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大雪の影響で…

毎年弾かせていただいている、呉市下蒲刈の蘭島閣ギャラリーコンサート。瀬戸内海に面してすばらしい景色と“おもてなし”精神のルーツではないかと思われる温かく優しい方々。いつも伺うとしあわせな気分になります。

今回は大雪の翌日で、飛行機は欠航のため新幹線で伺いました。ところがドレスを宅配便にしたため、大雪の影響で届かずガ~ン!担当の山﨑由香さんはじめみなさんでドレスを探して下さって、呉市広のふじわら写場さんの素敵なドレスを着させていただいて~オレンジ色でお花の模様~銀靴は譜めくりをして下さった山本さんのを貸していただきました。お客様に事情もお話しましたが、このドレスの雰囲気がとてもよくてアクシデントにもかかわらず大いに受けました。ほんとにありがたかったです。

そして最後に「町の方からプレゼントがありますよ。」と渡されたのがこのかわいい お花の詰まった箱。真ん中に地元特産のレモンがなんと!ハート形。<ハートレモン>長迫 秀さん作。お花のデザインは呉の丸岡屋園芸さんのご子息・丸岡正青さん。優しく繊細で夢のある美しさ。かわいくて見とれました。

2014年2月15日(土)

バレンタインデーに!練馬文化センター開館30周年記念コンサート。

バレンタインデーに、<練馬文化センター開館30周年記念コンサート>があり、小林研一郎先生指揮、東京フィルとツィゴイネルワイゼンやメンデルスゾーンのコンチェルトを弾かせていただきました。大雪となり、早々とチケットは完売しているコンサートですがお客様がどのくらいいらして下さるか心配しました。でも練馬文化センターについているお客様、また“炎のコバケン”こと大人気の小林先生ファンの方々、日本を代表するオーケストラ東京フィルのファンの方々、地元練馬の皆さまでいっぱいで、早い時間からホールに詰めかけられて、このコンサートに期待をして下さっていることがよくわかりました。私も張り切って皆さまに音楽での感動をお届けしなければ!と思いました。本番はコバケンさんのもと、東京フィルの皆さまの温かいサポートで思う存分歌わせていただけました。この写真はゲネプロのあと、首席ヴィオラの三千代ちゃんが撮って下さいました。すばらしいヴァイオリニストで、東京フィルのソロ コンサートマスター 荒井英治さんと。学んでいた大学は違いますが、学生の頃から信頼している方です。まじめで音楽に情熱を持っている方です。今は東京音楽大学で同僚です。

バレンンタインデーの写真の続きです。これも三千代ちゃんが撮って下さいました。“ピーターパンみたい~!”と言われて“え~っ 雪ですごい恰好してきたからかなぁ?”ってはしゃいでいます!

2014年2月14日(金)

2014年 新年のご挨拶

皆さま よい年をお迎えのことと存じます。今年も素敵な年にしたいですね。
私も皆さまに感動していただけるような演奏をしていけたら と思っています。
1月には私にとって青春時代のような東京シティフィルとのコンチェルトがあります。初心にかえって演奏するつもりです。
2月には練馬文化センター30周年記念で東京フィルとコンチェルトなどのコンサートもあります。記念の年に弾かせていただけてとても光栄です。サプライズもあるかもしれませんよ!?
今年も札幌はじめ、北も南、東も西も伺いますからお近くに伺いましたらぜひ聴いて下さいね!
偶然 “豆助っていいな。展”に行き当たり、大好きな豆助に会えて(写真と映像ですが)しあわせな年初めとなりました。

2014年 1月 4日(土)

