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おんがく交差点 vol.358 神田寛明さん

2023.02.18(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第358回ゲストはN響首席フルート奏者 神田寛明さん。

 神田寛明さんは1999年からNHK交響楽団の首席フルート奏者を務めていらっしゃいます。
 フルートが黒い木でできていて、それを選んだ理由が、ナント目立つ? 冗談でもあり、半分ホント?意外なお話も飛び出します。
 留学先でシュルツ先生から学んだ大切なことは、演奏法ではなくて、目の当たりにした生活様式だったそうですよ。

 フルートの演奏家になるまでは迷い道でしたが、ハンガリー田園幻想曲が救いとなったとか。貴重なお話も伺えます。
 小朝師匠は神田さんのご本をバイブルにしていらっしゃいます。本番前には『切手』を挟め?えっ?どうやるの?
 神田さんが今大切にされている曲に私も驚きました。教える立場になられて気づいたそうです!

 神田さんソロは卒業試験課題曲だったジョルジュ・エネスク作曲「カンタービレとプレスト」これを受けて小径は、やはりジョルジュ・エネスク作曲「協奏的即興曲」松本和将さんの素敵なピアノとお聴きくださいね。
 コラボはジャック・イベール作曲「2つの間奏曲 第2曲」
 美しい音色、ぜひお楽しみください!

おんがく交差点 vol.357 OKIさん

2023.02.11(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第357回ゲストはトンコリ奏者、OKIさん。

 『トンコリ』とは樺太で生まれたアイヌの伝統的な弦楽器です。
 イチイというマツ科の木でできていて、弦は三味線の糸で、琴の仲間です。

 チューニングは人によってやり方が違うので、同じ曲でも全然違った印象の曲に聴こえるそうです。
 実は昔は一家に一台あったと伝えられていて、『トンコリ』の形は女性の形だそうですよ。

 ニューヨークで映像関係の仕事をなさっていたOKIさんですが、帰省がきっかけで、トンコリ奏者に!どんなきっかけだったのか、びっくりなお話が伺えますよ。

 小径は、伊福部昭作曲「ヴァイオリン・ソナタ第2楽章」伊福部先生は、こどもの頃からアイヌの文化に触れて、影響を受けた作品を多く書かれました。松本和将さんの美しいピアノと聴いてくださいね。
 コラボはOKIさんのオリジナル作品。作詞: 葛野辰次, 作曲: OKI, 編曲: 森川拓哉「Kai Kai As To」
 めずらしい楽器!貴重な機会です。ぜひご覧くださいね。

おんがく交差点 vol.356 小川典子さん

2023.02.04(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第356回ゲストはピアニスト小川典子さん。

 小川さんは長年イギリスのロンドンに住まわれ、活躍されています。
 4歳からピアノの先生をされていたお母さまの手ほどきで、正式に始められました。その後師事した先生はコンクール用のレッスンが始まると、突然厳しく豹変。小学6年の時、全日本学生音楽コンクールで見事第1位に。
 高校1年の時にも第1位に!でもそれではまだ序の口。私も高校2年で優勝しましたが、序の口というお話、よ~くわかります。
 師事した先生方がどんどんご病気で倒れる…という大学時代。でもそのかわり、〈得たモノ〉もある…大切なお話をされましたよ。
 最後に受けたコンクールの秘訣!それは〈ターザンの腕〉なんでしょう?貴重なお話も伺えます。ご自身がコンクール審査委員長も務められて、今は「若手の演奏で、心をエグられたい。」
 2004年から続けていらっしゃる〈ジェイミーのコンサート〉がライフワーク。小川さんも私も川崎市市民文化大使を務めていて、この活動に私も参加させていただきました。とても大切な活動だと思います。

 今回はイギリス音楽の特集です。小川さんがソロで[イギリス第2の国歌] エルガー作曲「威風堂々」
 コラボ1曲めはサミュエル・コールリッジ=テイラー(ロンドン生まれ。のちにアメリカで、作曲する指揮者として名を馳せ、混血から「黒いマーラー」と呼ばれた。…Wikipedia…そういう時代ですね。)作曲「組曲op.3よりカヴァティーナ」
 コラボ2曲めはグスターヴ・ホルスト作曲「Greeting H54」
 衣装も私、イギリスの国旗🇬🇧の配色を取り入れてみました
 みなさまお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.355 コラボレーション名曲集第41弾!

