メニュー 閉じる

おんがく交差点 vol.379 マリアッチ・サムライ

2023.07.15(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第379回ゲストはメキシコ🇲🇽音楽バンド『マリアッチ・サムライ』のみなさま。日本人によるバンドです。

 マリアッチとは?元々結婚式で演奏するメキシコ音楽の集団のことだそうです。語源はマリアージュ。

 リズム専門の「ヴィウエラ」と大きなギター「ギタロン」はマリアッチに欠かせない楽器だそうです。

 リーダーに無理やりメキシコに連れて行かれて、まだマリアッチの音楽も知らないのにパレードで演奏したとか?

 メキシコでは昼間からマリアッチ?もちろんテキーラも昼間から。日本との違いをお話くださいましたよ。

 マリアッチ特有のリズムは意外に少なくて、ワルツが多い?日本のリズムの方がむずかしいようです。

 想い出のフェスティバルは田舎巡業。20個あったスピーカーのうち、音が出るのは5個だけ?だった……。

 おもしろいお話をたくさんしてくださいました。

 小径はベラスケス作曲「ベサメ・ムーチョ」松本和将さんの素敵なピアノとお聴きくださいね。

 コラボは作曲: フェンティ, 訳詞: 楢原洋子「ラ・ビキーナ」ビキニのお嬢さんという意味ですよ!     

 暑い夏に🇲🇽メキシコ音楽をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.378 荘村清志さん

2023.07.08(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第378回ゲストはクラシック・ギター奏者 荘村清志さん。

 日本のクラシック・ギター界を牽引してきた第一人者です。
 お父様がギタリストになる夢を持っていらした……でもそれを諦めて、清志さんが9歳の時に夢を託された…。

 ところがギターが嫌いだった!
 なぜか、、
 お父様は厳しかったそうです。弾けないと、鬼のように怖い顔に。
 中学時代の先生もまたまた怖い!

 清志さんに転機が訪れます!スペインの巨匠ナルシソ・イエペスとの出会いです。
 さて、巨匠のレッスンとはどのようなものだったでしょうか。貴重なお話ですよ。

 日本デビュー後、順調かと思いきや、すぐに充電期間が必要に。また40代でもスランプに!
 わからないものですね。華やかな活躍にお見受けしていましたので、そんなご苦労があったとは。

 リサイタル1ヶ月前からご飯が食べられない!私、考えられないです。(案の定、番組中、小朝師匠に突っ込まれました😉)
 自分の中にない表現力を増やす秘訣についてもお話してくださいますよ。

 荘村さんのソロ、ギター界のベートーベン、フェルナンド・ソル作曲「モーツァルトの『魔笛』主題による変奏曲」
 にちなんで、私の小径はサラサーテ作曲「魔笛幻想曲」佐藤卓史さんの美しいピアノと聴いてくださいね。
 コラボはフェルナンド・ソル作曲「ラ・ロマネスカ」

おんがく交差点 vol.377 小林沙羅さん

2023.07.01(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第377回ゲストはソプラノ小林沙羅さん。

 歌唱力、演技力で活躍中です。
 幼少期からすばらしい音楽環境で育たれました。童謡をたくさん聴いて、ドライブ中はご家族で大合唱。5歳からはピアノとバレエも!
 オペラを歌うための基礎は、日本舞踊で鍛えた!10歳から玉三郎さんの演劇塾にも通われていたそうですよ。貴重なお話、うかがえます!
 そしてウィーンとローマに留学され、基本的な発声法以外はイタリアのおばあちゃんから学んだ?とか。興味深いお話もしてくださいますよ。

 小径は、モーツァルト作曲「歌劇〈フィガロの結婚〉序曲」を佐藤卓史さんのすばらしいピアノで。
 小林さんが「フィガロの結婚」に数多く出演されていましたので、選びました。小林さんと佐藤さんはナント!東京芸大で同級生だったそうです。

 コラボは作詞: 阿久悠, 作曲: 加羽沢美濃「ララバイをどうぞ」
 優しい歌声と優しくコラボしました。ぜひ聴いてくださいね。

おんがく交差点 vol.376 土佐信道さん

2023.06.24(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第376回ゲストは[芸術ユニット]明和電機・土佐信道さん。

 ご自身で発明した楽器を演奏する『明和電機』の代表取締役社長・土佐信道さん。20年以上前にお会いした時衝撃だったことを思い出します。
 その後発明され大ヒットとなったのが〈オタマトーン〉この楽器の得意な演奏法とは?口パク?

