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おんがく交差点 vol.405 佐藤晴真さん

2024.01.20(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第405回ゲストはチェリスト佐藤晴真(はるま)さん。

 ミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で日本人初優勝された、25歳!新進気鋭のチェリストです。

私は晴真さんが高校生の時に、初めて聴いて、その高い音楽性に「えっ…本当に高校生?」と驚いた記憶があります。
ですからこの、ミュンヘン優勝も「さもありなん!」とうれしかったです。
ご本人は結果よりも満足いく演奏ができるかどうか…が大切!ですから「審査員わかってないな!」と思うこともあるそうですよ。審査員の先生方しっかりしてくださいよ😉

 留学したベルリンでは人の歩くスピードを観察していたそう?ブラームスの音楽につながっている?…ってどういうことでしょうね。
 大切なお話を伺えます。

 また使用している弓はワケあり?!自分のも持っているけれど、お借りした弓で演奏している理由とは?
 なかなか普段聞けないお話です。

 次々コンサートの晴真さんですが、本番直前はイメージトレーニングばかりだそうです。
 やはり想像力の豊かさが大切!それは語彙の多さにつながると考えて、短歌を読み始めたそうです。音楽と意外な共通点があったから!だそうです。

今回はすべてのコーナー、没後100年のフォーレの作品をみなさまに聴いていただくことになりました。
晴真さんソロは「エレジー」小径は「子守歌」コラボは「ピアノトリオ Op.120第1楽章より」
すばらしいピアノは佐藤卓史さんです。W佐藤!
お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.404 古謝美佐子さん

2024.01.13(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第404回ゲストは、沖縄民謡歌手 古謝美佐子さん。

 沖縄を代表する新しい子守歌の作詞を担当されています。
 歌の原点は「沖縄芝居」?役者さんより先にセリフを言ってしまって……劇団の人に怒られた?
 なかなか聞けないお話ですね。

 小さい時から歌が大好き!でもお母さんは歌うことに大反対だったそうで、9歳でのデビューも嫌々納得された…とか。
 でも、今大歌手になられたのは、やはり「好きこそ、物の上手なれ!」ですね。

 またまたすごいお話が飛び出します。
 映画『ラストエンペラー』の音楽で有名な「坂本龍一さん」との出会いとは……。

 どのフレーズから歌い出したらいいか、わからなくて、坂本龍一さん自身が合図を出して下さってレコーディングとなった…。

 坂本さんは生き続けている!
 亡くなってしまったけど、どこかにいるような気がする……?
 強い絆でいらしたんですね。

 古謝さんのソロは平和への願いが込められた歌!
 小径は沖縄民謡。普久原恒勇作曲 萩森英明編曲 「やっちー」(やっちー…とはお兄ちゃんの意味)
 佐藤卓史さんの温かいピアノの音でお聴きくださいね。

 コラボは古謝さんが作詞をして、沖縄を代表する新しい子守歌としてブームを読んでいる曲。多くの歌手から愛されています!

 佐原一哉作曲「童神」
 佐原一哉さんご自身のキーボードと演奏させていただき、感動でした。
 みなさま、ゆっくりお聴きくださいね。

おんがく交差点 vol.403 一中節宗家十二世都一中さん

2024.01.06(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第403回ゲストは[一中節宗家]十二世都一中さん。

 江戸時代に一世を風靡した一中節(いっちゅうぶし)演奏家の十二世都一中さん。

 一中節は京都で生まれて江戸に伝わり、お家元は、歴代『都一中』を名乗っていらして、現在初代から数えて十二代目!
 由緒あるお家柄です。現代に伝わる常磐津節の元となった三味線音楽です。

 江戸時代の上流階級の家には一中節の稽古本が当たり前にあった!
 どうしてでしょうか?貴重なお話を伺えますよ。

 一中節は健康に良くて、それは呼吸法にあるんです。呼吸法の先生がお弟子さんになったとか、、

 修業中の大切なお話もしてくださいます。必見!

 ゲストソロは初代宗家の「辰巳の四季」
 小径は、この初代宗家と同年代に生まれた作曲家、コレルリの作品「ラ・フォリアより」
 佐藤卓史さんの品格あるピアノでお聴きください。
 コラボは、指揮者を夢見ていた宗家と、一中節のお正月定番曲です。
 五世都一中作, 大沼弘基 採譜アレンジ「松襲」
 初春にふさわしい名曲の〈浄瑠璃〉を私のヴァイオリンで表現させていただきます。

🎍お正月から、このような日本の伝統曲に、ヴァイオリンで加わらせていただけて、とてもしあわせな内容となりました。

 今年も〈大好きなヴァイオリン〉で、色々チャレンジしてまいります。
 毎週の放送をどうぞお楽しみになさってくださいね。
 今年も「おんがく交差点」をよろしくお願いいたします。

 大谷康子

🎍あけましておめでとうございます!🎍

 みなさま🎍あけましておめでとうございます!
 
