2024.07.06(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送
おんがく交差点第429回ゲストはフルート、ピッコロ奏者の中川愛さん。
今回は東京音楽大学のTCMホールからお届けします。音響も雰囲気もすばらしいホールですよ。
ゲストの中川愛さんは、東京音楽大学を卒業して現在は東京都交響楽団でフルートとピッコロを演奏していらっしゃいます。
愛さんの赤ちゃんの頃は「ラデツキー行進曲」でハイハイ。バレエをしていましたが、そこから音楽の道に進まれました。
ピッコロはフルートより音が高くて、大音量。実は材質も違うし、息の調節がとてもむずかしいんです!
愛さんはピッコロが苦手で敬遠していたそうです。ところが、大学時代に猛練習をしないわけには行かなくなりました。プロのオーケストラに入るのは狭き門!!課題曲をたくさん演奏させられて…二度と譲らない!!大変な中、勝ち取ったポストですものね。オーケストラ界に入る厳しいお話、伺えますよ。
今やピッコロと言えば「中川愛さん」と、名前が挙がる名プレーヤーです。
愛さんの華麗な得意技が詰まったソロを受けて、小径はバレエ音楽。ドリーブ作曲「バレエ〈コッペリア〉よりワルツ」。松本和将さんの素敵なピアノとお聴きください。
そしてコラボは、オーケストラではピッコロが大活躍するロッシーニ作曲「オペラ〈セビリアの理髪師〉序曲」をなんと!ピッコロとヴァイオリン2人だけで演奏します。
めずらしい機会、ぜひ聴いてくださいね。