 文庫本サイズのゴムベースは、エレキギターのような音が出ます!本棚に収納できる?
 SUSHI BEATは握れば音が出ます!ネタごとに違う楽器の音。お寿司でセッションできますね。

 本当は絵描きさんになりたかった土佐さんですが、次々と楽器を発明する才能は、お父様から受け継いだようです。

 夢はパクられない発明!次の目標はオタマトーンのライバルだそうですよ。楽しみですね。
 エジソンが発明した蓄音機で、エジソンの依頼により初録音したのが、ブラームス。その時の曲は自身のハンガリー舞曲№1とヨーゼフ・シュトラウス作曲ポルカ・マズルカ「とんぼ」でした。今回の小径はこの「とんぼ」です。
 佐藤卓史さんの素敵なピアノとお聴きくださいね。
 コラボはアントニオ・カルロス・ジョビン作曲, 萩森英明編曲「ワン・ノート・サンバ」めずらしい発明楽器で楽しい演奏をご覧ください。

おんがく交差点 vol.375 五十嵐健太さん

2023.06.17(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第375回ゲストはウクライナ🇺🇦から来たサックス奏者五十嵐健太さん。
 昨年、2022年の日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門で圧倒的な演奏で優勝されました。

 お母様は🇺🇦ウクライナ人、お父様は🇯🇵日本人。群馬県生まれですが、5歳でウクライナに移住。
 ウクライナでは日本人と思っていたけれど、日本では外国人と思われ、今はどちらでもない? 複雑な状況…なるほどと思います。

 ロシアの軍事侵攻により、ウクライナから日本に避難することにしたワケとは? 戦争は人生を変えてしまいますね。現在は東京音楽大学の特別特待奨学生として、学んでいます。

 ウクライナと日本では音楽の教え方が違う?でもレッスンしていただいている波多江史朗先生はフランスで勉強されたからか、違和感なく慕っている!
 日本の歌は悲しいのに明るいから難しいのだとか…。言われてみるとたしかに…。やはり観点が違い、参考になりますね。

 小径はサックスの名曲、吉松 隆作曲「サイバーバード協奏曲第2楽章より」五十嵐健太さんも好きな日本の作曲家で、大河ドラマ「平清盛」の音楽も手がけられた吉松さん。本来サックスの作品ですが、素敵な作品なので、吉松さんにご了承いただきヴァイオリンで演奏させていただきました!
 コラボはウクライナの作曲家ミロスラフ・スコリク作曲 萩森英明編曲「メロディ」
 すばらしいピアノの佐藤卓史さんの演奏とともに聴いてくださいね。早い平和を祈らずにはいられない思いです。

おんがく交差点 vol.374 辻本玲さん

2023.06.10(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第374回ゲストはチェリスト、N響首席チェロ奏者も2020年から務めていらっしゃる辻本玲(つじもと・れい)さん。
 幼い頃にテレビで見た〈世界最高のチェロ奏者〉ヨーヨー・マのウィンクに一目惚れして習い始めたそうです。

 フィンランド留学は世界的チェロ奏者の『サイレンみたいな音』に憧れて…とか。
 でも留学後は「僕の前で弾くな!」「友達は作るな!」など、超厳しい先生に愕然としたそうです。
 その頃までオケは嫌いだったけれど、ベルリン・フィルの『新世界』で目覚めた……というすばらしいお話も伺えます。

 初めて参加したオケで[打点]に戸惑い、友人にSOS…「まじヤバイ。全然分からん!」
 学生時代から群を抜いてスケールが大きい演奏で注目されていましたが、今やN響の顔!

 今回の演奏は、今年生誕150年を迎えるラフマニノフづくし!
 辻本さんのソロ「ヴォカリーズ」を受けて小径は「ロマンス」山中惇史さんの美しいピアノと。
 コラボはピアノ三重奏曲第1番「悲しみの三重奏曲」
 画面からも溢れる才能を感じていただけると思います。
 どうぞお楽しみに。

おんがく交差点 vol.373 ネルソン鈴木さん

2023.06.03(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第373回ゲストはパラグアイ民族楽器アルパ奏者 ネルソン鈴木さん。

 アルパは爪で演奏する南米パラグアイの民族楽器です。ハープとは『ドレミ』の位置が違います。1本1本の弦についた小さなレバーで半音を調整しながら演奏する…という楽器。