2023.01.28(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第335回はコラボレーション名曲集第41弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

バロック・チェロ: 鈴木秀美さん
「ウィリアム・テルのテーマによる2重奏op.124」
ドッツァウアー

光るチェロ: 向山佳絵子さん
「ピアノ三重奏曲 第2番 第2楽章」
作曲: ショスタコーヴィチ

歌うチェロ: 柏木広樹さん
「TODAY for TOMORROW」
作曲: 柏木広樹
編曲: 光田健一

おんがく交差点 vol.354 樽見ヤスタカさん

2023.01.21(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第354回ゲストはドゥドゥク奏者、樽見ヤスタカさん。

『ドゥドゥク』はアルメニア産の杏の木でできた、🇦🇲アルメニアの伝統楽器の縦笛です。

 表面には8つ穴が空いていて、裏面には穴2つです。

 演奏者は音を複雑にアレンジして演奏するそうで、アレンジ方法は敢えて「ノイズ」を入れるとか?

 音色は泣いているようだったり、時には笑い声のようにきこえることもある……。おもしろいですね。

 高校時代はオカリナ奏者として活動され、『ドゥドゥク』との出会いは偶然?自力で楽器を手に入れたそうです。欲しい方は「私までどうぞ。」とのこと。

 めずらしい楽器、貴重なお話が色々聞けますよ。

 小径はハチャトゥリャン作曲、若いアルメニア人女性が主人公の〈ガイーヌ〉より「アイシェの踊り」 素敵なピアノは松本和将さん。

 コラボは萩森英明編曲「アルメニア音楽メドレー ~アラギャズ山、親愛なるショヘルヘ~」

 なかなか出会えない貴重な機会です。ぜひおご覧いただいて、お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.353 加古隆さん

2023.01.14(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点第353回ゲストは作曲家・ピアニスト、加古隆さん。

パリ国立高等音楽院にて現代音楽の巨匠、オリヴィエ・メシアンに師事して、1973年にパリでフリー・ジャズ・ピアニストとしてデビューされました。
「パリは燃えているか」を100曲作れと言われて、本当に作ったら全曲採用された!すごいですね。
NHKからのオーダー内容は「条件はシンプル」だったはずが、作曲中は紆余曲折の道だったとか?
「白い巨塔」はシンフォニーでしっくりこなかったけど、エレキギターではピンときた?とか。

加古さんは感動的な「パリは燃えているか」を!
小径は加古さんの師事されたオリヴィエ・メシアン作曲「主題と変奏より」佐藤卓史さんの美しいピアノとお聴きください。
コラボはNHK「にんげんドキュメント」テーマ曲、人生の応援歌
「黄昏のワルツ」作曲: 加古隆
感動的な作品をお楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.352 清元栄吉さん

2023.01.07(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点!第352回ゲストは、邦楽演奏家・作曲家、清元栄吉さん。
歌舞伎な伴奏音楽として誕生、文化文政時代最後の流派。
清元は三味線と浄瑠璃が、ダンスをしているよう?で、邦楽の中でも習い事にはうってつけ。
小朝師匠は邦楽にも詳しいので、栄吉さんが曲紹介の時に“あの曲”を披露したら、思わずツッコミを入れた!そのワケは?
東京藝大に進学後ガムラン音楽にハマって、、でも元カノのおかげで清元のプロに!
歌舞伎座の殺陣でなぜか浄瑠璃にハマった栄吉さん。ここで師匠に運命の出会い。師匠の教えは”人と比べるな!”小朝さんも私も納得。たしかに!
中村歌右衛門パリ公演でしびれた!熱い思いになる方ですよね。
小径は、清元の時代とつながる映画『会議は踊る』から〈ただ一度だけ〉松本和将さんの美しいピアノと共に聴いてくださいね。
コラボは八木節をアレンジした清元栄吉さんの作品〈日本民謡によるコラボレーション 祭り〉です。
今年も様々なジャンル、楽器が登場します。ぜひ”音楽を身近に”お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.351 コラボレーション名曲集第40弾!