体文協 50周年記念佐野つとむさん

image_photo_m_99静岡に「体育文化協会」というすごい!団体があります。市民大学講座ですがこれを50年前から引っ張って来られたすごい!方が「佐野つとむさん」です。講師は50年前、大宅壮一さんから始まって、その紹介、そのまた紹介~というようにつながってきた方がほとんどのようです。私も16年前にピアノの中島さんのご紹介で伺うようになってなんと毎年!静岡5~6ヶ所演奏したりお話させていただいたりしています。何しろ佐野さんの強烈な個性、見習いたい生き方、姿勢に感動して伺っています。簡単に50年 といっても大変なことだったと推察します。一見傍若無人に見えますが、そこには確固たる哲学、信念に裏打ちされた姿勢が伺えます。若い頃働く青年たちのカリスマ的な存在で何事にも誰にも媚びず、仮に理解されなくても平気で、その意気込みを潔く、志高く、いいと思うことを50年間続けて来られたのです。誰に対しても、人と等しく目線が変わらない方でいつも堂々とマイペース、そして勉強もしていらっしゃるのでキャパシティが大きいのです。すごい方なのに、何が何だかわからない煙にまくようなユーモラスなところもあって、お洒落で粋なのです。私は初めてお目にかかった時に「私も心から感じている本音で生きて、しかもその潔さがまわりの人のプレッシャーになるのではなく、反対にみんなを和ませるようになりたいなあ。」と思いました。以来この会の方々が音楽もとても楽しんで下さるようになって、私のリサイタルにはサントリーホールや軽井沢の大賀ホールまでも、バスで静岡からいらして下さるようになりました。この写真は、当日のパーティーで、会のこれまでの歴史を事務所で語っていらっしゃる佐野さんをスクリーンに大きく映し出したものです。静岡の川勝知事も大絶賛。「こんなすばらしいことを長年に亘って続けられて!」と、途中感動で言葉に詰まる場面があるほどでした。行政には何も援助していただかないでなさっています。それも思ったとおり自由に活動できるからでしょうね。ほんとに魅力的な方です。正々堂々と生きていきたいものです。佐野さん、これからもよろしくお願いします! image_photo_m_100ステージ上の佐野つとむさん。茶目っ気たっぷりで歌っていらっしゃいますね。

オペラシティコンサートホール楽屋

image_photo_m_9812月1日になりました。早いもので今年もあと一ヶ月。 オペラシティコンサートホールの楽屋に入りましたらドアにきれいなクリスマスリースを飾って下さっていました。ホールのスタッフの方々の心配りに感謝です。

< さらさらサラダ>に生出演

NHK名古屋放送局制作東海7県放送 総合テレビ < さらさらサラダ>に生出演 image_photo_m_9711月20日 NHK名古屋放送局制作東海7県放送 総合テレビ <さらさらサラダ>に生出演してきました。番組冒頭、フィギュア高橋大輔選手のNHK杯の模様が流されて、私はこの時なんと!初めて私の音に乗って高橋さんが滑っているのを拝見。番組中にもかかわらず涙がじわ~っときて感動しました。ロマン溢れてドラマチックな曲想とぴったり。ぜひオリンピックで挑戦していただきたいです。みなさん応援しましょうね!そしてその話題のあとは私がヴァイオリンでプロになりたいと思ったきっかけ。3歳からスズキメソッドで習い始めて、8歳の時に日本とアメリカの友好のために、アメリカ演奏旅行の10人に選ばれました。このツァーでこどもなりに感じたことが今の活動の原点となりました。そして現在の活動の話やガチャポンで出てきた質問に答えるコーナー。ひとつめは“得意料理”私は食べることも大好きですから作るのも当然好きです。今回はキャベツを使う料理を紹介しました。ふたつめのガチャポンは“自分をどう思うか”でした。私にとって、とてもいい質問が出てよかったです。とにかく私はほんとに<しあわせ者>だということをお話しました。そして演奏。最後に<今日の一枚>というコーナーはなんと問題写真!世界的指揮者ルイゾッティさんとの最近の抱きつき写真。このホームページにも載っていますからご存知ですね。ルイゾッティさんがいかに人間的にもすばらしいか。そしてイタリアの方は情熱的な人が多くて~。という話をしました。 私が考えていることをお伝えすることができて、また反響が大きくてうれしかったです。取り上げて下さった村口デスク、話を丁寧に聞いて下さって構成して下さった安田ディレクターやスタジオ担当の吉野さんはじめスタッフの皆様に感謝です。この写真は司会の山本アナウンサーとさやか結さんと記念撮影。お二人とも“元気が出た!”とおっしゃって下さいました。現場に番組常連さんの他、小学校での担任 の先生、小林共平先生や同級生、初めて会ったたくさんの小学生が盛り上げて下さって楽しかったです。

さらさらサラダ

NHK テレビ 東海7県 「さらさらサラダ」生出演! NHK テレビ 「さらさらサラダ」に出演します。こどもの頃の話や現在の活動などもお話してヴァイオリンも少し演奏しますよ!是非ご覧くださいね!