 ネルソンさんは2020年、第12回全日本アルパコンクールで金賞を受賞されました㊗️
 ネルソンさんとアルパの出会いは幼い頃、父とのドライブ!ポルカのリズムにハマった?とのこと。
 16歳でアルパを習い始めて、コンクール4位の時に審査員にスカウトされた!どうしてだったんでしょう?その他、人生が変わったような貴重なお話も伺えますよ。

 ネルソンさんの素敵なソロを受けて、小径は、パラグアイで最も尊敬されている偉大な音楽家アグスティン・ピオ・バリオス作曲「Divagacion」美しいピアノは山中惇史さん。
 コラボはネルソンさんお気に入りのアルゼンチン人ピアニスト、ラウル・ディ・ブラシオ作曲、萩森英明編曲「メリッサ」ノリよく素敵なギタリスト、ブランコ・セザールさんも一緒で楽しい演奏となりました。
 みなさまぜひお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.372 高橋あず美さん

2023.05.27(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第372回ゲストはシンガーソングライター、高橋あず美さん。

 圧倒的な歌声で映画「キャッツ」日本語吹き替えに抜擢された高橋あず美さん。
 プロへの登竜門であるNYアポロシアター「アマチュアナイト」で、日本人初の年間優勝!という偉業を達成されています。

 ふるさと、長野の乗鞍高原、標高1500メートルで育ったので、圧倒的な歌声になった!
 その結果オーディションライブ「アマチュアナイト」は制限時間90秒!なのに誰も止めなかった?

 映画「キャッツ」で「メモリー」を歌ったのは……役者がジェニファー・ハドソンだから?この興味深いお話が伺えます。
 夢はふるさと、乗鞍高原の大自然に恩返し!『高原』の『音楽』でコラボしたい…とのこと。楽しみですね。

 小径はあず美さんの、活躍のきっかけとなったアポロシアターにちなんで、ストラヴィンスキー作曲「ミューズの神を率いるアポロ」シゲティ編曲

 コラボはあず美さんが「アマチュアナイト」で歌った映画「ドリームガールズ」の名曲「And I Am Telling You I’m Not Going」萩森英明編曲
 山中惇史さんの素敵なピアノとお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.371 城戸夕果さん

2023.05.20(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第371回ゲストはブラジル・ジャズフルート奏者、城戸夕果さん。
 ブラジル手法のジャズフルートの第一人者です。

 学生時代からアドリブが吹きたくてジャズを勉強。アドリブの極意は『鼻歌』を歌うこと。私も知りたかったお話。

 小野リサさんのグループ、デビューメンバーにスカウトされ、ジャズからブラジル音楽に!
 ブラジルでボサノヴァのだい巨匠に学んだ極意は……パラッパッパ?ボサノヴァの真実とは?興味深いお話が続きます。
 本場ブラジルでもアルバムをリリースされています!

 小径は〈ブラジル〉ということで、ヴィラ=ロボス作曲「ブラジル風バッハ第5番」山中惇史さんの美しいピアノとお聴きくださいね。

 コラボは城戸夕果作曲タイトルの「コンフルエンシア」音楽の交差点で「合流する」という意味です。
 ピアノは伊藤志宏さん。ノリノリの3人!写真でもおわかりいただけます。みなさまもお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.370 園田隆一郎さん

2023.05.13(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第370回ゲストは指揮者園田隆一郎さん。

 園田さんはオペラとシンフォニーの両方の分野で活躍する指揮者です。
 中学時代はトロンボーン担当、〈アマチュアの指揮〉に憧れて指揮者を目指したとか。

 藝大の指揮科に入学したが[メンバー全員が先生]のオケを指揮したら、ダメ出しの嵐!挫折寸前?これから…という有望な学生がかわいそう。
 でもロッシーニのオペラに憧れてイタリアに留学。しかも留学中にオペラを指揮!うれしいですね。
 ところが!『指揮者にあるまじき行為』で、名指揮者ジェルメッティが大激怒!何があったの?びっくりするようなお話も伺えますよ。
 少女漫画『ガラスの仮面』や劇中劇オペラ『紅天女』も指揮している!オペラの指揮者はまず歌うことから?

 今回はピアノも達者な〈オペラの指揮者〉が特別に、ビゼーとヴェルディのオペラの人気アリアをヴァイオリンとピアノの版で演奏。
 小径はサラサーテ作曲「カルメン・ファンタジー」から〈ハバネラ〉
 コラボはアラール作曲「仮面舞踏会幻想曲より」
 明るく謙虚な園田さんの、素敵なピアノと聴いてくださいね。貴重な機会です!