 2024年 始まりましたね。いかがお過ごしでしょうか。 お元気に新年を迎えられたことと思います。

 今年こそ 平穏な世界に🌎なりますように!
 私は今年も大好きな❤️ヴァイオリン🎻で、あちこちに音楽をお届けします。

「音楽でみんな なかよく!」
を目標に活動していきますね。

 テレビ「おんがく交差点」(BSテレビ東京、BS7チャンネル土曜日朝8時)春には9年目に突入!
 すばらしいゲストの演奏、春風亭小朝師匠とのおしゃべり、ゲストと私のコラボ、お楽しみくださいね。

 まず、2月23日には、東京文化会館プラチナシリーズで、ピアノのメジューエワさんとのコンサートがあります。めずらしい作品や、D.オイストラフの来日公演、1967年に東京文化会館で演奏された作品も予定しています。みなさまと会場でお会いできたらうれしいです。

 東京近郊だけでなくて、四国、九州、名古屋、群馬、広島、、、色々予定していますので、お近くに伺いましたら、聴きにいらしてくださいね。

 みなさまも、お元気で楽しい年になりますように😊

 今年もよろしくお願いいたします。

 大谷康子

お知らせ‼️

お知らせ‼️ 今週30日は特番が入りお休み‼️
新年6日からです。来年もお楽しみくださいね🎻

おんがく交差点 vol.402 太田光子さん

2023.12.23(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 

おんがく交差点第402回ゲストはリコーダー奏者、太田光子さん。

日本人にとってリコーダーは馴染みのある楽器でしょう。
小学校の時から練習して、楽しく合奏した思い出もお持ちの方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

太田さんは、ミラノ市立音楽院をディプロマを得て卒業されました。

みんながよく知っているテクニック、「タンギング」は、舌を歯茎に当てて「トゥ」と発音して、音を区切るものですね。

ヴィヴァルディを聴いて、「ヴィヴァルディのリコーダーコンチェルトを吹ける奏者になりたい!」と決心されたそうですよ。
プロになるキッカケの曲って、たいていありますね。

またバスリコーダーはとても大きくて、まるで武器みたい、、ファゴットに似た音色…など貴重なお話をして下さいます。

「楽譜をよく読む」ことがよい演奏につながる! 当時どういう演奏をしていたか…これを勉強しなくては!
どの楽器にも通じる大切なお話です。

またリコーダー本来の「音」を大切にしてほしいて。「その音は本当に好き?」と訊いてレッスンされるそう。
だいじですね。私も早速レッスンで、訊いています!

太田さんの華麗なソロ曲を受けて、小径は「リコーダーのための組曲より第1曲」ヴォーン・ウィリアムズ作曲
佐藤卓史さんの美しいピアノでお聴きください。

コラボは演奏しても聴いても楽しい曲!
マルコ・ウッチェッリーニ作曲
「『ベルガマスカ』によるアリア第5番」

親しみあるリコーダーで、こんなに表現できる!と感動されると思います。
みなさま、お楽しみくださいね。

おんがく交差点 vol.401 高橋薫子さん

2023.12.16(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 

おんがく交差点第401回ゲストはソプラノ高橋薫子(のぶこ)さん。

ゲストは3回めのご出演となるソプラノ歌手高橋薫子さんです。オペラにもたくさん出られて、CMでもみなさま、よく聴いていらっしゃいますよ。
国立音大と東京芸大でレッスンもなさっています。コロナ禍、オンラインレッスンをされましたが、あまり意味がなかった?なぜ?
やはり実際の生の音とは違います!

色々なお話をしてくださいます。モーツァルトはメロディーラインが裸になる?では、それを歌う時の心構えとは?

自分が好きな歌でも、自分の〈声〉とは合わない曲もある、それは?〈声〉のキャラクターの違い!

身体の変化を感じて呼吸の学校へ?衰えないためにトレーニングをされているそうです。えらいですね!
プロの声楽家だからこそのプロ魂!

