先日愛知のヴァイオリン界のすばらしい教育者として有名な宮島克実先生のクラスのコンサートで演奏させていただきました。その時に八勝館に連れて行ってくださいました。むかしむかし、母が「すばらしい料亭…」と話していたのを、なにしろこどもでしたので…おぼろげに思い出しました。
昭和天皇も泊まられたお部屋がお庭の中に見えます。照明も素敵で、お食事の部屋を少し暗めにして木々の緑が艶やかなお庭をしっとり見せてくださる趣向です。

お節句が近い…とあって、ちなんだお食事。器もお料理も…本物とはこういうもの…と感激しました。桜えびの炊き込みご飯が、ご飯の上に素揚げしたサクサクの桜えびがさらに載っていて、あまりに香ばしくてなんと4膳もおかわりしてしまいました❗❗ほんとはもっといただきたかったな………。



そして今日4月22日は、大賀さんを尊敬し、偲び、感謝している人をおくさまが招いてくださいました。こちらがしないといけないのに……。ソニーの方やごく近い方ばかり、内輪の会でみなさんのエピソードに胸が熱くなりました。バリトン歌手だった大賀さんの「冬の旅」の録音が復元されて、あまりの美声、スケール大きく、深く豊かな表現、繊細なピアニシモ…に感動して涙が溢れ出てとまりませんでした。左脳と右脳、どちらも超一流の方なんて、世界中探してもなかなかいらっしゃいません。大賀さんにはどれだけ感謝しても足りません。今私が活動できているのも、大賀さんが認めてくださったことがずっと心の支えになっているからです。このことはいつかきちんとお話したいと思います。
これは今回のコンサートの、ステージ裏に飾ってあったお写真。左から芥川也寸志先生、黛先生、團伊玖磨先生(3人の会を組んでいらっしゃいました。)そして、単独で黛先生のお写真。颯爽とダンディーです!
そして毎年欠かさず伺っているお墓参り。今回はご子息の演出家、NHKプロデューサーの黛りんたろうさんもご一緒に。スマートで先生が現れたみたいでした。また私が番組に出させていただくようになった時からお世話になった、出光興産の遠山さんも久しぶりにお会いできました。ほんとになつかしい!







今日は下蒲刈の蘭島閣美術館ギャラリーコンサートです。
コーヒーの花の写真です