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| 皆様!”かわさきジャズ2016″大盛り上がりで終わりました! すばらしい批評もいただき、うれしいです。ぜひ読んでくださいね。 また来年2月4日横浜で山下洋輔さんとガツ~ンと演奏しますよ~! |
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2015年から始まった『かわさきジャズ』は、10日間という長期間にわたって市内各所で広く行われる都市型フェス。今年はグランド・フィナーレ公演が11月20日ミューザ川崎で行われ、3つの豪華な“meets”を切り口に大変な盛り上がりを見せた。 ~ 中略~ 第3部の「ジャズ meets ジャパン」では、ジャズ界の巨匠・山下洋輔が登場。共演者には当然ジャズプレイヤーが現れるかと思いきや、正統派クラシック・ヴァイオリニストとして去年デビュー40周年を迎えた大谷康子が登場。ピンヒール・ブーツに黒のショート・パンツにカラフルなトップスという出で立ちでクラシカルなイメージを覆し、客席を驚かせる。そしてオープニングはアンコール定番曲「Take a Train」から始まり、山下の足音に合わせて大谷が飛び跳ねるようにリズムを合わせ、両者がお互いのフィールド語法で自由に即興を繰り出す様は、まさに「架けられた橋の上」という様相でトップ・スピードの盛り上がりを見せた。その後続いた山下のメロディアスなオリジナル曲では大谷の柔らかいヴィヴラートが会場を満たし、そしてスペシャルゲストとして能楽囃子大倉流大鼓の大倉正之助が登場。邦楽独特の間、合いの手である掛け声と、山下のジャズ、そして大谷のクラシックな即興カデンツが入り混じり、「架けられた橋」で自由に舞い踊るプレーヤーたちに圧倒されるステージとなった。 最後は、山下、大谷のデュオにバンドネオンの三浦、ウッドベースの黒木が加わったスペシャル・アンコール。名曲「ス・ワンダフル」に続いてノリの良いタンゴの「エル・チョクロ」が始まり、大谷が舞台から降りて客席へ。階段を登って二階席まで近づき盛り上げる大谷につられ、観客も手拍子で応え参加し、自然と笑顔が溢れた、盛大なフィナーレとなった。 プレ期間から数えると約2ヶ月という長丁場の『かわさきジャズ2016』では、有料公演が12公演、無料公演は25か所で約40公演行われるという多彩な内容となった。様々なジャンルを源流とする“ジャズ”を切り口に、あらゆる「境」に橋を架け、未来へつなげる音楽フェス。来年に架けられる『橋』が待ち遠しくなるグランド・フィナーレとなった。text by yokano |
| 引用元: 『かわさきジャズ』グランド・フィナーレ、山下洋輔、大谷康子、三浦一馬、ファジル・サイらが架ける“橋” |
















9月21日新潟市秋葉区文化会館でのリサイタル。ピアノの金子三勇士さんとは6年振りの共演です。今や若手の超人気ピアニストの筆頭ですね。腕よし、人柄よし、しかもイケメン!
この秋葉区文化会館、今年2月に初めて演奏しました。新潟セントラルフィルの方々と、新潟出身ですばらしいヴァイオリニストだった稲庭 達(とおる)さんを偲んで…のコンサートでした。東京芸大附属高校からのなかよし!まさか稲庭君が亡くなるなんて思いませんでしたから、ほんとにつらく、悲しいステージでした。今回、この秋葉区文化会館、開館3周年のまさにその日によんでいただけて、これも稲庭君がきっと「やっこ!うちのおふくろも聴きに行くから、弾いてよ。」と繋いでくれたのだなあと思いました。稲庭君、ほんとにありがとうね!
このホールは建築的にもすばらしくて外に向かって開放的でもあります。またステージから客席を見ると、そのキャパより広く高く、空間が気持ちよくほんとに素敵なデザインです。すでに数々の建築賞を受けられ、今月は六本木の国際文化会館で「村野籐吾賞」を受けられる予定です。また山北館長さんがすごい感性の方で、今年ラフォルジュルネの会場に選ばれたこともあり、”自然”を大切にした詩を書いていらっしゃるのを読ませていただきました。いいですね~。みんなでこういうことをだいじにしていきましょう! ホールの経営の方や会館の方、ステージの方々にもよくしていただいて3周年をお祝いするコンサートにできて、よかった~! そしてお聴きいただいたたくさんの方々、喜んで下さって盛り上がりましたね。私もうれしかったです。ありがとうございました!