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おんがく交差点 vol.310 桑原健一さん

2022.03.19(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 第310回ゲストはチャランゴ奏者、桑原健一さん。
 チャランゴとは、ボリビア🇧🇴発祥とされる南米の弦楽器です。
 チャランゴといえばアンデス地方のフォルクローレ「コンドルは飛んでいく」で有名ですね。
 元々はアルマジロの甲羅を使っていましたが、今は木をくり抜いて一刀彫りで作っているそうです。
 ウクレレに似て見えますが、チャランゴの弦はマンドリンと同じ、1コース2本の複弦です。
 桑原さんは本場ボリビアで10年にわたって活動されました。なんと!コツは『マンガの駆け足』ですって!何でしょうね?
 実は不登校がキッカケでチャランゴ奏者になられた……特徴のある髪型もボリビア🇧🇴発祥?
 小径にはボリビア🇧🇴の第2の国歌と言われる「我が祖国ボリビア」アポリナール・カマーチョ作曲 松本数将さんの楽しいピアノとお聴きくださいね。
 またコラボはアンデスの代表的なフォルクローレ、ボリビアの舞踊曲 エドムンド・サルディバル作曲「花祭り」
 ご覧いただいて楽しいひとときをお過ごしくださいね。

おんがく交差点 vol.309 ナターシャ・グジーさん

2022.03.12(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第309回ゲストはウクライナ🇺🇦の歌姫、バンドゥーラ奏者、ナターシャ・グジーさん。
 歌手でウクライナ🇺🇦の民族楽器バンドゥーラの演奏家でもいらっしゃいます。
 ナターシャさんはこどもの頃、チェルノブイリ原発事故で被爆さる避難生活を強いられました。その中で、「音楽」が心の支えだったそうです。
 1996年にこどもの音楽団のメンバーとして初来日、日本が大好きになり、「誰かの心の支えになりたい」と2000年から日本で活動されています。
 ご自分の体験を日本各地で伝えてきましたが、2011年3月11日、福島で同じ悲劇が起こりました。
 そして今ウクライナ🇺🇦は戦禍にみまわれています。「早く平和に戻りますように。」
 ナターシャさんは「鎮魂歌」を歌われ、私は小径でウクライナ民謡「ポーリャンカ」を松本和将さんの素敵なピアノで、踊っているつもりで元気に演奏します。
 コラボはナターシャさんの作詞・作曲「踊る娘」です。
 私もウクライナ🇺🇦とはご縁が深く、知人も多いので、なんとか対話で解決できないものか…と祈るばかりです。
 みなさまぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.308 小林愛実さん

2022.03.05(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第308回ゲストはピアニスト小林愛実さん。
 昨年10月、第18回ショパン国際ピアノコンクール第4位入賞され、話題となりました。
 ショパンコンクールとあって、そのウラ話を根掘り、葉掘り、小朝師匠が訊いてくださいます。
 予選は緊張したけれど、ファイナルは休んでいた?とか。意外なお話を伺えます。
 ショパンコンクールには2015年に20歳で初出場され、日本人で唯一ファイナルに進まれました。実はショパンコンクールでピアノをやめるつもりだった…という衝撃的なお話が飛び出します。
 3歳からピアノを始めて幼い頃から頭角を表して、順風満帆だった…のに18歳から20歳の頃はピアノが弾けなくなったそうです。どうしてだったのか、お話してくださいます。
 今回は小林さんのソロ、ショパンのワルツのあと、小林さんと私は2曲共演します。
 まずコラボ1曲めは〈ノクターン〉という形式を作り、ショパンにも影響を与えたジョン・フィールド作曲、ヘルマン編曲「ノクターン第5番」
 コラボ2曲めはショパン作曲、イザイ編曲「バラード第1番  op.23」
 話題のピアニスト、若い感性で、また悩みなども忌憚なくお話されます。ぜひご覧くださいね。
 

おんがく交差点 vol.307 大山大輔さん

2022.02.26(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第307回ゲストはバリトン歌手 大山大輔さん。
 独自性の強いオペラで主役として、存在感を示していらっしゃいます。
 このコロナ禍、お仕事がない時の過ごし方がユニークでタメになりますよ。「ハミングとガラガラ」をしていらした!これが実は声に良いとか!
 ミュージカルとオペラの違い…とか、カンボジアにオペラを提供されたり、ベトナムでは演出家として公演されているお話もしてくださいます。
 手塚治虫原作・宮川彬良作曲の歌劇「ブラック・ジャック」で和製オペラに目覚めて、夢は日本版オペラを海外に!
 大山さんのソロ『魔王』にちなみ、私は1726年の大天使ミカエルの祝日用に書かれたカンタータの一つ、バッハ作曲カ ンタータ第19番『いさかいは起これり』BWV19より「アリア」美しいピアノは榎本潤さん。
 コラボはヴァイオリニスト作曲のめずらしい作品。ヴァイオリンも活躍します。
 ルイ・シュポーア作曲『6つのドイツの歌 作品154』より「第4曲 魔王」
 貴重なお話、めずらしい作品、どうぞお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.306 黒坂黒太郎さん

2022.02.19(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

おんがく交差点第306回ゲストはコカリナ奏者黒坂黒太郎さん。
コカリナとはハンガリーの『桜の木のオカリナ』を黒坂さんが改良した木製の楽器です。
リコーダーと同じ演奏法で、指穴は6個です。まるで鳥の声のような音色で、鳥も間違えたりするそうですよ。

ソプラノからコントラバスまで、様々な種類のコカリナを実演してくださいますよ!

