成して、忌野さんがそれまでとは違う『坂本冬美』を見いだしてくれた!色々な出会いが大切ですね。

 大ヒット曲「夜桜お七」のイントロは気持ちを集中させている…そんな時にお客さんがゴソゴソ?
 色々なお話をきさくにしてくださいますよ。
 この機会にめずらしいお話もお聞きくださいね。

 坂本冬美さんはこれも大ヒット曲「また君に恋してる」を歌われ、小径は「夜桜お七」に、ちなんで平川加恵作曲「さくらさくら変奏曲」を松本和将さんの美しいピアノと聴いてくださいね。
 そしてコラボは三木たかし作曲、若草恵編曲、ヴァイオリンアレンジ萩森英明「夜桜お七」!
 おんがく交差点でしか聴けないコラボです。みなさまぜひ聴いてくださいね。

おんがく交差点 vol.385 コラボレーション名曲集第46弾

2023.08.26(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第385回はコラボレーション名曲集第46弾!
今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

須川展也さん
「宝島」
作曲: 和泉宏隆, 編曲: 山口景子

ユッコ・ミラーさん
「Isn’t she lovely」
作曲: スティーヴィー・ワンダー
編曲: 萩森英明

Sumikaさん
「人生のメリーゴーランド」 (映画「ハウルの動く城」より)
作曲: 久石譲
編曲: 萩森英明

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.384 デニス・ビシュニャさん

2023.08.19(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第384回ゲストはバス歌手、デニス・ビシュニャさん。

 ウクライナ🇺🇦出身で日本を拠点に活動していらっしゃいます。
 奥様は日本人。出会いはウクライナのオペラ劇場の舞台で、最初は声に惹かれた…?

 デニスさんはご家族みんな音楽家!その影響で歌の道に進んだそうです。歌の先生から「いい可能性がある」といわれて…。

 ウクライナでは劇場の専属ソリストだった!
 日本は専属ソリストではなく、違うシステム。
 日本のオペラは毎回オーディションがある!
 やっぱり「専属ソリスト」の方がいい?

 ウクライナ支援コンサートで、日本の子どもたちと共演して、子どもたちに感動した!そのワケは?

 デニスさんのソロはロッシーニ「セビリアの理髪師」のアリア。
 小径は、それを受けて、やはりロッシーニ「タンクレディ」のアリア〈こんな胸騒ぎが〉による序奏と変奏曲より…パガニーニ作曲
 松本和将さんの美しいピアノでお聴きくださいね。
 コラボはウクライナ🇺🇦の作曲家ビラシュの曲、訳詞: 髙谷公子、編曲: 萩森英明「息子よ、鴨が飛んでいる」

 ウクライナ🇺🇦出身のバス歌手、色々な想いで日本で活動されていると思います。
 早い平和を祈るばかりです。

おんがく交差点 vol.383 山本晴雄さん

2023.08.12(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第383回ゲストは、聲明増上寺式師会・山本晴雄上人

 増上寺は徳川家ゆかりのお寺で長い歴史があります。その式師会・山本晴雄さん。

 増上寺式師会は大本山増上寺雅楽会て共演することが多くて、形態は一つの会社のようだそうです。
 聲明は「節をつけたお経」のようなもので、お経と違い、音楽的なメロディを付けて唱えるのです。

 落語にもよく登場する「払子」は、群れを先導する鹿の尻尾の代わり?めずらしいお話も伺えますよ。

 仏の道に入られたのはお父様の影響。
 僧侶になるためには、大学で学んで資格を取っても、お寺で修行しないとならない?
 増上寺には代々続いている増上寺オリジナルの聲明があります。徳川家の許可も得ている?貴重なお話です!

 ゲストは『極楽の花びらで供養する聲明』の「散華」
 小径は仏教を題材にした作品をたくさん書かれた黛 敏郎作曲「ヴァイオリン・ソナタ」松本和将さんの深くすばらしいピアノとお聴きください。
 コラボは『聲明と雅楽で演奏される曲』特別に付楽作曲を菅野由弘さんにしていただきました。伽陀「光明徧照ノ文」
 写真には山本晴雄上人の「水冠 」や「散華」も撮させていただきました。なかなか普段は出会えない貴重なお品です。

 この時期にご供養いただき、安寧を祈ります。みなさま、どうぞご覧ください。

おんがく交差点 vol.382 奏絵さん

2023.08.05(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第382回ゲストはシンガーソングライター、奏絵(かなえ)さん。

 沖縄出身の奏絵さんは歌だけでなく作曲もしていらっしゃいます。
 こどもの頃に初めて習った曲は、BEGINの涙そうそう。三線でイントロも演奏できちゃったそうです。すごいですね。沖縄出身の歌手にとってBEGINは神様です!

「いーどぅし」結成のキッカケは、同級生がナント2人しかいなかったから?居酒屋でユニットは誕生しました。
 学生時代(沖縄県立芸大)からは人間国宝の先生に師事。
 今でも沖縄に帰ると曲が必ずできあがる?一体なぜでしょう?

 ママとなって、ソロ活動ではママ目線の曲を制作中です。
 ユニット活動の再開は、相方である「なみなみ」次第?

 沖縄特集の今回、小径は宮古島出身、日本女性として初の交響曲を作曲した金井喜久子の「てぃんさぐの花変奏曲」松本和将さんの美しいピアノとお聴きください。
 コラボはBEGINの島袋優作曲、山下宏明編曲、ヴァイオリンアレンジ萩森英明、BEGINも歌った「海の声」です。

 沖縄に想いを馳せて聴いてくださいね。

おんがく交差点 vol.381 コラボレーション名曲集第45弾

2023.07.29(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第381回はコラボレーション名曲集第45弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

チャランゴ: 桑原健一さん
「花祭り」エドムンド・サルディバル

タヒチアンウクレレ: Keikoさん
「Pahoho(パホホ)」
作詞, 作曲: Te Ava Piti
編曲: 森川拓哉

パンデイロ: 安井源之新さん
「クリスタル」
作曲: セザル・カマルゴ・マリアーノ
編曲: 石塚まみ

おんがく交差点 vol.380 駒﨑万集さん

2023.07.22(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第380回ゲストはウズベキスタン🇺🇿伝統楽器ドゥタール奏者、駒﨑万集さん。

 第1回国際伝統音楽フォーラムでソリストとして3位を受賞されました。
 ドゥタールはイラン発祥の楽器で2本の弦は絹でできているウズベキスタンの伝統楽器です。
 ドゥタールは指4本使って下と上に2回ずつ弾く…演奏テクニックです。

 駒﨑さんは東京音大ピアノ科出身です。「世の中には西洋音楽しかない」くらいに思い込んでいたところ、音楽を教えるために行ったウズベキスタンで……ドゥタールに出会ってしまった!現地の演奏を聴いて、雷に打たれたような衝撃⚡を受けて、ドゥタール奏者になると決心されました。

 駒ざきさんのソロ曲、ウズベキスタン伝統曲を受けて、私もウズベキスタン🇺🇿の作曲家、ムハンマドジョン・ミルザエフ作曲「春のワルツ」松本和将さんの美しいピアノと聴いてくださいね。
 コラボはウズベキスタンの隣国タジキスタンの🇹🇯作曲家ムハンマドジョン・ムミノフ作曲、シロジッディン・ジュラエフ/駒ざき万集編曲「オハンギシャルキ」
 めずらしい伝統曲を演奏できて、まだ伺ったことのない国ですが、少し身近に感じることができました。
 みなさまもぜひご覧くださいね。