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おんがく交差点 vol.367 森川拓哉さん

2023.04.22(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

2023.04.22(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第367回ゲストはワールドフィドル奏者、森川拓哉さん。

 森川拓哉さんは世界のフィドル=ヴァイオリンに精通していらっしゃる方で、『おんがく交差点』では編曲を担当してくださっています。

 12世紀頃にヨーロッパで主流だった擦弦楽器〈中世フィドル〉を披露してくださいます。これは、実は設計図がない?また弓は職人さんが製作しても、数本しかアタリがないそうです。たいへん!
 森川さんは早稲田大学に進学され、そのあと、バークリー音楽大学に進まれました。なぜだったのか、興味深いお話をしてくださいます。奥様はベトナムの民族楽器トルン(竹琴)演奏家 小栗久美子さん。お子さんたちの様子も話してくださいます。
 今回、森川さんはフィドルで『世界のカエルの歌』を演奏してくださいましたが、国によって歌い方が違う?と。おもしろいですよ。

 小径はフィドルということで、ルロイ・アンダーソン作曲「フィドル・ファドル」山田武彦さんのウキウキする楽しいピアノとお聴きくださいね。
 コラボは、優しいお父様でもある森川さんが、お嬢様の誕生日にプレゼントした曲です!森川拓哉作曲・編曲「月の詩」

 ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.366 クリストファー・ハーディさん

2023.04.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第366回ゲストはパーカッション奏者、クリストファー・ハーディさん。

 日本在住の『ハンドドラムのスペシャリスト』
 10歳の時に打楽器に目覚めて、両親におねだりしてドラムセットを手にいれた!

 ミシガン大学て打楽器を専攻。『手で叩く太鼓』に出会ったのは中東の打楽器ダラブッカ!
 手で叩く『タール』は音で4種類の自然を表現。さて4種類の音とは?とても興味深いお話をしてくださいますよ。

 中学の頃から憧れていたスティングとドラムで共演!しかも初めて買ったアルバムの曲を演奏されたそうです!

 数多くの有名ミュージシャンだけでなくて和楽器とも共演されたり、幅広い演奏活動。私は3年前くらいに、ピアノの山田武彦さんが紹介してくださって、何度かご一緒させていただいています。
 次の目標は?歌舞伎?

 今回は特別に2曲コラボ。
 コンチネンタル・タンゴの名曲「奥様 お手をどうぞ」作曲: エルヴィン, 編曲: 山田武彦
 2曲めは最古のタンゴといわれる「エル・エントレリアーノ」作曲: ロセンド・メンディサーバル, 採譜アレンジ: 大沼弘基
 山田武彦さんの素敵なピアノとお聴きください。朝から楽しくて、気分がうきうきすると思いますよ!

おんがく交差点 vol.365 三上賢治さん

2023.04.08(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第365回ゲストはアボリジニ金管楽器ディジュリドゥ奏者、三上賢治さん。

 ディジュリドゥは1500年前の壁画に描かれています。オーストラリアの先住民アボリジニが、儀式に使う木製の金管楽器。
 実は人間が作ったのではなくて、雨季と乾季の自然で生きるシロアリの知恵でできた?楽器だそうです。
 木でできた楽器なのに、分類はなせ金管?その理由は…「吹く」のではなくて、「歌う」から?…ってどういうことでしょうね。

 1993年に楽器と出会って、バンドデビュー目前だったのに脱退?えーっ!なぜ?色々驚きのお話をしてくださいますよ。
 今回私もびっくり!特別に三上さんが『第1チャクラ』を活性化!してくださり、さ~て、私はどうなったでしょうか?

