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おんがく交差点 vol.345 渡辺亮さん

2022.11.19(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがくかく交差点第345回ゲストはブラジル一弦琴ビリンバウ奏者、渡辺亮さん。

 ビリンバウは弦が1本だけのブラジルの民族楽器です。元々アフリカ生まれの楽器で、ブラジルの伝統武術カポエイラで使用されます。
 弓を叩いても響かないから口の中に突っ込んじゃった?それから『ひょうたん』をつけた ? びっくりするお話が飛び出して、私も師匠も口をあんぐり!
 振動はおなかで調整するそうですよ。そして音階は石で変える!

 渡辺さんはマイルズ・デイヴィスに憧れて音大ではなくて美大に進学。サンバと妖怪にハマった!
 初めてビリンバウ奏者に会って言った言葉は「あなたは私の先生です!」えーっ!何で??

 小径はサッカーでおなじみのベリーニ作曲「サンバ・ド・ブラジル」乗り乗りで楽しく弾いてくださるのは佐藤卓史さん。
 コラボはビリンバウならでは……の曲、バーデン・パウエル作曲「ビリンバウ」

 なかなか出会えないめずらしい楽器です!
 みなさまぜひおたのしみに。

おんがく交差点 vol.344 アレッサンドロ・ベヴェラリさん

2022.11.12(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第344回ゲストはクラリネット奏者アレッサンドロ・ベヴェラリさん。

 イタリア出身で日本在住のアレッサンドロ・ベヴェラリさんは2017年から東京フィルハーモニー交響楽団の首席クラリネット奏者を務めています。
 こどもの頃は「ピンク・パンサーのテーマ」に憧れて、本当はサックスを吹きたかったとか。かわいいお話。
 プロを目指すキッカケはナント!自分はクラリネット奏者なのに、ピアニスト内田光子さん!意外なお話が飛び出します。
 イタリアから音楽のために日本に来て、意外な展開で東京フィルの首席奏者になりました。そして首席奏者として活躍中なのに国際コンクールを受けまくり!どうして?そのワケも話してくださいますよ。

 小径は「玉葱の歌~クラリネットをこわしちゃった」玉葱の歌…フランス軍歌・行進曲のリフレイン部分はフランスの童謡、クラリネットをこわしちゃった…と全く同じなんです。編曲: 山田武彦さん。美しいピアノも山田さん。
 コラボはストラヴィンスキーの代表曲「兵士の物語第1曲 第5曲」
 貴重なお話とともにお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.343 西沢信亮さん

2022.11.05(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第343回ゲストはサーランギ奏者、西沢信亮さん。

 サーランギとは弓で奏でる北インドの伝統的な楽器です。王様や貴族に向けて演奏する〈宮廷音楽〉のための『100の音色』の楽器です。
 胴体は1本の木をくり抜いて作られ、表面には山羊の革、弦は全部で39本!……でも弓で実際に弓で弾くのはナント!3本だけなんです。あとの弦は弓で弾かなくても響いてくれる共鳴弦。
 右手の弓で弦を擦り、左手の爪の付け根で弦を押さえ、音階を変える!…痛そう、、

 インド音楽に興味を持ったきっかけはビートルズ?楽器の先生は現地で見つけた?西沢さんは『左手が超絶技巧の曲』を
 小径はインドにまつわるポルカ、ヨハン・シュトラウス2世作曲「インドの舞姫」趣のあるピアノは山田武彦さん。
 コラボはツムリ(インド古典民謡)「パラジョリ・ナヒ・レ」森川拓哉編曲
 めずらしいコラボ!ぜひお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.342 原田慶太楼さん

2022.10.29(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第342回ゲストは指揮者・サックス、原田慶太楼さん。
 2021年に東京交響楽団の正指揮者に就任。

 ミュージカルが原点!『ウエスト・サイド・ストーリー』に憧れ…本当は踊りたかった?
 サックスを始めて、マエストロ・フェネルの影響で指揮志望に!

 世界的な指揮者ロリン・マゼールの家に住み込みで修行。ナント!実は…飛び込みだった!
 学んだのは指揮は顔でするモノ、『手を使わない指揮』
 大指揮者の最後のメッセージなど、貴重なお話を伺えますよ。

 現在もアメリカ在住で、日本の若い作曲家を応援するコンサートにも積極的です。

 原田さんが日本での活動を本格的に始められた時、1日でヴァイオリンコンチェルト4曲×2回!の、とてつもないコンサートのヴァイオリンが、大谷康子でした。
 マエストロの的確な指揮で、コンサートは大成功でした。

 今回は、原田さんが特別にサックスの演奏を披露。『指揮者のサックス』と『歌うヴァイオリン』が趣の違うピアソラ2曲でコラボする…!!

 小径は原田さんの原点にちなみ、映画「屋根の上のヴァイオリン弾き」より、「カデンツァ&ファンタジー」(作曲: ジェリー・ボック/編曲: ジョン・ウィリアムズ)素敵なピアノは山田武彦さん。

 コラボはピアソラ作曲「リベルタンゴ」と「オブリヴィオン」(編曲: 坂東邦宣)
 今回も是非お楽しみください。

(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.341 清水ミチコさん

2022.10.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第341回ゲストは歌手清水ミチコさん。
モノマネ女王で知られる清水ミチコさん。そのピアノがとてもすばらしいので、ピアノ弾き語りでも本格的に活動され、武道館でもライブを開催されています。すごいですね!