もうすぐクリスマス🎄🎅
高橋さんは讃美歌、小径はモーツァルト作曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618」
榎本潤さんの美しいピアノで、お聴きくださいね。

コラボは世界中で愛されているクリスマス・キャロルです。
アドルフ・アダン作曲, 萩森英明編曲「O Holy Night」
みなさま、一足早いクリスマス音楽をお楽しみくださいね🎄

おんがく交差点 vol.400 海洋ゴミ楽器集団・ゴミンゾク

2023.12.09(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 [放送400回記念‼️]

 おんがく交差点は多様な音楽文化を紹介して、
 SDGsの達成に貢献しています。

 おんがく交差点第400回ゲストは海洋ゴミ楽器集団・ゴミンゾクのみなさん。

 ゴミンゾクは海洋ゴミで作った楽器を演奏する音楽ユニット。
 ゴミと資源の狭間を考えるアート集団です。

 楽器は大表史明さんの手作り!
 パーカッショニストの大表さんは、とあるリクエストがきっかけで海洋ゴミ楽器の製作を始めたそうです。

 楽器を作るために、地元・石川県の海に行くと、衝撃の光景、なんと海が〈カラフル〉?

 海で拾い集めたゴミで楽器製作を始めたら、楽器が増えすぎてアンサンブルになった!

 幼稚園や学校での活動も多いが子どもたちは海洋ゴミ楽器に興味津々。大切なことを、音楽を通して発信していらっしゃいますね。

 ゴミンゾクが定番の「海」を披露されたのを受けて、小径は海がテーマの深く、美しい歌曲作品。ショーソン作曲「愛と海の詩Op.19」佐藤卓史さんの美しいピアノとお聴きください。

 コラボは『海の神様』の有名な歌。
 元ちとせのデビュー曲、作詞・作曲: 上田現, 編曲: 萩森英明「ワダツミの木」

 この400回に、地球の「限りある資源」や毎日大量に出る「ゴミ」についても、音楽を通して考えてみましょうね。
 みなさま、ぜひご覧ください!

おんがく交差点 vol.399 松尾葉子さん

2023.12.02(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第399回ゲストは指揮者、松尾葉子さん。

 ブザンソン国際指揮者コンクールで、女性として初優勝されました。

 教員になる予定でお茶の水女子大学に入学されましたが、学内でオペラを上演するにあたり、歌の担当にならず、しかたなく…指揮をしたら…指揮者に方向転換!

 『炎のコバケン』こと小林研一郎さんに師事したくて、楽屋で直談判して入門できた!
 授かった極意は姿勢?
 貴重なお話を伺えますよ。

 その後東京芸大指揮科に入学されました。
 ミッシェル・ポルナレフの歌と出会って、フランス音楽の虜になり、留学までされました!

 自己流指揮で、先生とモメてフランス式に?女性指揮者ならではの苦労も話してくださいますよ。

 フランスのオーケストラの指揮は待っていては×。おかげで、習得したのが早口?
 え~っ!どういうことでしょうね…。
 小朝師匠でさえ、圧倒してしまう早口!アタマの回転が超速!フランス仕込みだったとは。

 今回は指揮者の松尾さんが特別にピアノを演奏してくださいます。
 ソロはピアノだけでオーケストラの曲に挑戦!シチェドリン作曲「カルメン組曲より。

 そしてコラボ1曲めはクリスマスにぴったりのシャンソン、世界的ヒット曲 エディット・ピアフ「愛の讃歌」ヴァイオリン編曲は大政直人さん。
 コラボ2曲めは「クリスマスメドレー~ひいらぎ飾ろう~ジングルベル~サンタが街にやってくる」
 テレビの前で一緒に歌ってくださいね!

おんがく交差点 vol.398 コラボレーション名曲集第48弾

2023.11.25(土)朝8:00より
BSテレ東にて放送

 おんがく交差点第398回はコラボレーション名曲集第48弾!
 今回も豪華なゲストと大谷康子さんのコラボレーションをお楽しみください。
 ほかではなかなか聴けない貴重なコラボです!

ティンパニ: 菅原淳さん
「Diversion for Timpani and Violin」
作曲: デイヴィッド・アヴシャロモフ

マリンバ: 塚越慎子さん
「アディオス・ノニーノ」
作曲: アストル・ピアソラ

竹製打楽器アンクルン: インダ プトゥリ(新谷たか枝さん 田村照代さん)
「インドネシア音楽メドレー」
(ハロハロ バンドン〜ラユアン プラウ クラパ)
編曲: 森川拓哉

(大谷スタッフ)