楽器との出会いは遅くて、45歳ですって!ハンガリーの作曲家コダーイの音楽がキッカケだそうです。

「長野オリンピックの木」「奇跡の一本松」「形見の盆栽」もみんな音楽を奏ではじめる!
「ヒロシマの被爆樹」の楽器で、平和への祈りを込めたオリジナル曲を披露されます。

くるみの木で作るコカリナもある…ので、小径はシューマン作曲「ミルテの花」より「くるみの木」美しいピアノは榎本潤さん。コラボはディニーク作曲、萩森英明編曲「ひばり」ほんとに鳥がさえずっているようですよ。
どうぞお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.305 西山まりえさん

2022.02.12(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第305回は古楽器の演奏家・西山まりえさん。今回『オルガネット』を演奏してくださいます。
 『オルガネット』は〈小さなオルガン〉というイタリア語ですから、教会にある大オルガンの先祖です。
 昔は教会の大オルガンも「ふいご」を人力で動かしていたので、[プロのふいご師]もいたそうです。
 今回も左手で「ふいご」をこいで、風圧をかけて音を鳴らします。そして右手の鍵盤で演奏されます。
 コンプレックスがキッカケで、古楽器との出会った!という意外なお話も飛び出します。「サイズがぴったり」とか?
 小径はゲストの楽器に合わせて、といっても発祥の時代に今のヴァイオリンは、まだないので、考えました!
 クライスラー作曲「クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ」バロックの様式で書かれています。
 そしてコラボは14世紀イタリア「喜びの始まり」(作者不詳) 今回私は〈バロック弓〉で演奏しますよ!典雅なピアノは榎本潤さんです。
 どうぞお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.304 島津 亜矢さん

2022.02.05()
8:00よりBSテレ東にて放送📺

 第304回ゲストは歌手、島津 亜矢さん。

 演歌歌手で、ジャンルを超越したシンガー。そのすばらしい歌唱力から『歌怪獣』と呼ばれています。

 お母さまの目のつけどころのすごかった!生まれた時の産声があまりに大きかったので、「この子を歌手にしよう!」と決めたそうです。

 お母さまの歌の指導が厳しくて、3歳でも「初めて聴く歌は詞も曲も15分で覚えろ!」ですって。それが、またできてしまうからすごいですね。

 こどもの頃から北島三郎さんに憧れて、発声練習はお風呂。歌がうまく聞こえる気がするからだそうです。

 小径はリリ・ブーランジェ作曲  「夜想曲」島津さんが、ソロのコーナーで、Ayase作詞・作曲「夜にかける」を歌われたのに合わせて、私も夜想曲にしました。素敵なピアノは榎本 潤さんです。そしてコラボはMISIAの大ヒット曲。「Everything」作詞: MISIA作曲松本俊編曲萩森英明。本当にうまくて、感動しました!

 みなさまもぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.303 コラボレーション名曲集第33弾!

2022.01.29(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第303回はコラボレーション名曲集第33弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

キルギス弦楽器コムズ; ウメトバエワ・カリマンさん
「マシュ・ボトイ」
作曲: オゴンバエフ・アタイ

ハーディングフェーレ; 野間友貴さん
「ファニトゥレン」
ノルウェー伝統曲

ハーディガーディ; 久野幹史さん
「忠実な羊飼い より第5番 ハ長調」
作曲: ニコラ・シェドヴィル
編曲: 萩森英明

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.302 砂川涼子さん

2022.01.22(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第302回ゲストはソプラノ砂川涼子さん。
 沖縄出身で日本を代表するプリマドンナのお1人です。
 小学3年生で、合唱部にスカウトされて、歌うことが楽しくて、『音楽の先生』に憧れたそうです。

 そして、音楽の先生を目指して大学に進んだものの、教育実習で挫折!教師の大変さを痛感。
 大学ではオペラにも出会い、一目惚れをして、大学院で初めてオペラの舞台を経験した時に、[拍手、歌うお芝居、衣裳、メイク]に魅了されたそうです。
 イタリア留学も、挫折はなく、むしろ修業を楽しめた!すばらしいですね。
師匠はスカラ座「蝶々夫人」でも名高い『世界的プリマドンナ』林 康子さん。私も何回もご一緒して圧倒的な存在感です。師匠から学んだこともお話してくださいますよ。
 小径は、砂川さんが留学されたイタリアにちなみ、レスピーギ作曲「5つの小品 作品62より第1曲 ロマンス」佐藤卓史さんの美しいピアノとお聴きくださいね。
 コラボは同じくイタリアの作曲家ヴィヴァルディ作曲 「カンタータ 『愛しい面影から遠く離れ』RV.680第2曲アリア」佐々木節夫さんの歌詞対訳でお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.301 Koji Koji Moheji

2022.01.15(土)
朝8:00よりBSテレ東にて放送📺

 おんがく交差点第301回ゲストは手回しオルガン奏者 Koji Koji Moheji
 手回しオルガンは16世紀頃にヨーロッパで誕生した楽器です。ハンドルを回して音を奏でます。
 穴の空いた『ブック』という楽譜!が特徴です。手作りで1曲作るのに100時間かかります。またドラムも鳴りますよ?
 使用楽器はフランス製で、今回は大小2種類の楽器を披露してくださいました。
 実はジャグリングの名手で、日本唯一のプロスペインバグパイプ奏者でもあり、世界大会でも優勝されたり……とにかく色々なことをなさっています。それは番組でのお楽しみに!
 小径必聴!ジョセフ・コズマ作曲(あの、有名な「枯葉」の作曲者)で、ナント!「手回しオルガン」という作品を見つけました。 採譜アレンジを大沼弘基さんにお願いして、佐藤卓史さんの素敵なピアノと演奏します。
 コラボはエリック・サティ作曲「あなたが欲しい」を萩森英明さん編曲、手回しオルガン編曲は小嶋佑樹さん(ゲスト)の編曲でお楽しみくださいね。