ピアノがないと生きていけない?上京した短大時代は、中古ピアノ店で弾き続けてストレス解消していたとか。
本当にピアノ演奏が好きなんですね。

今の芸風はご両親が経営されていたジャズ喫茶のおかげ?ピアノでもモノマネできてしまう?
「猫ふんじゃった」をモーツァルト風やベートーベン風にしたら?
ユーミンの今と昔をモノマネで比較したり、憧れの矢野顕子さんとは〈ダブル矢野顕子〉しちゃった?
おもしろいお話をたくさん。貴重な機会です!とっても楽しい内容で、大笑いしてしまいました。

小朝師匠も乗せられてモノマネを披露さる、私は?ヴァイオリンでモノマネしましたよ!

小径は〈戦後昭和歌謡メドレー〉
並木路子「リンゴの唄」
美空ひばり「東京キッド」
笠置シヅ子「東京ブギウギ」
山田武彦さん編曲、そして素敵なピアノも!

コラボは清水ミチコさんが大好きな歌手、矢野顕子さんの「ひとつだけ」で共演。ヴァイオリンアレンジは萩森英明さん。
みなさま、楽しくご覧くださいね。

 

おんがく交差点 vol.340 黒木綾子さん

2022.10.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第340回ゲストは黒木綾子さん。ファゴット、コントラファゴット奏者です。
 東京フィルで首席ファゴット奏者を務められ、現在はザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団でファゴット奏者として活躍されています。
 今回はファゴットと、さらに低音でなが~い楽器、コントラファゴットも演奏してくださいます。

 コントラファゴットは5m超えで、10年待ちの低音楽器。ポイントは技術より『息の量』だとか。
 ナント!余り物から東京フィルの首席へ?世界的指揮者デュトワと出会って東京フィル首席で共演。

 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団への道は涙?涙の道はこれからも…?
 今回はファゴットとコントラファゴット!特別に2曲共演ですよ!

 まずファゴットと。パガニーニ作曲「ヴァイオリンとファゴットのための3つの二重奏曲MS130より第1番」
 コントラバスーンとオーケストラのための協奏曲第1楽章、オーケストラのピアノ版、超むずかしいのに軽々と!山中惇史さんです。
 貴重なお話と演奏をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.339 アラカリ大輔さん

2022.10.08(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第339回ゲストは”ンゴニ奏者”アラカリ大輔さん。
 ”ンゴニ”とは西アフリカ・マリ共和国の弦楽器です。ひょうたんにヤギの革を張り付けた本体、弦は釣り糸、音はハープのようです。

 低音の”ドンソンゴニ”は狩人のための伝統楽器で、高音の”カメレンゴニ”は若者用?
 ”ンゴニ”の奏者は、演奏しながら物語を歌い伝える…日本の琵琶法師のような存在です。
 アラカリさんと”ンゴニ”の出会いはアフリカで置き引きに遭って……びっくりするようなお話も伺えます。

 運命を変えたのはマリの村のお祭り?村々を飛び込みで訪ねて、先生に弟子入りされたそうです。
 民族楽器を究めていらっしゃる方は、この「村に飛び込みで…」という方が多いですね。

 小径は〈アフリカのマーラー〉と呼ばれたサミュエル・コールリッジ=テイラー……ロンドン生まれ、アメリカで作曲する指揮者として活躍した…イギリス人作曲家の作品。「アフリカ舞曲」

 コラボは西アフリカの伝統音楽〈祖国のこどもたちに向けた歌〉「ファソデヌ」を森川拓哉編曲で。私もアフリカの一弦ヴァイオリンに挑戦してみました。

 めずらしいお話とともにお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.338 コラボレーション名曲集第38弾!

2022.10.01(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第338回はコラボレーション名曲集第38弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

テノールの逸材: 笛田博昭さん
「ゴットファーザー 愛のテーマ」
作詞: ラリー・クシク
作曲: ニーノ・ロータ
編曲: 村田陽一

ギターも弾くテノール: 錦織健さん
「We will Rock you~伝説のチャンピオン」(クイーン)

モーツァルト歌い: 宮本益光さん
「手を取り合って」~歌劇《ドン・ジョヴァンニ》
作曲: ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
(大谷スタッフ)

おんがく交差点 vol.337 川口成彦さん

2022.09.24(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第337回ゲストはフォルテピアノ奏者川口成彦(かわぐち・なるひこ)さん。

 2018年第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位を受賞され、大きな注目を集められました。

 今回18世紀の復元楽器ルイ・デュルケンを紹介してくださいます。

 ピアノは18世紀にイタリアで発明され「携帯電話からスマホ」のように変化しました。

 現代のピアノは88鍵、フォルテピアノは63鍵です。右のペダルに相当する部分は膝で押し上げるんですって。

 モデレーターをかけるとフェルトが出てきて音が変わります。演奏すると弦楽器奏者の気分?色々知らないことをたくさん教えていただきましたよ。写真もご覧くださいね。

 フォルテピアノとの出会いは運命!苦手だった演奏家の曲も、弾くと価値観まで変わったそうです!

 古楽を学びに本場オランダに留学して、影響を受けたのは……意外にもモダン楽器だった?なかなか伺えないお話ですね。

 今回は川口さんとコラボ2曲です。

 偉大なモーツァルトと息子のクサーヴァーのヴァイオリン・ソナタ!モーツァルト親子の作品を一挙に両方聴いていただく企画です!

 コラボ1曲めはW.A.モーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ第24番 K.296 第2楽章」

 コラボ2曲めは息子、フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ op.7 第1楽章」