 小径は映画「魔女の宅急便」から「海の見える街」オーストラリアのタスマニア島には、「ロス・ビレッジ・ベーカリー」というパン屋さんがあります。ジブリ映画の代表作「魔女の宅急便」の主人公キキが住み込みで働くかわいいパン屋さん!のモデルがこのベーカリーなんです。山田武彦さんの素敵なピアノでお聴きくださいね。

 コラボは三上さんのバンド時代の曲を特別バージョンで。作曲: 岡野弘幹with天空オーケストラ, 編曲: 森川拓哉「Dragon Dance」
ディジュリドゥが竜になる?!なかなか聴くことのできない、めずらしい楽器。
 ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.364 延原武春さん

2023.04.01(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第364回ゲストは指揮者・オーボエ奏者、延原武春さん。

 延原さんが立ち上げられて音楽監督を務められている「日本テレマン協会」は今年創立60周年㊗️
 作曲家テレマンに魅せられて続けていらっしゃいます。テレマンは18世紀前半の作曲家、当時はバッハやヘンデルをも凌ぐ人気でした。

 関西出身の延原さんはとにかく〈お客さんを喜ばせる〉性分、実はテレマンも同じ!
 初めてオーボエに出会ったのは高校生の時。指揮者なのに、指揮はしかたなく始めた?

 今の若い音楽家には『憧れ』が足りない?大切なお話をしてくださいましたよ。
 今は『するへらんように』する、そして『人生の第4楽章』の曲はベートーベン。

 小径は延原さんのテレマン協会をお祝いして、テレマン作曲「12の幻想曲」から演奏します。
 コラボは映画に登場する〈オーボエが主役の曲〉を。
 エンニオ・モリコーネ作曲, 延原武春編曲, 映画「ミッション」より「ガブリエルのオーボエ」山田武彦さんの美しいピアノでお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.363 コラボレーション名曲集第43弾!

2023.03.25(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第359回はコラボレーション名曲集第42弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

フォークの女王: 森山良子さん
「明日こそ、子供たちが… WHEN CHILDREN RULE THE WORLD」
作詞: ジム・スタインマン
日本語訳詞: 浅利慶太
作曲: アンドリュー・ロイド=ウェバー
ヴァイオリンアレンジ : 萩森英明

ピンキー: 今陽子さん
「恋の季節」
作詞: 岩谷時子
作曲: いずみたく
編曲: 村田陽一

カツベンの歌姫: 山崎バニラさん
「東京節」
作詞: 添田さつき
アメリカ民謡

おんがく交差点 vol.362 善養寺惠介さん

2023.03.18(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第362回ゲストは虚無僧尺八奏者、善養寺惠介(ぜんようじ・けいすけ)さん。

『虚無僧尺八』とは9世紀に旅の僧が修行のために尺八を吹いていたのがキッカケで誕生しました。

 虚無僧は、深編み笠を被り、顔を隠して旅する修行僧です。
 善養寺さんと尺八の出会いは6歳の頃、鳶職人でちょっと変わり者?のお父様が教えてくれた……。兄も一緒に習っていたため、兄と並べられて、長い尺八でアタマをカツンとよく叩かれたそうです。
 続けられたのは逃げそびれた?まさかまさかのお話も伺えますよ。

 東京藝大に進まれ、尺八を学ぶことになりましたが、お父様は「あんなもんは尺八の音じゃない!」と認めなかったそう…。尺八でも虚無僧でなければ…というこだわりですね。

 今回『メタル尺八』も登場、これが尺八の理想形…?でも、竹の尺八より吹きにくい?
 貴重なめずらしいお話をたくさんしてくださいますよ。
 小径は虚無僧の吟遊詩人的な内容に合わせて、アラール作曲「イル・トロヴァトーレ・ファンタジー」山田武彦さんの、まるでオーケストラのような豊潤なピアノでお楽しみくださいね。
 コラボは〈尺八二重奏の名曲〉琴古流尺八本曲「鹿の遠音」を、善養寺さんのお嬢様で、作曲家、善養寺彩代さんが、見事にヴァイオリンとの二重奏に編曲してくださいました。
 とても感動して再演できたら…と思いました。なかなかできない貴重な内容です。みなさまぜひお聴きくださいね。今回も代官山教会からお届けします。

おんがく交差点 vol.361 青柳いづみこさん

2023.03.11(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第361回ゲストはピアニストで文筆家 青柳いづみこさん。
 幼少期から音楽が身近な環境で育たれ、祖父も高名なフランス文学者なため、いづみこさんも文筆家として数多く作品を生み出しているピアニスト。

 演奏の質についてもお話され、環境によって、たとえばお天気によっても、演奏は変わってくる。ピアノのコンクールでは午前中と午後では審査基準も変化する?審査のウラ話も話されます。貴重な内容を伺えますよ。