朝日新聞デジタル

朝日新聞デジタルのニュースに大谷康子が掲載されました。 「愛器305歳 染みる音色 大谷康子、来月リサイタル」 詳細

”日本初のカテーテル開発” 久呉高博さん

image_photo_m_96私が小学生だった頃から存じ上げている方です。父の研究室の学生さんでしたから “大学のおにいちゃん”でした。何十年ぶりか、父も一緒になつかしくお会いできてとてもうれしかったです。でもびっくりしたことがありました。久呉さんはテルモで日本で初めてカテーテルの開発研究をなさって世界最高レベルのカテーテルを作られた方だったのです! 「若い人たちに開発する夢やそれを叶えていくことなどを語ってほしい。」と頼まれることも多いそうで、少し前も京都大学の学生さんたちに話していらしたそうです。“もの創りのすばらしさ”この開発のお蔭でどれだけたくさんの方の命が救われたことでしょう!考えると胸に込み上げるものがありました。このトピックスのコーナーは今まで音楽関係だけでしたが、久呉さんのご努力、偉業に尊敬と感謝の気持ちで載せさせていただきます。

ニコラ・ルイゾッティさんと

image_photo_m_95イタリア人ですばらしい指揮者のルイゾッティさんとの写真は前にも載っています。サントリーホールオペラでご一緒できて、音楽的なすばらしさとともにそのお人柄も尊敬しています。今や世界中で大活躍。サンフランシスコ歌劇場の音楽監督、イタリア最古のナポリ・サン・カルロ歌劇場音楽監督の他、メトロポリタン、ウィーン、ミラノ・スカラ座、ロイヤル・オペラなど大劇場はもちろん、ベルリン・フィル、クリーブランド管などではコンサート指揮者としても活躍していらっしゃいます。作品に対する明確な解釈、ポリシーをオケや合唱団に明快に示し、その内容が誰もが共感できる説得力を持っていることがまずすばらしいと思います。しかも威圧感が全くなくて要求される側がプレッシャーを感じないように配慮されています。リハーサルはいつも明るく楽しく、でも大切なことはきちんと押さえます。ほんとはもっともっと言いたいことがあるのでしょう が、それもプレーヤーの様子をみて「僕を信じて!僕もあなたたちを信じて演奏するからね。」という姿勢です。これには「この指揮者にここまで言われたらなんとか最善を尽くしてがんばろう。」という気になるものです。これには人と接する時に見習おうと思いましたし、特に学生のレッスンのお手本です。初めて出会った時から私の演奏も気に入って下さったようで毎回リハーサルも本番も充実して楽しいものでした。サントリーホールオペラのシリーズも終わってしまってなかなかご一緒できる機会がなくなってしまいました。そんなときになんと!東京フィルでヴェルディのレクイエムを指揮されることを知ってびっくり!これは私も弾かないわけにはいかない!というわけで東京フィルに参加させていただけました。リハーサルで私を見つけてびっくり!そこはやはりイタリアの方、抱きしめていつもの“たかい たかい”です。まわりの方は何事が起こったか、わからなかったと思いますよ。この写真は今回のサントリーホールでの本番が終わった直後のものです。喜んであまり にも強く抱きしめて下さるので肺のあたりが潰れるかと思うほどでした!翌日の郡山公演との二回のコンサートで、久しぶりにルイゾッティさんの 温かく、慈悲深く、スケール大きな、しかも激しく情熱的な世界を満喫できました。あらためて“音楽はすばらしい!”と感じられるしあわせなコンサートでした。