パリのゴランさんのお宅でリハーサルをしています。5月24日水戸の佐川文庫ホールで一緒にリサイタルをするための合わせです。今回はサン=サーンス、プーランク、フランクのソナタにラヴェルのツィガーヌという重量級のコンサートです。お宅には坊っちゃまの作ったLEGOのすごい!世界が広がっていてびっくり。ストーリーになっているわー!と言ったら、ゴランさんが音楽と同じだよ!と明言。何枚か写真を撮りました。
ゴランさんとのリハーサルはエキサイティング!
不思議に、私は自然になれるんです。水戸のコンサート、楽しみだわ~。
今日はこどもの日! こどもは世界の宝、未来の創造者~~クリエーターです。昨日のコンサートはホールにこどもさんたちがい~~っぱい、始まる前から元気な声が聞こえてうれしかったです。
こどもは正直!心に響く演奏をすると集中してピタッと静かになりますね…。そして指揮はもちろんのこと、お話や演出もすばらしくエンターテイナーのホリヤンこと堀 俊輔さんの質問にはた~くさんのこどもが「はい、はい!!」と手を高く挙げて元気に答えていました。こういうコンサートは、感性豊かなこどもに育ってもらうためにも大切ですね。
30年以上も続けている客席での演奏。こどももおとなの方にも喜んでいただけます。中には涙を拭う方もいらして私までもらい泣きしてしまいます。
オーケストラはテアトロ ジーリオ ショウワ。中に東京音大の私のクラスの卒業生もたくさんいて、一緒に演奏できてしあわせでした。
この音楽祭はたくさんのボランティアさんの応援があって成り立っています。ガールスカウトのかわいいお友達と川崎市民のボランティアの方々と撮りました。
ステージで盛り上がりました!ホリヤンも当時の正装〈かつら〉を着用。
大成功でほっとした表情の企画者くまさんこと熊谷さん(日本を代表する名トランペット奏者)とホリヤン、私。
photo(#1, 3, 4, 5, 6)by (c)GONTZ
先日愛知のヴァイオリン界のすばらしい教育者として有名な宮島克実先生のクラスのコンサートで演奏させていただきました。その時に八勝館に連れて行ってくださいました。むかしむかし、母が「すばらしい料亭…」と話していたのを、なにしろこどもでしたので…おぼろげに思い出しました。
昭和天皇も泊まられたお部屋がお庭の中に見えます。照明も素敵で、お食事の部屋を少し暗めにして木々の緑が艶やかなお庭をしっとり見せてくださる趣向です。
お節句が近い…とあって、ちなんだお食事。器もお料理も…本物とはこういうもの…と感激しました。桜えびの炊き込みご飯が、ご飯の上に素揚げしたサクサクの桜えびがさらに載っていて、あまりに香ばしくてなんと4膳もおかわりしてしまいました❗❗ほんとはもっといただきたかったな………。
ソニーの元会長 大賀さんが亡くなられてもう6年です。先日はご自宅に伺って、大賀さんがご自身でよく作って下さったローストビーフを、緑おくさまがお料理してくださいました。大賀さんの立派なお写真。ルノワールの素敵な絵の前で、緑おくさまとチェロの宮田大さんと撮影しました。
そして今日4月22日は、大賀さんを尊敬し、偲び、感謝している人をおくさまが招いてくださいました。こちらがしないといけないのに……。ソニーの方やごく近い方ばかり、内輪の会でみなさんのエピソードに胸が熱くなりました。バリトン歌手だった大賀さんの「冬の旅」の録音が復元されて、あまりの美声、スケール大きく、深く豊かな表現、繊細なピアニシモ…に感動して涙が溢れ出てとまりませんでした。左脳と右脳、どちらも超一流の方なんて、世界中探してもなかなかいらっしゃいません。大賀さんにはどれだけ感謝しても足りません。今私が活動できているのも、大賀さんが認めてくださったことがずっと心の支えになっているからです。このことはいつかきちんとお話したいと思います。
そうしたら帰りにまたびっくり!大賀さんが私の演奏について、書いてくださってあった文章が出てきたそうで、秘書の芦澤さんが見せてくださいました。またまた溢れる涙……。私、本当にがんばります。大賀さん、見ていてくださいね。
黛先生が亡くなられて20年。私は主にテレビ番組「題名のない音楽会」を通じてお世話になりました。番組の進行や内容、また楽曲に対するアプローチでも、もやもやしていたことがあったとしても、先生の一言で、いつも不思議なくらいスッキリと解決しました。冴え渡った方でした。もっとたくさん、教えていただきたかったです……。
これは今回のコンサートの、ステージ裏に飾ってあったお写真。左から芥川也寸志先生、黛先生、團伊玖磨先生(3人の会を組んでいらっしゃいました。)そして、単独で黛先生のお写真。颯爽とダンディーです!
そして毎年欠かさず伺っているお墓参り。今回はご子息の演出家、NHKプロデューサーの黛りんたろうさんもご一緒に。スマートで先生が現れたみたいでした。また私が番組に出させていただくようになった時からお世話になった、出光興産の遠山さんも久しぶりにお会いできました。ほんとになつかしい!
毎年声をかけて下さる、番組の元プロデューサーで現 東京芸大教授の大石泰さんのお蔭で毎年たくさん集まります。みんな黛先生に感謝しています。
4月12日 すっきりときれいになった川崎駅の地下街〈アゼリア〉で、日本屈指のマリンバ奏者宅間久善さん、気鋭のジャズピアニスト リン・ヘイテツさんとお祝コンサートで大いに盛り上がりました。この写真をご覧ください!人、人、人。開演前から続々いらして下さって、熊本チャリティーも兼ねている着席用の椅子はまたたく間に埋まり、たくさんの方が1時間立って聴いて下さいました。こういうオープンな場所は赤ちゃんや小さいお子さんにも気軽に楽しんでいただけるからうれしいですね。私は長年、35年間くらいかな?、お客様の中に入って演奏したり、お子さんたちのそばまで伺って演奏して、ヴァイオリンの生の音を聴いていただき、また楽器も近くで見ていただいていますが、小さい方も目を輝かせて聴いています。
いい機会を作って下さったアゼリアさん、ありがとうございました!
以前のような定期的なコンサートを望んでいる方が大勢のようですね。またきっとね……!!
皆様、これはキエフ国立フィルとの共演、うれしいことに私のめざす音楽的方向と指揮者ミコラ・ジャジューラさんの音楽が一致して、柔軟にまるでドライブするように、スケール大きく指揮してくださいました。
これがきっかけで今年5月ウクライナの〈キエフの春 音楽祭〉に招聘され、再び共演してきます。
6月末から7月上旬のモスクワフィル日本ツァーで、今回はユーリ・シモノフさんの指揮でチャイコフスキー(川崎、宮崎)、プロコフィエフ(東京芸術劇場~池袋)を共演します。シモノフさん、モスクワフィルとは初めてで、今から楽しみでわくわくしています。
皆様もぜひこの出会いを聴きにいらしてくださいね!
川崎のP席などは売り切れています。
よいお席はお早めにお願いいたします!!