 幼少からフランスの詩人にハマっていた!お祖父様の影響ですね。ピアノの恩師はパリ帰りだったのでドビュッシーの曲に惹かれた?
 ドビュッシーには『響き』が肝心。ドビュッシーは規律に従うのがイヤで先生に怒られていたそう。自然の音から作曲していた?大切なお話をしてくださいます。

〈ドビュッシー研究家〉の青柳さんと特別に2曲共演。
青柳さんがドビュッシーを象徴する曲、ドビュッシーの「ヴィーノの門」をソロで演奏されます。
 そのハバネラ形式を受けて、コラボ1曲めはドビュッシーと同時代を生きたジャン・クラ作曲「ハバネラ」2曲めはドビュッシー作曲「レントより遅く」
 ドビュッシーについて、深く知る機会となりますよ。ぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.360 インダ・プトゥリ

2023.03.04(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第360回ゲストはアンクルン奏者、インダ・プトゥリ(新谷たか枝さん, 田村照代さん)のおふたり。

『アンクルン』はインドネシアの竹製打楽器。インダ・プトゥリは演奏ユニットです。

『アンクルン』はインドネシアの竹で作られた打楽器で、触れただけで美しい音が鳴ります。

『アンクルン』は黒と黄色の2種類の竹を使います。黒い方がより深い音色がするようですよ。

 クラシックの名曲「ペールギュント」の〈朝〉や日本の名曲〈故郷〉も披露してくださいます。

 いい加減でもいい楽器?!そんなことはないけど、人生観が変わったとか!インドネシアの楽器と西洋楽器の違いにも触れてお話してくださいます。
リハビリにも効果的で、カッチーニの〈アヴェ・マリア〉の演奏で感動されたそうです。

 ソロのインドネシア版「故郷」を受けて、小径はインドネシアの大衆音楽クロンチョンの一つ、グサン・マルトハルトノ作曲「ブンガワンソロ」 松本和将さんの美しいピアノと聴いてくださいね。
 コラボはインドネシアで愛されている名曲を。「インドネシア音楽メドレー」森川拓哉編曲で〈ハロハロ バンドン〉〈ラユアン プラウ クラパ〉
 なかなか普段は出会えない素敵な世界をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.359 コラボレーション名曲集第42弾!

2023.02.25(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第359回はコラボレーション名曲集第42弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

中国古筝: 伍芳(ウー・ファン)さん
「茉莉花 モーリーファ」
中国民謡
編曲: 萩森英明

ペルーの打楽器カホン: 仙道さおりさん
「トリステーザ」
作曲: ハロルド・ロボ/ニルティーニョ
編曲: 萩森英明

ベルギー式ボタンアコーディオン: 桑山哲也さん
「ディスパレイトル」
作曲: 桑山哲也
編曲: 萩森英明

おんがく交差点 vol.358 神田寛明さん

2023.02.18(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第358回ゲストはN響首席フルート奏者 神田寛明さん。

 神田寛明さんは1999年からNHK交響楽団の首席フルート奏者を務めていらっしゃいます。
 フルートが黒い木でできていて、それを選んだ理由が、ナント目立つ? 冗談でもあり、半分ホント?意外なお話も飛び出します。
 留学先でシュルツ先生から学んだ大切なことは、演奏法ではなくて、目の当たりにした生活様式だったそうですよ。

 フルートの演奏家になるまでは迷い道でしたが、ハンガリー田園幻想曲が救いとなったとか。貴重なお話も伺えます。
 小朝師匠は神田さんのご本をバイブルにしていらっしゃいます。本番前には『切手』を挟め?えっ?どうやるの?
 神田さんが今大切にされている曲に私も驚きました。教える立場になられて気づいたそうです!

 神田さんソロは卒業試験課題曲だったジョルジュ・エネスク作曲「カンタービレとプレスト」これを受けて小径は、やはりジョルジュ・エネスク作曲「協奏的即興曲」松本和将さんの素敵なピアノとお聴きくださいね。
 コラボはジャック・イベール作曲「2つの間奏曲 第2曲」
 美しい音色、ぜひお楽しみください!