2022.12.31(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

おんがく交差点、第351回コラボ特集🎻
大晦日、今年の最後の放送です。
世界の色々な楽器とコラボできて、それぞれの国を訪ねたような気持ちになります。
今年もみなさま ご覧くださってありがとうございました。
来年も多彩なゲストと、音楽のちからを発信していきます!
音楽を身近に、素敵な新年をお迎えくださいね😊

ロシア連邦サハ共和国 口琴: 直川礼緒さん
「アメイジング・グレイス」
スコットランド民謡
編曲: 萩森英明

モンゴル民族楽器リンベ&ホーミー: マハバル・サウガゲレルさん
「ヘンティーの高い山」
作曲: B.ダムディンスレン

トルコ伝統弦楽器サズ: 大平清さん
「アマン、お前は歌人」
作詞・作曲: 大平清
編曲: 森川拓哉

おんがく交差点 vol.350 Shaylee Maryさん

2022.12.24(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第350回ゲストはシンガーソングライター、シェイリー・マリー(Shaylee Mary)さん。

 スコットランド民謡の歌姫…と言われています。
 6歳からすでに即興ソングを自分で作曲して歌っていたそうです。
 5歳から13歳までピアノを習い、20歳の頃からボーカルレッスンに通って作曲をしているうちに、ご自分も歌手になりたいと思うようになられたそうです。

 レッスンに通い始めてから、カントリーやブルース、そして世界の民謡に辿り着く…。
 歌うことが好きで歌手になったけれど、人前でステージに立つのは苦手だった?意外なお話も飛び出します。
 透き通った歌声はボランティア活動で作られ、癒やされる曲は中島みゆきさんの作品。

 小径はクリスマスにあわせてクリスマスキャロル。アドルフ・アダン「O Holy Night」
 コラボもクリスマス曲、作詞・作曲ラルフ・ブレイン/ヒュー・マーティン 編曲萩森英明
「Have Yourself A Merry Little Christmas」松本和将さんの美しいピアノとともにお聴きくださいね。
 みなさまご覧いただいて、素敵なクリスマス🎄🎅をお過ごしくださいね❤

おんがく交差点 vol.349 並河寿美さん

2022.12.17(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第349回ゲストはソプラノ並河寿美(なみかわ・ひさみ)さん。
 バレリーナの経歴を生かした豊かな表現力を持つソプラノ歌手です。

 子どもの頃からピアノとバレエを、中学時代は吹奏楽のフルートも担当!
 バレエの道に進もうと思っていたところ、音楽の先生から「声が大きいから」と言われて歌手を目指されることになったそうです。

 バレエと歌を両立していた当時は息が続かなかった……ところが、思春期を迎えると声に変化が出てきた…。
 音大に進学して先生から声にダメ出し…のおかげで表現力が身についた!大切なお話も聞かせてくださいます。

 オペラの舞台で、長年続けたバレエの所作が、とても役立ったそうです。今では緊張していた昔の自分の作品が可愛く思える!すばらしい舞台人になられたからこそですね。感動的なお話です。

 並河さんのすばらしいソロは、トスカの「歌に生き、恋に生き」私の小径はクリスマスにちなんで、フンパーディンク作曲歌劇『ヘンゼルとグレーテル』から「夕べの祈り」
 コラボも、近いクリスマスに合わせてブラーガの楽曲「天使のセレナーデ」松本和将さんの美しいピアノとお聴きくださいね。